東京(横浜)〜大阪(京都)間の移動方法比較、安く行く方法は?【2020年版】

東京駅 交通

【 この記事の対象者 】
・東京(横浜)〜大阪(京都)間の移動方法を知りたい
・できるだけ安く上の区間を移動したい
・色々な移動手段を比較したい

【 この記事の信憑性 】
陸・空とわず、この区間を何往復したかわからない元出張族・旅行趣味の著者が解説します!



都市間移動のいろは

 まず、都市間移動とは面白いもので、最速の乗り物である飛行機が最良とは限らないのが常です。

 それは、今回の移動における「東京〜大阪」間においても同じです。

 陸マイラーが多い今、東京〜大阪間の飛行機は新幹線より手頃に行ける人がゴロゴロいる現状です。

 便数も多いですし、マイルも10,000マイル少しあれば往復できるので楽チンですね。

 ですが・・・伊丹空港や関西国際空港は大阪・梅田・ユニバーサルスタジオからは遠いですよ。

 ですので、当ブログでは「東京〜成田」の移動や「空港〜大阪駅」の所要時間も含めて移動時間を算出していますよ。

 さらに、2020年は例年高くなるあのプランが思いの外安くなってます。

 都市間移動の基本は「時間を金で買う」です。

 まずは、早いサービスほど高くなっていき、それに快適性が加わるとさらに高くなっていきます。

 では、各移動手段を比べていきましょう。





空路

速度  :★★★★★
価格  :★★★☆☆
使い易さ:★★★☆☆
対コロナ:★★★☆☆

 空路は主にANAやJALといった大手飛行機会社、スカイマークのようなLCCが存在します。

 当ブログを見ている人の中にはANAやJALのマイルを大量に持っている人もいると思いますが、一人当たり往復10000マイル前後って、結構勿体無いですよ。

 先得とかの割引料金は変動があるので、定価、株主優待料金、マイル、一緒にマイル割(おともdeマイル割)とかの料金を算出してますよ。

 では、見ていきましょう。


比較:新幹線 東京〜新大阪(指定席) ¥14,720

JALANALCC
定 価26,25024,9503,500〜5,000
優待割引+優待券
「合計」
13,400+1,450
「14,850」
12,750+1,600
「14,350」
一緒にマイル割
(お供でマイル)
※二人〜
5,625
+10000マイル
5,350
+10000マイル
マイル12,000
〜20,000
10,000
〜15,000
所要時間 東京〜大阪
(東京〜成田)
空港〜大阪
1時間10分
40分・860円
1時間10分
40分・860円
1時間50分
(70分・1000円)
40分・860円
合計・3時間40分
※うち一人分の片道料金

 まず、今年は各航空会社の株主優待券が格安なので、新幹線の料金とほとんど変わらなくなっていますね。

 新幹線とあまり変わらない値段で、新幹線よりも少し早く移動できます。

 ただ、実際は空港のチェックインや空港から大阪までの所要時間を考えると、結局新幹線と変わらないと思いますよ。

 もちろん、「一緒にマイル割」とか「無料航空券」を使えるなら、新幹線より遥かに安く移動できますよ。

 まあ、この区間で使うなら沖縄とかの方がいいでしょうけどね。

 一方、LCCは高騰していても片道1万円程度ほとんどが3500〜5000円程度と安いです。

 時間は羽田から行くより遥かに時間かかりますし新幹線より遅いですが、その代わりに安いですね。

 時間がかかる手段は基本的に安いですよ。これは結構バランスがいいですね。


 ただし、京都に行く場合は空港から遠いので不推奨ですよ。

 逆に横浜に行く人は羽田から近いのでオススメです。

 もっとも、横浜に行くなら新横浜で降りればいいので新幹線が一番楽ですけどね。





陸路

 陸路の具体的な移動手段は車・夜行バス・新幹線・普通電車となりますが、今回は車は省いて考えます。

 新幹線は代表的な手段ですが、時期によっては普通電車が最安の手段ですね。

 東京〜大阪間の移動は時間をかければかけるほど安くなりますが、その代わりに疲れるので丁度いい配分の時間を決めて使いましょう。

 では、一つずつ比べていきましょう。




夜行バス

速度  :★☆☆☆☆
価格  :★★★★★
使い易さ:★★★★☆
対コロナ:★★☆☆☆
(特例では★★★★☆)

値段:2500円〜18,000円
時間:9〜10時間

「時間をかけた分安くなる」という方式に則りながら、快適性を追い求めると一気に値段が高騰する「夜行バス」の紹介です。

 とても評判がいい個室の高速バス「ドリームスイーパー」ともなると、値段も片道18000円以上と新幹線を超えます。

 3日前の割引でも15,000円・・・これでも新幹線と同額くらいですね。

 一方、快適性がない夜行バスだと2500円とほぼ最安値レベルで大阪まで行くことができます。

 コロナ対策もある程度はしてるみたいですが・・・正直、私から見ると少し怖いですね。

 かといって、がっつり対策できてそうなドリームスイーパーを使うと、新幹線を超える値段・・・難しいですね。



新幹線

速度  :★★★★☆
価格  :★★★☆☆
使い易さ:★★★★★
対コロナ:★★★☆☆



通常料金
(指定席)
¥14,400
金券ショップ¥13,200〜13,500
EX早得(21日前)¥11,200
EXこだま
グリーン早特
¥11,410
ぷらっとこだま通常期:¥10,700
繁忙期:¥12,300
所要時間のぞみ:2時間30分
こだま:3時間54分
※のぞみ(指定席)で計算してます。

