・インターコンチネンタルアンバサダーの入会を迷っている人
・お得にホテルに宿泊したい人
・コロナ渦時のホテル滞在で模索している人
・アンバサダー会員の損益分岐点を知りたい
ICアンバサダー歴3年(今年4年目)の著者が解説します!
このページではIHGグループが展開している有料の上級会員サービス、
「インターコンチネンタルアンバサダー」を紹介していきます。
あらじふはIHGに関してはこの3年間日本国内で使いまくっていたので、使ってみての珍プレー好プレーなども含めて解説していきます。
この記事の用語解説
IC ・・・インターコンチネンタル BF・・・ベストフレックス
WE・・・ウィークエンド
ICアンバサダー会員の損益分岐点
まだ入会していない方の知りたいことは「それで、これに入会したら俺(私)は得するの?」ということだというので、それを真っ先に説明します。
【年会費】: 200USドル
【benefit】: ICホテルでのアンバサダー特典
ならびに他IHGホテルでプラチナ会員特典
・IHGホテルに年1〜2回程度しか宿泊しない人。
・WE無料券を使えるホテルが近郊にない。もしくは高くて手が出ない。
この両方を満たす人
・連泊券を使わない場合、年7回以上のIC以外のIHGホテルの宿泊。ICホテルなら4回程度。
・WE無料券で、一泊二万円以上の部屋に2泊すれば一発でペイ。
・スイート確定の高額アップグレードに一度以上成功でも一発ペイ。
のどれか
・出張でクラウンプラザやICホテルを利用している
・近場にICホテルがあり、年に3回〜5回程度利用する
・連泊券をクラブフロア以上の部屋で利用する予定がある
・スイート確定の高額アップグレードを3回以上成功できる。
このどれか、もしくは複数を満たす人は得します。
損益分岐点の黒文字は、レイトチェックアウトも含めてギリギリ元が取れるかな?ってレベル。他は完全にとれてると思います。
では、次から私視点でのおすすめ度、お得度を交えて各特典を解説していきます。
特典1.客室アップグレード『保証』
おすすめ度 : ★★★★☆ お得度 : ★★★★☆
もしワンランク上の部屋が空いていればアップグレードすることを「保証」します、というこの会員サービスの一つの目玉です。
ヒルトンやマリオットの会員特典は「部屋空いてたらアップグレードするけど空いてなかったらごめんね (´・ω・`) 」という程度です。
しかし、こちらは『保証』とつくだけあって、その程度ではすみません。
できなかったら、館内利用券5000円か10000ポイント差し上げます」
大体こんな感じです。
さて、ここまで解説すると「めっちゃすごいのに、なんで星4つなの?」と思う方もいると思いますが、それをこれから解説します。
ネックは「規約に基づいて」の部分です。

上の図は、アンバサダー会員規約から一部抜粋してきたものです。
まず①を見ると、「無料宿泊時はアップグレード保証適応外」とあります。つまり、
と言う感じです。
例えば、GWにインターコンチネンタル(以下・IC)東京に無料宿泊で泊まった時、アップグレードはありませんでした。
しかし、その年の大晦日にストリングス東京に無料宿泊したら、ワンランク上にアップグレードしていただけました。
このように、ホテル側の部屋の余裕やルールで決まります。
次に②ですが、これは普段ヒルトン派の人が驚きます。
IHGグループは、クラブフロアにアップグレードしてもラウンジが使えませんよ。
もしラウンジを使いたい場合は追加料金を払う必要があります。
また、そもそもホテルによっては追加料金を払っても無理な場合もありますよ。
そして、最後に大問題の③です。ここに書いてあることを簡単に言うと、
と言うことです。
つまり、ここを調べないと「よし、この部屋に泊まりたいから、ワンランク下のこの部屋を予約しよう!」と計画しても、失敗する恐れがあります。
こちらからリストを見ることができるので、必ず確認しましょう。
とはいえ、あくまでも「拒否できる」だけであって、ホテル側の都合次第では「受諾」してくれることもあります。
かく言う私も、閑散期のIC万座でリストにもろに載っている「クラブIC コーナーテラスルーム」にアップグレードしてもらったことがあります。
もっとも、綿密な確認も行いましたが、これは2月と言う超閑散期だからできた芸当だと考えております。
ルームアップグレードに関しては話すと長くなるので、こちらの記事でご確認ください。
特典2.最大16時までのチェックアウト延長
おすすめ度:★★★★★
お得度 :★★★☆☆
私の最大のおすすめはこれです。
この代替えサービスは特定ホテルの最上級会員しか持てません。
ハイアットのグローバリスト、マリオットのプラチナ、シャングリラの最上位だったと思います。
