【この記事の対象者】 ・岩手県の高級な外資系ホテルを探している ・温泉つきの高級ホテルを探している ・スキーに適した高級ホテルを探している ・都会の喧騒を離れ、ゆっくりしたい ・全室クラブ対応のホテルに興味がある
※併設しているクラウンプラザの宿泊記はこちら
ホテル概要と簡単な前書き
ホテル名 | ANAインターコンチネンタル安比高原リゾート |
住 所 | 〒028-7306 岩手県八幡平市安比高原117-46 |
開 業 | 2022年2月25日(予告ほぼ無し) |
部屋数 | 38室 |
レストラン | 白露(メインダイニング) 簣(バー) |
他施設 | ロビーラウンジ(クラブ) 温泉・スパ フィットネスクラブ スキーロッカー 連絡通路(超便利) |
旧安比グランドホテルをクラウンプラザにリブランド(建物はそのまま、経営陣を変えることを言います)し、その横に新設されたインターコンチネンタルホテルです。
しかもこのホテルは全室クラブクラス対応という、オールインクルーシブならぬクラブ・インクルーシブを行うホテルであり、開業前から注目を集めていました。
プレジデンシャルスイートをあり得ない(安すぎる)値段で販売したり、開業延期した後に開業する当日に一瞬だけ予約を受け付けたりと、前から噂続きでした。
かくいう私もIHGが好きなので期待していましたが、「だ、大丈夫なのこのホテル??」と本気で心配したのを覚えています。
そのため、開業当時から飛び込まずにしばらく様子見をしていましたが、案の定、開業直後特有のゴタゴタが噂で流れてきます。
そんな噂も薄れ、少し暇を持て余した開業1年目と少し経ったゴールデンウィーク。
「そろそろ頃合いかな?」と思い、元々は一泊の予定でしたが当日予約でもう一泊追加してふらっと行って来ました。
(開業日に行けなかった事の異種返しではありません。断じてありません)
閑散期に行ったからか想像を遥かに上回る素晴らしさでしたので、ここで紹介いたします。
アクセスについて
①盛岡から車で行く (下道1時間と少し、高速で1時間程度) ②電車で安比高原駅まで行き、送迎車を依頼する (盛岡から1時間10分程度。1日7便のみ) ③仙台からの高速バスで向かう(冬限定)
このホテルは盛岡からさらに1時間程度北に行った山奥にあります。
恐ろしいことにクラウンプラザ安比高原はミニ商店街搭載ですので菓子や飲み物、お土産やお酒、ちょっとした薬程度なら手に入ります。
ただ、それ以外となると最寄りのローソンですら車で5分以上かかります。
こちらとしてお勧めしたいのは、
①雪がなければ車。無理なら電車だが最大でも15時にはチェックアウトすること
②スノーシーズンは仙台からのバスか車
③車での移動は極力、明るいうちに行うこと!
以上3点です。
電車に関してですが、恐ろしいことに安比高原→盛岡駅行きの電車は、15時35分の次が19時42分と4時間の間隔が空きます。
アンバサダーのレイトチェックアウト延長で16時までいた日には、そのまま無人駅で3時間半待機という苦行が待っていますのでご注意ください。
我々は車で行ったので16時アウトしましたが、他のホテルではアンバサダー会員で混み合うのに我々のみで驚きました。
では、基礎知識は終わりましたので実際の宿泊記に移ります。
到着〜チェックイン〜入室
車で盛岡から走って1時間、もしくはホテルの送迎車(要予約)に乗りホテルに向かうと、まずはレリーフがお出迎えです。
ホテルの並びは駅側から「安比プラザ→クラウンプラザ→インタコ」ですので、クラウンプラザが見えたら次だと思いましょう。
昼間はドーンと存在感を持って。夜は人工光を浴びながらしっとりと道端に佇んでいます。
このレリーフの横にある道を登ればホテルです。長旅お疲れ様でした。
坂を登ると、緑色の不思議な建物がドーンと聳え立っています。
外観に関してはクラウンプラザに比べて派手さはなく、静かに佇んでいる印象を受けました。
我々は車でしたのでテコテコ運転しながら入り口の前に横付けします。
