目指せ7割引き! 年末年始無料宿泊枠直前販売期の動き方

pier8 Hilton

※この記事は中級者向けです!
 以下の記事の内容をある程度理解した人向けの記事です。

※ブランド別にはまとめましたが、基本IHG向けの記事ですよ

【 この記事の対象者 】
・年末年始を大幅な割引でホテルに泊まりたい人
・そのために、直前販売期を勝ち抜く方法を知りたい
・ブランド別にどこが狙い目か知りたい
・ブランド別に必要なポイント数が知りたい

【 この記事の信憑性 】
毎年10万円以上のホテルに2泊してます。
※ 管理人の戦績は「無料宿泊プラン」をご覧ください。





無料(ポイント)宿泊特典 直前販売期

 上の記事を読んでいない人がいない想定ですが、念のために軽くおさらいです。

 IHG, Hilton, Marriottなどの外資系グループは各グループのポイントだけで泊まれる枠を全日ブラックアウトなしで用意しています。

 それはもちろん、料金が最高潮に達する大晦日も例外ではありません。

 ポイント数は多くの場合ハイピークとなります。

 しかし、それでもポイントの価値を考えれば、実際の値段との差額を考えると低くても半額、うまくやれば7割引、さらには8割引も狙えます。

 上二つの記事は、そういった年末年始無料宿泊枠を競い合う為の知識や戦い方、今実際に空いている枠や過去に空いていた枠を紹介しています。

 それらを踏まえた上で、この記事で得られる情報は以下の通りです。




この記事で得られる情報

・ブランド別に貯めておいたほうがいいポイントがわかる
・目玉ホテル、人気ホテルごとに必要なポイントもわかる
・どのホテルが目玉纏めました。
・直前期の予約を見る頻度とか習慣

 今は多くのホテルが年末年始のプランを立てたりとかするので動きがストップしており、本格的な直前枠の販売は例年11月以降となります。

 11月を超えると多くの人の目が年末年始の旅行に向かう為、競争相手がおらず良い枠を抑えられた8月までとは大きく違います。

 解放された枠、もしくは空いたキャンセル枠を奪い合う争奪戦です。

 私も、見つけて予約しようとしたらタッチの差で他の人に奪われ「予約できませんでした」と表示されたことがなんどもあります。

 私は毎年10万円超えのホテルに年末年始で二泊しておりますが、決して裕福なわけではありません。

 単純に、他の人より一度でも多く予約画面と睨めっこして良い枠を抑えてるだけです。

 去年からは、争いが始まる前に全て決着を済ませてます

 ポイントの貯め方、ポイント貯金戦術などは「テクニックの記事」で書いてますので、ここでは省略します。





直前期の戦い方まとめ(主にIHG向け)

  1. 泊まりたいホテルの候補を絞る
    (できれば2ブランド。初心者は1ブランドで可
  2. そのホテルに泊まる為のポイントをセールで購入する
  3. 予約画面を見る時間を決め、ルーティンに組み込む
  4. 慣れてきたら隙間時間にも確認する
  5. 出たら一切の迷いなく予約する。
    予約してから考える、は必須スキルです)

※少し割高になるが、セール時じゃなくてもチャージは可能。もし知りたい人は問い合わせてください。



 当然ですけど、1日に100回見ても動かない日は動かないですよ。

 そうやって気を張りすぎるのは良くないので、必ず「見る時間を決める」ようにしましょう。

 じゃあ、何時にすれば良いのだろう? と皆さんお思いでしょう。

 そこで必要なのが、昔何かの小説で言ってた「チェス盤思考」です。

・自分がキャンセルするなら何時頃か
・自分がホテルスタッフなら何時に枠を解放するか

 そうすると、自然と「キャンセル規定の直前かな」とか「夜に落ち着いてキャンセルするかな」とか色々考えが浮かぶはずです。

 とりあえず、一例として一昨年の私のルーティンを載せときます。


  1. 朝起きたら確認
  2. 電車が会社のある駅に着く頃に確認
  3. 10時休憩のトイレで確認
  4. 昼休み、ご飯食べたら確認
  5. 昼休み終了前に確認
  6. 15時休憩のトイレで確認
  7. 退社後、駅で電車待ちながら確認
  8. 家で夕飯後に確認

