今回は、完全に趣味の話です。
今後は昔やったPeanuts旅行や、Peanuts 関連施設レビューとかも上げていきます。
・スヌーピーファンの人
・スヌーピーの原作に興味がある人
・だけど、どれから読んでいいかわからない人
・なんとなくスヌーピーに興味がある人
・スヌーピー(Peanuts)最終話をリアルタイムで読んでた。
・聖地(サンタローザ)巡礼済
・シュルツ氏晩年作のリトグラフ数点所持
・全集、日本版コミック、アメリカ版ペーパーバック所持
[ 超初心者向け ]スヌーピー? ピーナッツ?
それこそ、知らぬ人はいないのでは? と思うほど大人気のキャラクター、スヌーピー。
結構、「私スヌーピー好き」とか「うちに人形たくさんあるよ」っていう人はいます。
しかし、実際に原作を読んだことがある人って、国内だと意外に少ないです。
最初に解説するのは、「よく聞くPeanutsってなに?」という一番初歩の点。
スヌーピーの現状を日本で例えると、
「サザエさんに出て来る猫のタマが全世界的に爆発的ヒットを起こしてキャラクター製品が全世界規模で多数出回っている」
って感じです。
ここでいう、「サザエさん=Peanuts」、「タマ=スヌーピー」となります。
Peanutsはアメリカで1950年10月2日〜2000年1月3日まで連載された新聞についてるおまけ漫画です。
そのあと、作者であるSchulz氏が亡くなる翌日の2000年2月13日に最終回が掲載され、本作はスヌーピーがタイプライターを打つ姿とともに終わりを迎えます。
スヌーピーはそこに出て来る主人公、チャーリー・ブラウンの愛犬です。
そう、彼は主役を食うほど濃いキャラクターですが、主人公ではありません。
このPeanutsという漫画は、日本でいう「サザエさん」「ちびまる子ちゃん」「ドラえもん」クラスか、それ以上の知名度を本国で誇る超人気作です。
彼のオバマ前大統領も
という言葉を残している。
「アメリカの宝」と、当時の大統領が言うほどの作品。それがPeanutsです。
Peanutsの作品概要
連載期間 | 1950年10月2日〜2000年1月3日 (2000年2月13日の日曜版が最終回) |
連載話数 | 平日版:15421本 日曜版:2511本 |
コミック本 | 初出版は1952年。ありすぎて数不明 |
著者 ( 現代のイラストレーター ) | Charles Monroe Schulz ( Paige Braddock ) |
聖地 | Santa Rosa ( USA California ) |
Peanutsの概要を上にまとめました。
原作者のSchulz氏が亡くなった後、誰が本やグッズのスヌーピーの絵を描いているかと言うと、Paige Braddockさんです。
彼女は晩年のシュルツ氏のアシスタントを勤めた人物(しかも、Schulz氏からのスカウト!)であり、世界に二人しか居ないピーナッツキャラクターを描くことをSchulz氏本人に許可された人物です。
(もう一人はTom Everhart氏)
スヌーピーを描くときにSchulz氏が愛用していたペンを踏襲し、うまく書けないときは1日かけて描いた絵でも捨てると言う職人肌の方ですよ。
ちなみに、去年の暮れ、スヌーピーミュージアム開館時に来日されて、彼女自身がスヌーピーの描き方を教えてくれるって言うのもありましたよ。
私は抽選外れたから行けませんでしたけど!!(血涙)
ファンからすると「1万円超え? 誤差じゃん」って感じのサービスだったから競争率やばかった。
え? もう終わったことだし、知りたくても参加できないって?
先日、似たような講座がYoutubeにアップされましたよ。
見た瞬間コーヒー噴きました。やべえ、超やべえよ、これ・・・
現代でガチ公式の最先端の人による描き方講座ですからね。
話を戻しますが、Peanutsの原作は平日版が15421本、日曜版で2511本。
合わせて18000話程度という驚異的なエピソード数を誇ります。
そんな話数を目の前にしたら「何から読んでいいかさっぱりわからん・・・」となるのが普通でしょう。
年代ごとに特徴があるとか、そういう話は「全年代を広く読んでから出せる話題」です。
何から読んでいいかわからない・・・そういう人のために、オススメの本を次の項で紹介します。
Peanuts原作、オススメ本
選定基準は、
- 各年代のエピソードが広く浅く載ってる
- Schulz氏のコラムも載ってればなおよし
- 小型なら最高
って感じです。
コーヒーブッククラスは上級者向けですので、それは他の本を読んだ後、もっと詳しく知るために使いましょう。
では、紹介していきます。
スヌーピーの50年 世界中が愛したコミック『ピーナッツ』
まずはこれ、「スヌーピーの50年 世界中が愛したコミック『ピーナッツ』 (朝日文庫)」です。
これはPeanuts50周年記念本の文庫版です。
・各年代のエピソードが幅広く載っている。
・Schulz氏がまだ存命でインタビューとかも載ってる。
・文庫本で持ち運びしやすいし、安価に手に入る
以上の理由から、当ブログでは初心者さんに一番オススメの本です。
Peanuts原作を読む上でして欲しいことは、最初は日本語訳で、2周目以降は「英語を自分で訳して読む」のがオススメです。
英語の勉強にもなりますし、何より、Schulz氏の言いたいニュアンスを自分なりに解釈して、物語をさらに深掘りできます。
その上で、この単行本は一番使いやすいですね。
私も学生時代に買ってボロボロになるまで読み、一度買い換えた経緯があります。
それぐらいの愛読書ですね。
Snoopy Comic Selection(5冊セット)
次はやっぱりこれ「Snoopy Comic Selection 全5冊セット」です。
上で紹介した本だとエピソード数が少ない・・・って人はこちら。
谷川さんが翻訳している安心の角川書房バージョンです。
これをお勧めできる最大の理由は、「Kindle 版」あります。
つまり、五冊あっても全部タブレットに入るというお手軽体系。
しかも1,500円で全巻そろいます。
もちろん私のipadにも入っており、よくホテルに泊まった時とかに読んでます。
値段的にもエピソード的にも、初心者さんがとっかかりやすいやつですね。
初心者さんは、このどちらかから入るといいですよ。
最後に
今日は趣味の話をガチでまとめました。
Peanutsはアニメはアニメで良さがありますが、アニメで原作の良さは味わえず、原作でアニメの良さは味わえません。
私自身「Peanuts旅行」という名目でスヌーピーグッズを求めて旅に出たり聖地巡礼してる人間なので、散乱した写真を集めたら旅行記もあげます。
スヌーピーは好きだけど、まだ原作読んでないって人は、よければ今回の記事を参考に読んでみてください。
年数を経るごとに挑戦し続けたSchulz氏の挑戦が垣間見れますよ。
では、よければ旅行記事も見ていってくださいね。
他の記事でもお会いできたら嬉しいです。