【この記事の対象者】
・とにかく高いところに泊まってみたい
・旅行のホテルでちょっとした贅沢をしたい
・横浜の名物ホテルに泊まりたい
・日系ホテルのラウンジの実力を知りたい
※ご近所ホテルのクラブラウンジの記事はこちら
※宿泊日:2022年のゴールデンウィーク
ホテルの概要
名 称 | 横浜ロイヤルパークホテル |
住 所 | 〒220-8173 神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1-3 |
開 業 | 1993年9月15日 |
客室数 | 603室 |
会員サービス | あり(The Club) |
施 設 | レストラン5 カフェ1 バー1 茶室1 スパフィットネス1 など |
横浜ロイヤルパークホテルは横浜のシンボルとも言えるランドマークタワーの52〜67階に客室を持つホテルです。
部屋から見える夜景は文字通りに「唯一無二」であり、横浜でもこれ以上の高さを誇るホテルは存在しません。
観覧車をはじめとするみなとみらいの夜景だけでなく、特定日は「花火」さえも見下ろすことができる唯一のホテルですね。
こちらは日系の老舗であるロイヤルパークホテルの系列です。
ロイヤルパークホテルは御三家にこそ数えられませんが、木村拓哉さん主演の「映画・マスカレードシリーズ」のロケ地としても有名ですね。
そんな老舗ホテルの系列を組んでいるだけあり、この横浜ロイヤルパークホテルも部屋・食事・接客の全てがそれなりの水準に達しています。
そのくせ、このホテルは「有名になりすぎて値下げせざる終えなかった」系のホテルですので安い日は1万円と少しで泊まれますよ。
さらに、ロイヤルパークホテル系列は12〜24滞在くらいすると上級会員になり、アーリーチェックインやルームUGも狙えて楽しいですね。
では、本編をどうぞ〜
到着〜チェックイン
ロイヤルパークホテルの入り口は主に4、5通りと結構多く存在します。
1・ホテル正面玄関(写真前の車寄せのスペース)
2・桜木町からの歩く歩道からの接続
3・ランドマークプラザ3階
4・ランドマークプラザ1階(ロビー側)
5・ランドマークプラザ1階(レストラン側)
もしもあなたが旅行客で桜木町からホテルにアクセスする場合、2か4からアクセスするケースが多いでしょう。
もし車とかで来られる場合は1か4からアクセスするケースが多いと思われます。
このホテル入り口が非常に多いですが、実際のところ我々ゲストがよく使うのは赤文字の3箇所になります。
歩く歩道を歩いていると、右手にホテルのマークが見えるのでそこに入るとこんな空間が広がっています。
最初に訪れると「ショッピングモール??」と思いがちでわかりづらいですが、今、あなたはホテルの3階にいる状態です。
迷わずにエレベーターを降りて1階のロビー階におりましょう。
4の入り口はこちらです。
もしもあなたがランドマークプラザで遊んだり食事をしてからホテルに戻る際はこちらの入り口が便利です。
入り口は1階の黒い丸の部分で、真向かいのホテル入り口は宴会場で超大回りしますので罠です。注意しましょう。
クイーンズタワーの方を向いて右手、と覚えておくと楽ですよ。
こちらから入るとコフレの横を通ってフロントに向かう形になります。
すごい「バブル!!」って叫びたくなる廊下。
古き良き日本のシティホテルって感じが好き。まあ、設立が1993年だしこのデザインは仕方ないよね。
フロント。朝に撮ったから人いないけど、普段はスタッフさん常駐。
ここは地味に混みますよ。
この日はクラブフロアの宿泊なので、我々はここを素通りしてエレベーターホールへ。
ここからホテル棟にいきます。
四季亭、ルシエール、皇苑、シリウスもこちらからアクセス。
エレベーターに乗る前に、皆さんに紹介したいものがあるので少し待ってね。
高級ホテルの分類にもかかわらず、ここって入り口横に電子レンジあるんすよ。