※ 必ず一泊と二泊の両パターンで調べること。

 平日はこれで、休日は気になったら一日5回前後確認します。

 コツは、目当てのホテルがなかったら速攻で諦めることです。

 休日が少ない理由は単純に競争率たかそうで怠いからです。もちろん、もっと確認しても良いと思いますよ。

 これだけ確認しても、タッチの差で負けるときは負けます

 1日に合計で15分程度は時間使ってます。(1ホテルなら半分程度)

 要は、これって「時間を代償にホテルに安く泊まる方法」なんですよね。

 そして、当然ですけど「仕組みを知った上で一度でも多く予約画面を見たものと運が良いものだけが勝つ」世界です。

「そこまで時間かけてられんよ」という人は私のように8月までに決着をつけるか、定価で泊まることをお勧めします。

 正規料金っていうのは、そういう苦労しない権利を金で買ってるってことですので、それも一つの手段ですよ。

 では、基礎的な話も終わったので、実際に各ブランドの目玉ホテルや人気ホテルの必要ポイントなどを見ていきましょう。

 必要ポイントはポイントアンドキャッシュ前提なので、+1.3万円くらいが最終予算ですからね。

 いってることがわからない人は、前の記事をみてください。







IHG

予約時の必要ポイント35,000Pから
(17,500円から)
例年の出現時期直前がほとんど
常設枠あり
人気ホテルインターコンチ横浜pier8
インターコンチ大阪
インターコンチ別府
インターコンチ東京ベイ
ホテルインディゴ箱根
インターコンチ石垣
(常設)

キンプトン東京
難易度常設枠は楽だが割引率低い
人気枠は常時瞬殺

 ポイント単価、必要ポイントが共に低く、敷居が低い。

 その反面、人気のpier8はキャンセル枠が出る度に瞬殺を繰り返すなど、競争率も高いインターコンチネンタルホテルグループです。

 今年は去年のメンバーに今年できたばかりのホテルインディゴ箱根、キンプトン東京。今年リニューアルされた石垣のインターコンチネンタルなどがあります。

 人気ホテルの中の目玉は、やはり今年一気に人気の上がった横浜pier8ですね。

 ホテルインディゴ箱根は初年度のため、夏休みに無料枠を抑えた管理人の予想を書くだけに留めます。

 キンプトンも初年度なので除外、石垣は今常設なので同じく除外。

 では、見ていきましょう。




インターコンチネンタル東京ベイ

予約時の必要ポイント35,000ポイント以上
(キャッシュアンドポイント前提)
難易度まあまあ

 無料枠の記事を見るとわかりますが、今年はもう一度出てますね。

 東京ベイは老舗人気ホテルなので、そこまで難易度は高くないです。

 初期資金も2万円以下なので、初心者さんにもおすすめ。

 キャッシュアンドポイントの場合、予約時に+1.4万円なので注意。

 それでもコロナで暴落した現代でも大晦日に10万円近く。

 ポイントで泊まれば67%引きです。

 年末に向けて宿泊費は下がるでしょうが、初年度の成果としてはちょうど良いかな? とは思いますね。

 欠点は大晦日の無料宿泊だとホテル側がアップグレードをケチりますよ。

 関東圏の初心者さんがこれ以上を狙うなら、今年はpier8一択ですね。





インターコンチネンタル 横浜 pier8

予約時の必要ポイント数最低55,000ポイント
(60,000ポイント推奨)
3万円(最終予算)
難易度大晦日・瞬殺必死
正月・まあまあ

 今年も大晦日は瞬殺必死なんだろうな・・・と思ってます。

 見つけた後、「考えてからにしよう」とか「パートナーに相談しよう」なんてやってたらまずなくなるだろうって枠ですね。

 予約してから考える、これ実際大事。ホテル人、いつもすみません。

 今年は去年より人気が出てるので、ホテル側がどう出るかは流石に未知数。

 ホテルにセキュリティレベルがコロナ対策にマッチしてて最高なんですよね、ここ。

 今年狙ってる人に言えることは、「最初から60000ポイント用意すべき」ですよ。

 去年も55,000ポイント以上にしてポイントアンドキャッシュのハードルを上げてましたし。

 オススメとしては、ここを第一志望、東京ベイを第2志望くらいで、余ったポイントは取っておこうって感じでいいですね。

 正月は半額程度に落ち着くので、競争率も低くなりますよ。

 それでも、並のIHGホテルよりかは高いので注意。





ホテルインディゴ箱根強羅 [予想]

