【初心者向け】国内ブランドのホテルでお得になるクレジットカード12選 プリンス、オータニ、帝国など

ホテル全般

【このページの対象者】
・ホテル利用でポイントがより貯まるクレジットカードを知りたい!
・高級ホテルの上級会員になれるカードとかを知りたい!
・年会費が安くて、コスパに優れたカードを知りたい!

 この記事は、以上の人向けの記事です。

 国内の予約サイト向けで3枚、国内のホテルブランド提携のものを5枚、外資系ホテル向けのを4枚紹介してます。

 これらをジャンル分けした理由は、それぞれのグループがはっきりと特色を持っていたためです。
 また、ここに載っているクレジットカードは全て、「私」もしくは「友人」が使用しているものだけに限定しています。

 よって、ラグジュアリーカードやアメックスプラチナなどの最上位カードは除外しております。あらかじめご容赦ください。


1.国内予約サイトのお得なクレジットカード3枚

この種類の特徴:使いやすいカードが多く、お得度はそこまで高くない

リクルートカード

年会費:無料     管理人所持
ポイント還元・★☆☆☆☆
使いやすさ・★★★★★
カード特典・★☆☆☆☆
コスパ  ・★★★☆☆

 まずは、リクルートカードです。国内最大手ホテル予約サイトの一つ、じゃらんで使うと、ポイント還元率を「+1.2%」することができます。
 「じゃらんをレジャーや出張で多く使うなら作った方がお得ですよ?」って感じのカードです。


楽天カード

年会費:無料     管理人所持
ポイント還元・★★☆☆☆
使いやすさ・★★★★★
カード特典・★★☆☆☆
コスパ  ・★★★☆☆

 楽天トラベルはもちろん、楽天市場でも常にポイント還元率を「+2%」してくれるなかなかの優れものです。
 リクルートカードと同じく、お得どは低いけど凄く使いやすいカードですね。
 旅行特典としては、時々クーポンがもらえますよ。


JCBゴールドカード

年会費:初年度無料、2年目以降10,000円
友人所持


ポイント還元・★★☆☆☆
使いやすさ・★★★☆☆
カード特典・★★★☆☆
コスパ  ・★★★☆☆
(なお、JCB ザ・クラス狙いの人は 特典★★★★★)

【 特徴 】
・1名だけ空港ラウンジ使用可能    ・ディズニー関連の特典が強い
・100万円以上の使用を数年続けるとプラチナ、ザ・クラスに招待されるかも
・ホテル優待はあるが、そこまで美味しくない。
・友人的にはホテル優待よりレストラン優待が強いと感じるらしい。
 ホテルのレストランで20%以上引きは中々魅力。

【 欠点 】
・年会費が2年目以降は10,000円になるため、元を取るのが少し大変かも
・レストラン利用の店舗が限られるの注意。
・レストラン利用は要電話予約な上、専用サイトからクーポン印刷必須と面倒

 ホテル宿泊用のカードとしては少し弱い印象。

 損益分岐点は、宿泊時にホテルのレストランでの食事、2名で2〜3回。(朝食含む)

【付録・ホテルグループごとのレストラン割引があるエリア】
・IHG → 名古屋、岡山、福岡、熊本、沖縄
・リッツ・カールトン → 京都
・シェラトン → 東京



国内ホテルブランドごとのお得なクレジットカード5枚

 ここから、特典として「宿泊時のレイトチェックアウト」とか「上級会員特典付与」とかが出てきます。

 このカテゴリーの特徴としては、「年会費の割にコスパが良いカードが多い」ことです。そのホテルグループに年一度以上泊まるなら、作っておいて損はないですよ。

 なお、ポイント還元はかなり悪い場合が多いのでそれは諦めてください。


ニューオータニクラブvisaカード

ニューオータニクラブカード

年会費:1,250円  管理人所持
ポイント還元・★☆☆☆☆
使いやすさ・★★☆☆☆
カード特典・★★★☆☆
コスパ  ・★★★★☆

【 特徴 】
・朝食優待(東京・幕張・大阪・イン札幌・イン東京・博多・佐賀・ホノルルは割引。イタリア軒と金沢は無料)
・クイックチェックイン
・宿泊・レストランの優待料金(割引率は低い)
・宿泊、レストラン利用時にニューオータニラウンジ利用できます。