私は前に仕事で平日五日間ここにいたことあるんですけど、平日でもここは混んでなかった・・・何気にみんな知らないのね。
ビジネスできても、レジャーでもお弁当はこちらでレンチンできますよ。超便利。
エレベーターホール。昼前後は激混み不可避。
高層階のレストランへのアクセスがここしかないから、食事利用の人で超混みますよ。
チェックイン時間前後? 言わせんな恥ずかしい。混むに決まってるでしょ。
ここまで内装がバブルだと逆に清々しいと思えるエレベーター。
私が子供の頃からここは金ピカですよ。
ここはカードキーがないと客室層に行けないなんてモダンな作りではないので、堂々と66階を押してクラブフロアに。
高速エレベーターでキンキンするから、しっかりと耳抜きしましょうね。
古い中にも新しいデザインを取り入れていくこのホテルのスタイル好き。
チェックイン・アウト時間からも外れているのでお客さんは皆無。
のんびりと歩きながらラウンジを探します。
あ〜、いいっすね〜〜(語彙消滅)
このレトロながら精錬された感じ、ヨコハマグランドの旧ラウンジを思い出す。
ここのラウンジは細長く高い感じで、なんと下の65階がフードプレゼンテーションエリア、この66階がチェックインアウトエリアと分かれています。
そうそうこれでいいんだよ、と思いながら1枚目の写真に写っているソファーに座りチェックイン。
まだティータイムでなかったのでラウンジには入らず、お部屋の準備ができていたので少し早く入らせてもらいました。
四季亭行けなかった・・・(´・ω・`)
少ししょんぼりしつつも、気を取り直して客室に向かいます。
お部屋はラウンジのすぐ横だったので、アクセス抜群。
廊下をトコトコ歩き、あっという間にお部屋に。
なお、66階の場合はすぐ横でもチェックインエリアなので物音皆無でしたよ。
次はお部屋紹介です。
部屋紹介・「ザ・クラブ」デラックスツイン
改装後初めての利用で、ドキドキしながら中へ。
最初に訪れるのはこちらの廊下。
入って右手にライトと普通のクローゼット、左手にウェットエリアと姿見があります。
部屋右手前のライト。カードキーとか置けて超便利。
少し狭いけど、この値段ならこんなもんよね。
消臭剤が付いているのはポイント高いっすよ、兄貴!
ウェットエリア。
シンクは地味に深くて下着を洗う時も楽ちんでにっこりな作り。
この時代の横浜のホテルってどこも似た作りしてるな・・・
バスタブは結構大きくて、外人さんでも普通に入れそう。
シャワーブースは正義、はっきりわかりますね。
地味にしっかりとスペースを取っていて不自由はしなかったですよ。
トイレは温水で快適だけど、「こんにちは」仕様はまだ付いていませんでした。
ここのアメニティはロゴ入りだから、持参してお土産にして持ち帰ってもいいかも。
ロゴが入るだけでも少しおしゃれですね。
シャンプー類は東京ステーションホテルでもあった小さいロクシタン。
香りも良かったので彼女に奪われ、いつものハイアット横浜のシャンプーを使いました。
ベットルーム。モダンなスタイルでかなり良い感じ!
クラブのデラックスはソファーこそありますが、アトリエみたいに夜景を眺めるための机とかはなし。
それでも、ソファーと机があれば十分ゆっくりと外の景色を楽しめましたよ。
一番右は食器類とミニバー付きの冷蔵庫。
飲み物を持ってきても入れられないので、退けてもらうか自分でどかして使いましょうね。
テレビの右手には館内の案内やリモコン、ルームサービスメニューなど。
テレビの左にはポットやコーヒーメーカーなど。
モダンな作りでこの収容性・・・できる!!
その横の机にはBOSEのスピーカーも置かれています。
コンセントもあるし、作業机としても使えそうですね。
シティービューの眺め。ムスカごっこ不可避。
下にニューオータニイン横浜やワシントンホテルも見える見える。
遥か向こうに見えるのは金沢の海かな?