ホテルの前に車をつけると、スタッフの方が気づいて寄って・・・来ませんでした。
「え? この価格帯のホテルでお出迎えなし?」
「常駐がいないのは土地柄仕方ないけど、ゲストの到着に気づく仕組みがない・・・だと・・・?」
到着が19時と少し遅め(岩手基準)だったとはいえ予想外の展開。
思わず ( ゚д゚) な顔になりましたが、気を取り直してホテルの中に進みます。
入り口に入ると、まずはカートとかが置かれているスペースが。
「ここにベルデスク作った方がいーんじゃねーの??」と素で思いました。
入り口もここもスタッフさんがいないのは、岩手とはいえ流石に不用心ですね。
そこをくぐると長い廊下があり、その先には遠目に噂のドラゴンアイのレリーフが見えます。
ドラゴンアイは八幡平の代表的な自然現象で、とても美しいと評判らしいですよ。
「ここまで容易く不審者の侵入を許すとか、城攻めならもはやツミでは?」とセキュリティ面を少し不安に思いつつも奥に向かいます。
ドラゴンアイのレリーフを正面に右手を見ると、そこには圧巻のロビーラウンジがありました。
レセプションのすぐ横にはレストランがあり、華やかな感じです。
レセプションはありますが、ロビーと一体化したタイプ。背の高い天井が開放感を演出し、とても雰囲気がいいです。
パークハイアット京都ほどの突き抜けた感じはありませんが、非常に美しいラウンジです。
ここまでくると流石にレセプションに人がおり、私を出迎えてくれました。
(なお、滞在中にいないことも多く、頼み事があってもできないケースが時々ありましたよ)
私の名前を聞くとゲストと認識してくれたらしく、荷物運びやバレーパーキングなどテキパキと力を貸してくレました。
私と連れはウェルカムドリンクを飲んで、ラウンジでボケーと待っていればいいだけなので非常に楽だったのを覚えています。
グラスが反射するので写真は撮れませんでしたが、シャンパンやソフトドリンクなどが選べましたよ。
昼になると光量と窓の外の開放感が一気に広がり、ラウンジ全体が色づき始めます。
ここでこのラウンジはこの空間だけでなく、窓の外の風景も揃えて完成することに気づきました。
私は昼のラウンジはかなり好きで、時々訪れてのんびりさせていただきました。
ラウンジの奥にはこぢんまりとしたミーティングルームが。
秘密基地みたいで素敵な作りですね。
ラウンジ横の廊下には階段とトイレやエレベーターホールがあり、奥にはクラウンプラザへの連絡通路と客室があります。
そう、このホテル・・・階段があるんですよ。
これって実は低階層ホテルでは重要なグッドポイントで、あるかないかで機能性が大きく変わります。
少し周りを探検しているうちにチェックインの手続きも終わり、お部屋へと案内されました。
先ほどのエレベーターホールでエレベーターに乗り、お部屋に向かいます。
エレベーターは2台。広すぎず狭すぎず。
この室数のホテルなら十分だし、何より階段は最強の移動ツールです。
パブリックエリアと客室エリアの間にはカードキーがないと入れない自動ドアがありました。
カードキーで扉を開け、中に入るとふかふかの絨毯のひかれた長い廊下があります。
ここのホテルは1部屋1部屋が大きく、客室数の割にホテル自体が大きく感じられました。
今回の宿泊では飛び石で「プレミアム テラス付」と「プレミアムスイート テラス付」の2部屋に泊まりました。
それを追って紹介していこうと思います。
部屋紹介
2クイーン プレミアム テラス付
入るとまずは玄関スペース。
あらじふ、この時点でホテルが当たりだと確信。普通の部屋で玄関あるのは凄い。
しかも玄関は扉で仕切ることができ、下駄箱も完備です。
惜しいのは、せっかく設計者がここまで完璧な演出を用意したのにスタッフの皆様がその意図を活かしきれていないこと。
もしリッツカールトン日光のようにベッドルーム側の扉のそばにスリッパを置き、
「よろしければ、こちらでスリッパにお履き替えの上、お進みください」
と告げるだけで、この空間の価値は一気に変わります。