午後4時のチェックアウトとなると、もうほとんど「宿泊+デイユース」でいるぐらいの感覚だと考えていいと思います。
私の過ごし方を例として書くと、
7時ごろ : 起床、シャワーを浴びる 8時ごろ : 朝食会場へ。朝食を食べる。 9時ごろ : 身支度をして美術館へ 12時ごろ: 美術鑑賞を終え、ホテルに戻る 13時ごろ: 部屋でルームサービスを取り、のんびりお昼ご飯 15時ごろ: この辺までのんびりしたら、シャワーを浴びる 16時ごろ: チェックアウトしたら、ドリンク券を持って喫茶店へ 17時ごろ: ホテルを出て帰路に着く。
こんな感じで、のんびり散策したりデートできます。
旅行先だと、「新幹線が6時だから、観光してホテルに戻ってから帰ろう」とか。
夕方までゴロゴロして「シャワーを浴びたらそろそろ行くか〜」とか柔軟な動きができます。
普通の10時とか12時チェックアウトのホテルでは決してできない動きです。一度体験すると、16時でないと満足できない体になります。(真顔)
しかもこれ、驚くほど断られません。
かく言う私もスイートだろうがクラブルームだろうが、普通に16時までいれてます。
クラブラウンジアクセスありで16時までいて2回目のティータイムを飲むのが割と得した気分になります。
また、コロナ渦の現在ではこの16時までのレイトCOがとても有効です。
「カップル(家族)でどこか行きたいけど外に行きたくない人」
「いつも家にいるからたまには息抜きしたい人」
にはちょうどいいと思います。
かくいう私も、最近は結構な頻度で利用してます。息抜きにぴったりですね。
特典3.ウィークエンド無料宿泊券の付与
おすすめ度:★★★★★
お得度 :★★★★★
去年ぐらいからアンバサダーキットが送られなくなり、電子パウチャーになりましたけど、効果は変わらず。
と言うシンプルかつ強力な本会員特典の目玉です。
金曜・土曜日宿泊の予定はほぼ必須、できるだけ変動の高いホテルを利用する、できればラウンジをつける。
2泊ともスイートへのアップグレードを狙うなど。
より得をするには少し工夫が必要ですが、シンプルに2万円以上の部屋に2泊すれば元は取れます。(笑)
これに関しては話し始めるとクソ長くなるので、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
特典4. IHGプラチナ会員資格の付与
おすすめ度:★★★★☆ お得度 :★★★★★
ここ数年のアップグレードで一番「マジかっ!」となったポイント。
更新前のアンバサダーでは「ゴールド会員」だったのでクラウンプラザとかを利用するときの旨味がありませんでした。
しかし、今はプラチナになったことでクラウンプラザとかでもアップグレードするようになりました。
従来からついてるウェルカムギフトも、一時はアンバサダーと兼用不可だったのに、気づけば兼用できるよう戻ってた。
喫茶店とかバーでもワンドリンク1000円くらいするので、これが地味に嬉しい。
特典5.1室2名でシングルルームの料金

おすすめ度:★★☆☆☆ お得度 :★★★☆☆
この追加人数料金3000円免除です。
ストリングス東京とかで加算されるんですが、地味に嬉しい。
使えるホテルが少ないから星二つです。
特典6.一回の滞在につき20USドルの飲食クレジット進呈
おすすめ度:★★★☆☆
お得度 :★★★★☆
国内の場合はICに泊まれば2000円分の食事券もらえます。
レストランで朝食に使うもよし。ランチで使うもよし。
原則不可だけど、インルームサービスに使えるところもあるよ、pier8とか東京ベイとか。
最悪使わなかったら、インルームバーでジュースでも飲むべ。
ぐらいのノリの手軽さで使えるのがいい点かなと思います。
おすすめは、使えるならルームサービス、無理なら朝食。
特典7,8 無料wifiとミネラルウォーター
おすすめ度:★★★☆☆
お得度 :★★☆☆☆
おまけぐらいの認識なので、ひとまとめにしちゃいました。
無料wifiもミネラルウォーターもプラチナ会員と同じですね。国内でも外国でも地味に助かる。
でもあまりお得度は感じない、的なサービスです。
IHGコネクトは個人的に使いやすくなった気がします。以前より楽。
最後に
インターコンチネンタルアンバサダーについて長々と書いてきましたが、いかがだったでしょうか?
追記:11月8日、リライトしました。
初期に書いた記事なので、まあ見難い見難い・・・
今は記事も増えてきてるので、よければ他の記事も色々読んでくださいね。
では、他の記事でもお会いできたら嬉しいです。
コメント
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