【 欠点 】
・ポイント還元率が低い

【損益分岐点】
・年に一度〜2年に一度くらいニューオータニホテル利用する人は得。

 ニューオータニグループはネットの公式予約サイトから予約するだけで「1時間のアーリーチェックイン、またはレイトチェックアウト」の特典を受けられますので、その特典もプラスされます。

 このクレジットカードの最大の特徴は「会員限定のニューオータニラウンジを利用できる」ことです。
 これは空港のクレジットカードラウンジのように、小種類のドリンクが飲めて新聞が読める程度のラウンジですが、チェックイン前やホテルで食事後に重宝しますよ。


インペリアルクラブカード

インペリアルカード

年会費:1,375円  管理人所持
ポイント還元・★☆☆☆☆
使いやすさ・★☆☆☆☆
カード特典・★★★★☆
コスパ  ・★★★★★

【 特徴 】
・ ザ・クラブルーム(後述)が使用できる
13:00からのアーリーチェックイン、15:00までのレイトチェックアウトが空き状況次第で使用可能
・宿泊、レストランの割引(10%引きくらい)
・インペリアフロア宿泊時、インペリアルクラブラウンジ(後述)を使用可能

【 欠点 】
・一般カードでも30歳以上しか入会できない
・ポイント還元率はひくいよ
・帝国ホテルグループ(国内3ホテルのみ)しか使えません

【 損益分岐点 】
・帝国ホテルに宿泊する予定のある人は得します

 国内でも3ホテルしかない帝国ホテルでしか使えない代わりに、アーリーチェックインとレイトチェックアウトの恩恵をこの年会費で受けることができるコスパの凄いカードです。

 流石に繁忙期は両方とも通ることは稀ですが、普通の土日とかなら要望通りに通してくれることも多いですよ。流石帝国ホテル。

 滞在時間を考えれば、2〜3年に一度泊まって滞在時間延長成功すれば、十分元が取れるのでは? というレベルのコスパです。

ザ・クラブルーム → ホテル内レストランの食事を楽しめる会員限定のサロン
インペリアルクラブラウンジ → 会員限定の有料ラウンジ。要は高めの喫茶店 


西武プリンスクラブカードセゾン(セゾンゴールドもあるよ)

西武プリンスクラブセゾンカード

年会費:無料 管理人所持
ポイント還元・★☆☆☆☆
使いやすさ・★★★☆☆
カード特典・★★★☆☆
コスパ  ・★★★★★

「ゴールドカード」
年会費:10,000円 友人所持
ポイント還元・★☆☆☆☆
使いやすさ・★★★☆☆
カード特典・★★★★☆
コスパ  ・★★★★☆

【 特徴 】
・状況次第でチェックアウト延長可能(ホテル別のリストはこちら
・ゴールドメンバーの特典付与(ゴールドカード)
・クイックチェックインができて楽

【 欠点 】
・プリンスポイントの有効期限が短い
・繁忙期は延長不可も多い
・年会費の割に、特典が他の同系列カードより微妙(ゴールドカード)

【 損益分岐点 】
普通カード・プリンスホテルに2年に1回くらいは泊まる人
ゴールドカード・年2〜3回、誕生日月特典の使用は必須です

 口コミは正直良くないですが、プリンスホテルで使うことに焦点を当てるとレイトチェックアウト特典が無料で受けられるので結構得です。

 このレイトチェックアウトの成功率はゴールドに比べると正直微妙ですが、無料なので「成功すれば儲けもん」くらいの軽い気持ちで挑めるのがミソですね。

 欠点として、プリンスポイントはとにかく溜まりません! 有効期限でガンガン消えていくので早めに使用していきましょう。


One harmony visa ゴールドカード

One harmony

年会費:11,000 友人所持
ポイント還元・★★☆☆☆
使いやすさ・★★★☆☆
カード特典・★★★★☆
コスパ  ・★★★★★

【 特徴 】
One hormonyの「ロイヤル会員」を付与
 (ルームアップグレード、ホテルごとのレイトチェックアウトなど)
・オークラ、日航ホテル、JALホテルと国内で使えるホテルが多い
・宿泊でJALのマイルが比較的溜まりやすい。