わかりやすい靴を脱ぐ場所を提供することで、まるで自宅のように玄関が「オンとオフの境界線」になるのです。
外国人のゲストに対しては日本の風習を伝えることで日本観光に来たことを強く思わせ、日本人のゲストには自宅のような安心感を提供する。
スイートルーム以外の部屋で玄関を用意するというのは、「自宅のような安らぎを提供することへの意思表示」だと思っています。
それ故に、この空間を活かしきれないのは惜しいと思いました。
玄関を抜けると、すぐそこはベットルームです。
「・・・あれ? なんか思っていたより広くない??」
ウェブサイトで何度もこの部屋の写真を見ていた我々は実際に部屋に入り、思わず首を傾げました。
これはおそらくWebサイトの写真が奥行きを感じさせないからだと思いますが、この部屋はイメージより遥かに広いです。
照明の配線も非常に細かく、本当に設計が丁寧・・・ゲストのことを考えて作ってくれたことがわかるいい作りです。
また、カーテンは枕元のスイッチで開閉するタイプでした。
スタッフさんにも「手動で開けないように」と注意されたので、開ける人が多いんだろうなぁ・・・
夜は何も見えませんが、昼は一気に景色が色づきを取り戻します。
圧巻の景色は自然100%ですが、これだけでもうお腹いっぱいです。
もう少し暖かくなれば、テラス席でのんびりなんていうのも良さそうですね。
二人掛けのテラス。
まだ寒いから使いませんでしたが、クッションが倒れてた。
(´・ω・`)
部屋の隅にはバーエリアが。
和の美しさが凝縮されていてため息が出ます。
冷蔵庫。中にはミニバー。
必要なものは一通り揃っている印象。
寝室の横にはウォークインクローゼット。狭すぎず広すぎず。
スリッパやワンピースタイプの寝巻き、金庫もこちらにありました。
化粧台並びにトイレとベッドルームの間にも扉。思わず唸る。
この空間がうちの人には非常に良かったらしく、遊び場にして遊んでました。
椅子の高さもかなりグッドだった模様。
ウェットエリア。圧巻の一言。
檜バスの存在感が非常に凄まじく、温泉が出ないことが非常に悔やまれます。
スイートでないのにも関わらず二頭シンクで非常に使いやすかったです。
シャワーブースはハイアット横浜のスイートと同じでボタンを押せば決まった水量が出るタイプ。
うーん。どこまでもゲストのことを考えていて非常に素晴らしいです。
昼間のバスルームは、この圧巻の景色を眺めながら半露天風呂みたいな感じで入浴できます。
二人で入っても余裕のサイズですので、うちの人と二人でお風呂に入りながら景色を眺めて少しのんびりしました。
では、次はスイートルームの紹介に移りましょう。
1ベッドルーム スイート テラス付
プレミアムスイートは部屋番号下二桁「10」の部屋のようです。
(下を見下ろすと、同じエリアの庭が広かったです)
この前々日に泊まったプレミアムルームより温泉に遠かったので、少しだけ(´・ω・`) ですがセキュリティ上を考えれば普通ですね。
玄関。ひっろい!!!
靴箱とか明らかに2代くらいの親族でくることを想定しているサイズで少しびっくりしました。
大きな姿見もあり、非常にグッド。流石ですね。
入り口のすぐ横にはトイレもあります。
トイレが二つあるスイートルームは正義。古事記にもそう書いてあります(大嘘)。
入ってすぐのところにあるリビングエリア。
ルームサービスの昼食も食べましたが、このテーブルは非常に重宝しました。
椅子の座り心地もよく、テレビを見るにものんびりできて良かったです。
そこから左手を見ると・・・
圧巻の広さ。家族6人くらいで暮らしても問題なさそうな配置。
流石に私たち二人ではこのスペースを生かしきれないので、ほとんどベットかテレビ側のテーブルにいました。
夜は少しソファーでのんびりしながら雑談したりとか、その程度。
ベットルーム。テレビの配置がマジで糞。
可動式モニターアームでもついてるかと思って動かしたところ、全く動かず・・・
このテレビって誰が使うの??