予約時の必要ポイント数80,000ポイント
(4万円)
難易度用意してないと難易度高い
用意してれば難易度普通

 勘のいい人はわかると思いますが、必要ポイント数がここは二泊です。

 前年のデータがないので予想ですが、ソースはお盆に無料宿泊を発見した時の傾向です。



インディゴ

 予約画面のスクショはどっかいったので、とりあえずこれで。

 見ての通り、インディゴのお盆休み無料宿泊枠は二泊でないと表示されない状況でした。

 年末年始は一泊だけでもできる可能性は否定できませんが、お盆の動きを見る限り、二泊分用意しておく方が賢明と思います。

 ポイント自体は別のホテルで別の時期に使えますしね。

 資金投資もこのグループ最多の4万円なので、よく考えて投資しましょう。

 最終予算は5万円ちょっとかかりますからね。





インターコンチネンタル大阪

予約時の必要ポイント数40,000ポイント
(2万円)
難易度そこそこ

 大阪駅直結のインターコンチネンタル大阪です。

 ぶっちゃけ、時期外さなければ普通に半額狙える有料ホテルなんですよね。

 大晦日、正月共に人気なので注意。

 ここは毎年、なんていうか・・・・「瞬殺ではないけど、気づけばすぐに無くなってる」って枠ですね。

 立地が凄くいいですから、人気もありますよね。わかります。

 最終予算は3.4万円程度ですよ。





インターコンチネンタル別府

 修行不足で申し訳ないんですけど、管理人はこれを観測したことがないんですよね。

 ツイッターでも問い合わせでもいいので、情報持っている人いたらください。






ヒルトングループ

予約時の最低必要ポイント数70,000Pから
(35,000円から)
例年の出現時期直前、事前共に
人気ホテルコンラッド東京
コンラッド大阪
ヒルトン小田原
ヒルトン東京ベイ
難易度低い

 ヒルトンはIHGと同じポイント単価ですが、必要ポイント数がIHGより大幅に高く、高額になりやすいです。

 自然と資金負担も上がるため、「ポイント貯金」しておかないと資金負担が少しきつくなります。

 ヒルトンはIHGと違い、泊まるホテルをバッチリ決めて、必要ポイントをぴったり用意しないとダメです。

 ただし、その分競争率が下がるので狙い目です。

 例年人気のニューイヤーズ・イブパスポート引換券・・・じゃなかった、ヒルトン東京ベイは、ある事情で今年は宿泊費が暴落してますね。

 いつもは15万超えのすごいホテルですが、まあ、あれが手に入らないなら泊まらんって人多いでしょうし。

 と、いうわけで今年のこの枠で紹介するホテルは3つです。




ヒルトン小田原

予約時の必要ポイント95,000P
(5万円程度)
難易度普通

 9月21日現在、普通に大晦日の空きがありますね。

 ヒルトンによくある予約時期によりキャンセル規定が違うタイプなので、キャンセル規定のチェックを忘れないようにしましょう。

 去年は一旦クローズした後、直前枠でもしっかり復活。

 キャンセル規定は15日前に変更されましたね。

 宿泊費15万超えも珍しくないので、割引率は悪くないです。

 ヒルトン版の初心者向けホテルですね。





コンラッド東京

予約時の必要ポイント正月のみなら95,000P
(5万円程度)