【 欠点 】
ルームアップグレードは五泊分のパウチャーを貰い、使用する形。
・最上級会員になる場合はspgアメックスの方が楽になれる

【損益分岐点】
アップグレード差額が10,000円以上になる宿泊(2回〜4回程度)

 もっと楽に最上級会員になる方法があるため、イマイチ紹介されないことがないこちらのカード。

 これでいて、性能は年会費1万円で回数制限ありルームアップグレードとレイトチェックアウトと決して悪いものではありません。
 友人は出張族でJALホテルに泊まる関係で結構もりもりマイルも溜まるそうです。レイトチェックアウト成功率は日本のホテルらしく、状況次第、ですね。

 決してコスパは悪くないと思いますが、年数回はオークラ系列に泊まることが必須かと。もしお気に入りのオークラホテルがあれば、ぜひ。



高級ホテルでお得に使えるカード4枚

 ホテル系列の会員カードは、ここから一気に会員費が上がります。
 安いものでも10,000円以上、ここで紹介されているもので30,000円超え、更に上となると60,000円超えや120,000円超えも存在します。

 ここでは,当サイトでも紹介している「IHG」、「Hilton」、「Hyatt」、「marriott」などに焦点を当ててカードを特集しています。

Hiltonゴールドvisaカード(現在申し込み終了)

ヒルトンvisa gold

年会費:14,150円(マイペイスリボで半額)
管理人所持


ポイント還元・★☆☆☆☆
使いやすさ・★★★☆☆
カード特典・★★★★☆
コスパ  ・★★★★★

【 特典 】
・Hiltonゴールド会員付与
 (ルームアップグレード、レイトチェックアウト2時、朝食無料)
・空港のカードラウンジが一名無料

※今秋別のカードブランドで復活するそうなので、それに備えるための記事です。

 ヒルトンオナーズに提携しているヒルトンのクレジットカードです。

 visaゴールドカードで「常にリボ払いにする代わりに年会費を半額にする」という特典で年会費が半額になり、驚異のコスパを誇ってました。

 ヒルトンゴールド会員最大の魅力は、なんといっても「朝食無料」です。素泊まりでも国内だと1名3500円以上する朝食が2名まで無料になるのは非常に嬉しいですね。
 しかも、空き次第でルームアップグレードやレイトチェックアウトもしてくれるので、年一回のHilton宿泊でもう元が取れます。

 今秋、別のカードブランドと提携してリニューアルするそうです。

 管理人最大の興味は無料宿泊特典が付くかどうかと思います。


SPGアメリカンエキスプレスカード

spgアメックス

年会費:34,100円   管理人所持
【初年度】
ポイント還元・★★★★☆
使いやすさ・★★★☆☆
カード特典 ・★★★★☆
コスパ  ・★★★☆☆

【2年目以降】
ポイント還元・★★★★☆
使いやすさ・★★★☆☆
カード特典 ・★★★★★
コスパ  ・★★★★★

【 特徴 】
マリオットグループのゴールド会員資格付与
 (ルームアップグレード、レイトチェックアウト2時)
・マリオットグループのホテルのレストランで15〜20%割引(除外日あり)
・ポイントをJAL,ANAだけでなく世界中の航空会社のマイルに変換可能。
・2020年現在だと、近畿地方の人がかなりお得
・クレジットカード保険が他のものより強い
更新時、50,000ポイント以下のホテルに無料宿泊できる電子クーポン付与(除外日なし)

【 欠点 】
・とにかく年会費が高い
・関東圏だとお得度が低い
初年度に元を取るのが結構大変
・ホテルで使うかマイルにするかで半日悩む(管理人個人の意見です)