さっき言い忘れましたが、このホテルのベッドはリッツカールトンより少し劣る程度のメチャクソ気持ちいいベッドですよ。
ベッドルームとリビングへ変な仕切りで視覚的に遮断することは可能。
まあ、要は・・・テレビの音とか凄い聞こえるよ。防音性は皆無。
冷蔵庫周りはプレミアムと大差ないので割愛します。
部屋の隅に上のような収納スペースがあり、仕切りを出して引いてくんですが・・・
私も上手くできなかったけどみんな同じなのか、開業1年目で床がもう傷だらけでした。
普通に襖でも作れば良かったのでは・・・???
寝室の横には普通の部屋と同じ化粧台。
一つ違う点があり、右手はトイレだけど左にはウォークインクローゼットがあります。
2枚目がトイレ、3枚目がクローゼットです。
バスルームは特に変更点なし。
テラスは普通の部屋の倍程度。ここも大人数ならかなり活かせそうですね。
二人だと少し持て余しましたが、椅子に座って少しのんびりしました。
ただ、スイートルームの場合は左手の林との距離が短くなり、普通のプレミアムよりも微妙に景色が悪くなります・・・
これがこの部屋の数少ない欠点ですね。
最終日はこの部屋で16時までのんびりし、しっかりと昼食もいただいてからホテルを後にしました。
このダイニングテーブルが本当に優秀で、非常に重宝しましたね。
スイートルームの紹介は以上ですので、部屋の総評に移ります。
総評
・プレミアムルームの完成度やばい。この時点で既に極点。
・スイートは大人数なら検討の余地あり。二人だと持て余す。
・風呂はどちらの部屋も変わらずとても良い。
・景色はプレミアムの下二桁数字小さい方が良いと思う
「ワンポイント」 ・館内用スリッパなどはない(フロント確認済) →温泉はスリッパの移動なので不便 ・温泉用タオルはインタコ標準サイズ →CP安比高原みたいに部屋に温泉用タオルあると便利
まあ一言で言うと、「プレミアムルーム、やばたにえん(褒め言葉)」ですね。
プレミアムルームはアンバサダー会員ならボトムの部屋という認識でいいと思います。ほぼここになります。
風呂はプレミアム以上だと変わらないので変わりはないですし、温泉があるのでおまけという認識。
次回泊まるならプレミアムでいいかなぁ・・・と思います。
クラブサービス
このホテルは全室クラブ対応のため、全ゲストがフードプレゼンテーションを楽しむことができます。
現在はバータイムではなくアペロタイムと、軽めの前菜とお酒を楽しむ時間になっていますが、ほぼフルサービスですね。
ティータイム
ホテルに到着した際、ティータイムの時間に間に合えばこのようなティーセットが振る舞われます。
3段式のトレイはインターコンチネンタルのスタンダードなスタイルですが、お皿がガラスで「おおー」となります。
この時の構成は上の通りです。
全体的にフードメニュー多め、スイーツ少なめのティーセットですね。
フードもスイーツも美味しく、紅茶やコーヒーと一緒に美味しく召し上がりました。
アペロタイム
夕方に再びロビーを訪れると、今度はお酒の時間です。
アペロタイムはバータイムとまではいかず、ちょっと前菜が出てくる感じでした。
品数が少ないですが、元々我が家はお酒をあまり飲まないので食前のおつまみとして丁度いい量でした。
朝食
起きて朝になると、レストラン白露で朝ごはんが振舞われます。
ここのホテルの印象ですが、これだけ洋風な感じでありながら和食がかなり美味しいです。
朝食の中ではこの豚汁御膳が美味しすぎて開眼するレベルでした。
朝食はハーフビュッフェスタイルで、フルサービス時はこちらにビュッフェが配置されていました。
品数もそこそこ多い上に日替わりのメニューもあり、かなり良かったです。
一方、1日目は泊まっている人も少なかったせいかビュッフェもかなり簡素な感じのスタイルになっていました。
フルスタイルのビュッフェを楽しみたい方は土日や大型連休に泊まってフルスタイルのビュッフェを堪能しましょうね。
レストラン白露
レストランは非常に雰囲気がいい上に広く、基本的に混雑することはなかったです。
特に初日は我々しか利用者がおらずに貸切状態で、最高にいい気分のまま食事できました。
外のこちらの方でも食べてみたかったのですが、スタッフのお姉さんに素敵な笑顔で
「夜は灯りに釣られて、かなりの数の虫が寄ってきますよ」
と言われ断念しました。
夕方にアペロタイムを食べるとかは大丈夫みたいだけど、事前に申告が必要だと思います。
稲庭うどん。初日にチョイスしましたが、細くて美味しかったです。
うどん自体もツルツルして食べやすく、スープはあっさり目でうまうまでした。
龍泉洞黒豚 ロース。お肉は柔らか、ソースも美味しい。
ライスと一緒にもぐもぐと。
季節のサラダ。かなり風変わりな逸品!