大晦日泊まりたい人
→ 190,000P
(10万円程度)
難易度低い

 割引率は低くなりますが、正月だけを推奨

 大晦日枠は超レアなので、諦めた方がいいと思います。

 大晦日+正月の二泊でしたら今でも開いてますが、10万円からです。

 まあ、これでも10万円は得しますからいい投資だと思いますが、ポイント貯金してないと流石にきつい・・・・

 セールごとに2万ポイント貯金すれば溜まりますしね。

 ヒルトンダイヤでもない限り、無理に狙う必要はないかと。

 特に今年はgo to で割引効きますしね。





コンラッド大阪

予約時の必要ポイント95,000ポイント
(5万円)
難易度傾向わかれば低い

 普通に15万円超えも珍しくない大阪の超人気ホテル、コンラッド大阪様です。

 割引率も高いしオススメですが、キャンセル規定は必ずチェックしましょうね。

 例年、夏ごろまで解放→枠の販売を休止→12月初旬に復活って感じでしたが、今年はクローズがなぜか一週間で終わりましたね。

 ここのホテルはハード、ソフト、夜景の3方向で最高なホテルですので、コツコツ貯めて是非泊まって欲しいです。






マリオットグループ

予約時の最低必要ポイント数0p
例年の出現時期直前、事前共に
事前のみもあり
人気ホテルリッツ・カールトン大阪
リッツ・カールトン東京
リッツ・カールトン京都
リッツ・カールトン日光
シェラトン東京ベイ
ウェスティン都京都(SPG)
ホテルエディション虎ノ門
シェラトンオーシャングランデ
難易度なし

 このグループはポイントがなくても予約でき、二週間前までにポイントを用意すればいいので楽です。

 いつでも誰でも予約できるので、難易度は「皆無」ですね。

 問題は「どうポイントを用意するか」ですので、完全に資金やポイントの貯め方の話です。

 利率は低いけど、名高いリッツ・カールトンで極上のホテルステイを楽しんでもよし、新築ホテルに行ってもよし、地元でのんびりしてもよし。

 ポイントの還元率が高いオーシャングランデや、SPGアメックス更新特典で正月泊まれるウェスティン都京都でもよし。

 なお、リッツ・カールトン大阪以外の枠は大体事前販売期で決着がつくので注意してくださいね。






ハイアットグループ&SLH

オススメのポイント数25,000ポイント
(5万円)
例年の出現時期直前、事前共に
スイートは直前で消えること多し
人気ホテルハイアットリージェンシー沖縄瀬良垣
ハイアットリージェンシー横浜
アンダーズ東京
東京ステーションホテル
難易度なし

 ハイアットグループ最大の特徴は、ポイントさえあればスイートルームでも予約可能な点です。

 スイートルームリワードは平然と7割引以上の割引率を叩き出す高レートで、クラブラウンジも利用できるので滞在の満足度は非常に高いですね。

 大晦日のスイートアップグレードはグローバリストさんでも難しいらしいので、かなりオススメです。

 その代わり、ハイアットポイントはポイント単価二円と非常に高価ですので、資金負担も自然と高くなってしまいます。

 これもポイント貯金推奨ですね。

 セール時にコツコツ貯めれば、1年に1度の贅沢とかで十分いけます。

 アンダーズは大晦日の値段が少しおかしいので保留。予約しようとすればできます。

 東京ステーションは一番安い部屋が取れればGo to 割引で三万五千円で泊まれるので、今年は一休推奨です。





ハイアットリージェンシー沖縄瀬良垣

予約時の必要ポイントスタンダード:15,000P
スイート:24,000P
難易度低い
(事前販売期推奨)

 普通に9月21日現在でもスイートが空いている沖縄のハイアットリージェンシーです。

 位置的には中部、インターコンチ万座のお隣さんですね。

 スイートルームリワード24,000Pで普通のスイートを予約でき、当然クラブラウンジを利用できますよ。正月も大晦日も関係なく。

 一度これを知るとスイートでの年越しが病みつきになるので注意。

 去年はスイート、クローズしたら動かなかったこともあるのでご予約はお早めに。





ハイアットリージェンシー横浜

予約時の必要ポイントスタンダード:12,000P
スイート:24,000P
難易度低い
(事前販売期推奨)

 大晦日枠は埋まっちゃいましたけど、正月はまだありますよ。

 スイートで驚異の8割引を達成した新築ホテル。

 立地は横浜というか関内。なんであんなところに立てちゃうかなぁ・・・

 最近、やっとラウンジでの朝食も始まったので、これからが楽しみではありますね。

 今後の動向は初年度のホテルなので不明。

 大晦日は第2販売も終了しましたね。第3があるかは不明。






最後に

 直前期って、基本IHGの枠の奪い合いなんですよね。

 割引率は平然と7割超えますし、満足度も決して低くない。

 ホテルによってはイベントもある。

 マリオットはポイントがなくても予約できる分、枠が速攻で埋まって観測すらできないことも多い。

 初心者さんへのオススメブランドはIHG、ヒルトンです。

 資金力があればハイアットもいいですが、早めに行動しないと状況はどんどん悪くなります。

 では、他の記事でもお会いできたら嬉しいです。

 

 

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