ここは高層階ホテルですがパークハイアット東京と違ってバッチリと横と目が合いますので注意しましょう。
服を脱いだまま窓辺まで行くと、横の人から見えますよ。
では、次はクラブラウンジを楽しんでいきましょう。
クラブラウンジ紹介
このホテルは横浜だけではなく、日本全体で見ても面白い作りですが・・・ラウンジが二階建てになっています。
66階にあるこのエントランスエリアはチェックイン・アウト作業専門であり、フードプレゼンテーションは65階のエリアに収束するという少し珍しい作りです。
そのため、座席数は普通のクラブラウンジより遥かに少なくなり、チェックイン時に混み合うことがありますので注意しましょう。
上からフードプレゼンテーションエリアを撮るとこんな感じです。
見ての通り、細長い作りになっている上に、窓辺はカウンターになっていて夜景を眺められる作りになっています。
テーブルはもちろん、カウンターも大人気で結構早く埋まりますよ。
チェックインエリアの横にあるこの階段を降りると、そのまま65階にアクセスできます。
ヨコハマグランドのクラブフロアにも階段がありますけど、ホテル内でこういう階段があるとテンション上がりますよね。
フードプレゼンテーションエリアは主に二人席が多いですが、結構広々。
ソファー席。バブルですねぇ。
空いている日に行って、一度はこの席を使ってみたいですね・・・
窓際のテーブルとカウンター。
この日は竜の巣に入ったのか外は雲に囲まれて真っ白でしたが、普段はきっと素敵な夜景や景色が広がっているはずですよ。
なお、向きは町側でした。
65階にはトイレも備え付けてありますが、洗面台は共通です。
ただ、ここはパークハイアット東京みたいに使い捨てタオルが置いてあり、思わず「おっ!」となります。
こういうサービスがあるのはいいホテルですね。(断言)
このラウンジではティータイム、バータイム、朝食の3回のフードプレゼンテーションがあります。
ティータイム
こちらのフリードリンクはティータイムだけではなく、すべての時間帯で利用可能です。
果汁のジュースやミルク、アイスティーにアイスコーヒー、缶ジュースと品揃えは悪くないレベル。
ティータイムは今やレアとなりつつあるビュッフェスタイル。
品数はこれとスナック菓子くらいなので少なめですが、ロイヤルパークホテル謹製だけあって味はうまうまです。
うんうん、これでいいんだよ・・・そう思えるティータイムの構成ですね。
私たちが食べたティータイムはこんな感じ。
ちょっとしたスイーツにドリンク、スナックのビュッフェ。これくらいで十分かなぁ・・・
バータイム
夜の帷が降りてバータイムになると、ラウンジの奥の方にお酒類が並び始めます。
昔はチケット制でしたが、今は普通の自由に飲めるようですね。
うんうん、バータイムはこうじゃないとね。
ティータイムと同じ位置にフードエリアがあります。
上のレストランととかからも持ってくるのか、バータイムは結構豪華!
ちょっとしたおつまみ程度ではありますが、結構色々と置いてあります。
ティータイムに置いてあったスイーツはバータイムも続投します。
これはできるバータイムですね! スイーツを食べながらお酒飲みたい人もいるのですよね、私みたいに!
この日のバータイムはこんな感じのラインナップ。結構美味しかったです。
真っ白な景色を見ながら彼女とのんびりバータイムを楽しみ、この日はルームサービスを食べて寝ました。
朝食
クラブラウンジの朝食はこのオーダー用紙に記載をすると卵料理を一回だけオーダーできます。
何品でもオーダーできるので頼もうと思ったらたくさん注文できますが、食べれる分だけしかオーダーしないのがマナーですので我々はこの構成。
ビュッフェ台の場所はティータイム、バータイムと同じ。
品数は多すぎず少なすぎずですが、私たちにとっても悪くない量でしたね。
クラブラウンジだしこのくらいで十分では?
私の朝ごはん。サラダと冷菜、温菜、パン。
奥に見えるのは彼女のフレンチトースト。昔ながらの美味しいフレンチトースト。
卵料理。ふわとろオムレツ全盛期にこの昔ながらのオムレツを出すスタイル、嫌いじゃない。
目玉焼きも半熟でうまうまでした。
ルームサービス
ルームサービスはステーキとビーフカレーを注文。
何気に、私も彼女もこういう日系ホテルのルームサービスの方が好きです。
ここや帝国ホテルは日本人向けの洋食が出てくるので、私たちの肌に合うんですよね・・・
この日はブランド的にもレイトアウト不可のため、ディナーに食べたこれだけでルームサービスは終わりです。
最後に
横浜ロイヤルパークホテルに泊まったのは数年ぶりですが、昔ながら古き良きラウンジサービスに私も彼女も大満足のまま、後泊のハイアット横浜に移動しました。
クラブラウンジというとやはりみんな外資系ホテルに行きがちですが、頂点であるOKURAはもちろん、こういう日系ホテルのラウンジも結構いいものですよ。
興味があれば、皆様ぜひ横浜にお越しくださいませ!
では、他の記事でもお会いできたら嬉しいです。