完全に地元で取れた野菜だけで構成されており、栄養価もたっぷりでした。
新鮮で美味しかった。
二人で12000円のコスパ抜群なすき焼き。超美味い。
我々みたいな少食カップルには量も丁度よく、大満足でした。
安比牛は安比リゾートの育てた銘柄みたいなので、いい経験でした。
デザートのモンブラン。口の中でサクッと溶ける。
常に美味しい料理を提供していただけて大満足でした。
ご馳走様です。
他施設紹介
このホテルでは他にもフィットネスルーム、温泉、バー、ルーフトップテラスなどがありました。
クラウンプラザにも多数の施設がありましたが、そちらに関してはこちらの記事をご覧ください。
温泉
3階の客室エリアとは逆側の場所に温泉があります。
温泉は写真の通り、タイミングによって交換しておりますよ。
すぐ横にはSPAもありましたが、こちらは常に閉まっていたので営業しているかは不明確でした。
温泉の中に関してはマナー上撮影していないので、公式サイトをご覧ください。
温泉としては2通りですが、左の方が岩手山が見えたり整いチェアが更衣室にもあったりと充実していた印象です。
湯質は季節にもよりますが、熱めだったり温めだったりするそうです。
ぬめりや色はなく、透明でさらさらした感じの温泉でした。
また、中には水・三ツ矢サイダー・乳酸菌が飲める冷蔵庫がありました。
フィットネスルーム
温泉の入り口の少し手前にはフィットネスルームがあります。
こちらはルームキーがあると入室できます。
利用しなかったのでわかりませんが、シューズやウェアは借りれたのでしょうか?
使っている方は時々見かけました。
中の設備は最低限という感じです。
バー・簣
バーの扉は常に閉められていて、正直よくわからなかったです。
場所は3階のエレベーターのすぐ近くにあり、重厚な扉が常に閉まっていました。
うちの人が下戸なので特に利用はなかったです。
スキーロッカー
一階、クラウンプラザへの連絡通路脇にスキーロッカーがありました。
オフシーズンですので誰もいない空間でしたが、この時期に見ると「強者どもの夢の後」という感じで結構乙な感じです。
連絡通路(重要)
1階の客室エリア脇にはクラウンプラザへの連絡通路があります。
これはこのホテルで暮らす上で非常に重要な施設です。
クラウンプラザや安比プラザに快適にアクセスできるかで滞在の快適性は大きく変わります。
インタコ→クラウンプラザはカードキー不要ですが、クラウンプラザから戻る場合は上の3枚目の写真のようにカードキーが必須です。
クラウンプラザ側は2階にアクセスしますので少し不便ですが、和食レストランの利用なら最寄ですね。
最後に
このホテルの最大の欠点は言わずもながらアクセスの悪さです。
盛岡、もしくは花巻空港までの移動。更にそこから1時間以上の移動時間・・・
私たちも片道4時間程度かけてホテルまで来たわけですが、そんな苦労とは裏腹に大変満足したままホテルを後にできました。
ホスピタリティは素晴らしく、料理は美味しいものばかりで、部屋のスペックはゲストを思いやるよう設計されている。
開業後1年、まだ足りないところも見受けられましたが、「また来たい」と思えたのでかなりいいホテルであったと思います。
次に来るとき、このホテルはどう変わっているのだろうか?
では、今回の宿泊記はここまでです。
また違う記事でもお会いできたら嬉しいです。
↓併設しているクラウンプラザの宿泊記はこちら