 おそらく、この区間を移動する一番代表的な手段でしょう。

 まず、新幹線を使う場合は「早い時期に予約できるか」「1時間20分を3500円程度で買うかどうか」が焦点となります。

 早い時期から決まっている旅行なら、早得21でかなり安価に新幹線を予約できます。

 それができない場合は、金券ショップの回数券を使うか、回数券が使用できない期間なら通常料金で定価を払うか。

 あとは、1時間20分余分に時間をかけて安く済ませるかとなります。

 ぷらっとこだまはJR東海ツアーズが販売している旅行商品で、数日前に予約しないといけない不便さはありますが、ワンドリンク付きで安くすみますよ。

 予算に余裕があれば、グリーン車にしてものぞみの定価に届きませんね。




普通電車(青春18切符)

速度  :★☆☆☆☆
価格  :★★★☆☆
価格(18切符):★★★★★
使い易さ:★★★☆☆
対コロナ:★★☆☆☆

価格
(青春18切符)
8,910円
(2,410円)
所要時間9〜10時間程度
便利な電車ホームライナー浜松・沼津
新快速
ムーンライトながら(運休)

 最安値になる青春18切符に関しては上の記事をご覧ください。

 それ以外の手段で移動する場合は正直コスパが悪いですね。

 この値段を出すなら、次の手段を使ったほうがコスパいいと思いますよ。

 別記事でも詳しいルートは書きませんでしたけど、乗り換えのルートは以下の通りですよ。

東京〜熱海〜興津(沼津)〜浜松〜豊橋〜(名古屋)
〜大垣〜米原〜(京都)〜大阪

 赤字の区間は初心者には結構きついので、しっかり回避方法を考えると楽に旅できますよ。

 特にきついのは熱海から浜松あたりまでですね。ホームライナーとか使えば楽ですよ。





夜行電車を使う(大阪→東京)

速度  :★★☆☆☆
価格  :★☆☆☆☆〜★★★☆☆
使い易さ:★★★☆☆
対コロナ:★★☆☆☆〜★★★★★



サンライズ出雲・瀬戸 大阪→東京価格表

値 段11,870円
(運賃8,910円+特急2,960円)
時 間大阪 0時34分 → 東京 7時8分
座 席ノビノビ座席(530円)
一人用寝台ソロ 6,600円
シングル 7,700円
シングルツイン 9,600円
シングルデラックス 13,980円
二人用寝台シングルツイン 15,100円(二人)
サンライズツイン 15,400円(二人)

 大阪から行くとき限定ですが、現存する夜行電車に乗って東京に行くという手段もありますよ。

 ノビノビ座席は安い代わりにざこ寝みたいな感じなので、コロナ対策は正直微妙です。

 一方、寝台車はガチで個室なので、現在存在する中でも最良の交通手段ですね。

 ただ、寝台をつけると余裕で新幹線の値段を超えるので、お金で安全性を買っているような感じです。

 コロナに対して神経質なうちの人でもワンチャンある驚異の移動手段、サンライズ出雲。

 東京から行く場合は大阪ではなく姫路に泊まるので、姫路から折り返してもいい人が使う電車ですよ。

 登りは大阪にとまるのでいいですよ。





全交通方法比較

交通手段価 格所要時間
飛行機(大手)
マイル未使用
14,350〜26,250円1時間10分
飛行機(大手)
マイル未使用
無料〜5,350円+マイル1時間10分
LCC3500〜5000円
別途、成田までの交通費
1時間50分
東京〜成田 1時間10分
夜行バス2,500〜18,000円9〜10時間
新幹線10,700〜14,400円のぞみ:2時間半
こだま:約4時間
普通電車
(18切符)
8,910円
(2,410円)
9〜10時間
夜行電車
大阪→東京
11,870円
+寝台利用可能
6時間半程度

 値段の安さならLCC、青春18切符、マイル利用で飛行機など。

 バランスを考えると夜行やぷらっとこだま、一緒にマイル割などがいいですね。

 単純に早く行きたいなら、空港が少し遠いので新幹線で新大阪いくのが一番早いですよ。





最後に

 今回は前回に続いて交通の記事です。

 東京〜大阪間はビジネスでもプライベートでもかなり研究した区間なので、それをまとめて記事にしました。

 この区間はみんな頻繁に移動する割に、普通にじゃらんパックで飛行機とか新幹線をとって自由度が低くなったり、逆に高くなることもあります。

 私は基本的に旅程は自分で組まないと気が済まないし、泊まるホテルを考えるとバカみたいな額の予算を組まないといけないので毎回行き帰りを考えてます。

 今回は、その研究成果を提出している感じですね。

 今年は飛行機が全体的に安いですが、例年はもっと高いですからね。

 このボーナスタイムをどう使うかは、皆様に任せます。

 あなたに会う交通手段が見つかれば幸いです。

 では、他の記事でもお会いできたら嬉しいです。

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