損益分岐点より、「いかに初年度を取り返すか」が大事です。
これは別記事に書きます。

 昔はSPG、今はmarriottグループの運営している昔から有名なクレジットカードです。
「2年目以降は1年に1度、50,000P以下のホテルで使える宿泊無料券がもらえる」
 という他のクレジットカードとは一線を超えた驚異的な特典を持ちます。

 その代わり、年会費が34,100円とゴールドでもトップクラスに高いです!
 2年目以降は無料宿泊特典があるので、それの使い方を間違えなければ1発でペイできますが、 1年目は元を取り返すのも結構大変です。

 選択肢としては二つ、「初年度は完全に捨てる」「初年度も意地でも元を取る」です。

 このカードに関しては話し始めると長くなるので、個別記事を作ります。
 「意地でも元を取ってやる!」と奮闘した管理人の話もついてきます。


ANAワイドゴールドカード

ANA wide gold card

年会費:15400円  管理人所持
ポイント還元・★★★★☆
使いやすさ・★★★☆☆
カード特典 ・★★★☆☆
コスパ  ・★★☆☆☆

【 特徴 】
ANA IHG ホテル予約サイトからの予約で1人分朝食無料
(プランはANAマイレージクラブカード・ANAカード会員割引限定)

【 欠点 】
あくまでもANAカードのおまけ特典なので、ANAユーザーでないときついです。

【 損益分岐点 】
・該当ホテルに年4滞在〜5滞在程度

 ANAってついてるインターコンチネンタルホテルと、ストリングス東京ICホテル、クラウンプラザなどで使える朝食無料券(笑)です。

 要は、ヨコハマや東京ベイでは使えないってことですね。ご注意ください。

 ANAのマイルが貯まりやすいので、ANAユーザーの人は「沖縄や西日本行ったときの朝食券」くらいの感じで持っておくと便利です。


ダイナーズクラブカード

ダイナーズクラブカード

年会費・24,200円    友人所持
ポイント還元・★★★☆☆
使いやすさ・★★★★☆
カード特典 ・★★★☆☆
コスパ  ・★★☆☆☆
(レストランメイン利用の場合、カード特典とコスパは共に★★★★☆)

【 特典 】
・国内ホテルの優遇(少し弱い)
・海外ホテルの優遇(こちらは強い)
・エグゼクティブダイニングなどのレストラン優待

【 特徴 】
・国内ホテルはそれほどでもないが、国外の高級ホテルにはそこそこ強い
レストラン関係がかなり強い。宿泊を彩る使い方としてはグッド!

【 欠点 】
国内宿泊という観点から見ると、そこまで目を見張る特典はない
・年会費がそこそこするため、提携レストランで好みのがないと元が取れない

【 損益分岐点 】
2〜3回程度、エグゼクティブダイニングを利用する人は得です。

 海外のリッツ・カールトンでいい優遇を受けられたりと海外が強い反面、国内の特典は正直微妙なところが多い印象です。

 最大の特徴としては、「2名で予約すると1名が無料になる」というエグゼクティブダイニングのサービス。
 滞在時の夕食でこのサービスを使うと、かなりお得で満足度も高いそうです。


最後に

 結構、外資系のホテルのクレジットカードを紹介しているサイトは多いのに国内のブランドを紹介しているサイトが少ないのでこれを書きました。特に反省はしておりません。
 何が言いたいかというと、「日本ブランドのホテルのクレジットカードでも結構凄いんだぞ!」です。

 もちろん、旧ヒルトンゴールドやspgアメックス、ここでは紹介していないアメックスプラチナやラグジュアリーカードは全部化け物クラスですが、国内のブランドは「そんなに高くなくて特典そこそこ」なので、気軽に作れて気軽に特典を楽しめるのが売りかと思います。

 最後に、spgアメックスと復活後のヒルトンに関しては記事を作る予定なので、良ければご覧ください。

 では、読了ありがとうございました。

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