【惜しいホテル】ROKU KYOTO ガーデンデラックスキング宿泊記 ルームサービス、朝食など

エントランス Hilton
【この記事の対象者】
・ROKU KYOTOへの宿泊を検討している
・ヒルトンダイヤ会員の特典が知りたい
・ガーデンデラックスルームに泊まる予定がある
・何が惜しいか知りたい人

 前日のパークハイアット京都の滞在はこちら



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ホテル概要とダイヤモンド会員特典

名 称ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts
開 業2021年9月16日
客室数114室
(内スイート2部屋)
ラウンジなし
レストラン1つ(TENJIN)

〒603-8451 京都府京都市北区衣笠鏡石町44-1

 ROKU KYOTOは2021年9月に誕生したヒルトン最上位ブランドLXR系列のホテルです。

 客室数は114室でスイートは2部屋と比較的少なめで、建物自体も4階建てと京都らしい高さです。

 さらに、レストランはヒルトンのリゾートにしては珍しく一つしかありません。

 自然と朝食は混雑すると思いますので、気をつけるが吉と思います。




ダイヤモンド会員特典

アップグレードあり(スイートを除く)
レイトチェックアウトあり(時期により変動)
朝食無料(TENJIN)
バータイムあり(ティーハウス)

 まず、このROKU KYOTOはダイヤモンド会員でも無償でスイートへのUGは不可能です。

 (予約時にホテルスタッフに確認済。過去はできたので、時期による??)

 このホテルの普通の最上位はプレミアム、もしくはプールサイドデラックスになるらしく、その部屋までのUGになります。

 スイートルームに泊まりたい人は有償宿泊。

 もしくは時期によっては当日の有償UGも可能みたいですので、時期を狙って有償UGしましょう。

 バータイムはティーハウスでの対応になりますが、私が行った時は部屋のアルコールとスナック無料(おかわり可)でした。

 私はこちらの方がありがたかったですね。






前書・他ブランドの車でホテルに乗り込んだ話

ホテルカー

 前回、思いっきり商売敵(?)のロゴをドーンとつけた車でホテルを出発。

 その後、車に乗りながら京都の名所を車から眺め、1時間半ほどかけてホテルに到着しました。






モニュメント

 金閣寺の近くから住宅街っぽい通りに入り、しばらく車を走らせると右手にホテルが見えてきます。

 あまり長くないスロープを降りると、こんなモニュメントが。

 バス停とか駅から歩くと遠いから、タクシーかレンタカーがお勧めです。

 駐車料金無料だし、レンタカーが便利ですね。






玄関

エントランス

 車寄せに停車すると、すぐにスタッフさんたちが寄って来ました。

 今日から一泊することを伝えると名前を把握しているらしく、すんなりと中に案内されました。

 車から降りてパークハイアットの運転手さんにお礼を言ってから、スタッフさんの後を追います。

 横目から見てましたけど、パークハイアット京都とROKU KYOTOのスタッフさんが共同で作業している光景は結構貴重ですね・・・






ティーハウス

 この日は丁度チェックアウト時間と重なってしまったため、こちらのティーハウスに通されました。

 普段はここでバータイムが提供されるそうですが、我が家は前日にしっかりお酒を楽しんだこともあり、参加する気ゼロです。






眺め

 ティーハウスからの眺め。

 夜はこれがライトアップして綺麗なんでしょうねぇ・・・

 写真の左手がレストランのTENJIN、右手がホテルです。

 TENJINはコロナ禍ということもあり、最後までご縁がなかったです。






ウェルカムスイーツ

 のんびり待っていると、お姉さんがスイーツを持って来ました。

 ここは「ティーハウス」の名前の通り、お茶はセルフサービスでおかわりしていいそうです。

 セルフサービスってところが妙にヒルトンぽくて、ほっこりしてしまいました。

 そんな感じでボケーと待っていると、フロントのお兄さんがやってきてチェックインの手続き。

 予約状況、会員特典、夕飯や朝食の案内とかそう言った説明を受けます。

 ここで、我が家は毎回「朝食をルームサービスやランチに振替できるか」を確認します。

 できないと言われたら即終了のヒットアンドアウェイ戦法ですが、時々当たるので結構強いです。

 言ってすぐに諦めれば所要時間1分未満、元手0円ですからね。

 この時のお兄さんからは「担当に確認し、折り返します」とのこと。






廊下

 お兄さんに連れられてホテルをお散歩。

 サーマルプールなども行きましたが、人がいて写真は撮れませんでした。






眺め2

上からの眺め

 彼女が上からの景色を見たいというので、お兄さんに見えるスポットを聞きました。

 ここってエレベーターのセキュリティはなく、ホテル棟の入り口でカードキーを使うタイプみたいですね。

 次回は上の階にしたいね、なんて彼女と話してました。






一階

 なお、一階からの景色でもこれです。

 本当にここ京都?? と思える大自然が逆に大好き。






お部屋

 そんな感じでふらふらしながら、お部屋につきました。

 2021年最初の滞在はこちら。

 ROKU KYOTOのガーデンデラックスキングルームです。






お部屋紹介

入り口

 入り口。

 左手がトイレで、右手がウォークインクローゼットです。






クローゼット

 広くて長期滞在でも居心地良さそう。

 やっぱりこのレベルのホテルだと、クローゼットが大きいですね。






スリッパ

 スリッパと雪駄。

 ホテル内はこちらの雪駄で移動してもいいそうです。






おトイレ

 おトイレも綺麗ですね。

 ここはウェットエリアはタイル、それ以外は木と材質が変わっていてわかりやすいです。






ベッドルーム

ベッドルーム

 ベッドルーム。

 正面にテレビがある作りでにっこり。

 ここはルームサービスとかも全部テレビ操作で出来るPier8スタイルのため、テレビの操作がわかれば色々できます。

 逆に電話はパークハイアット京都と同じ電話なので、慣れない人は使いづらいかも・・・

 思わずホテルの人に「なんでこの辺のこのクラスのホテルってこの電話なの?」って聞いてしまった。

 なお、スタッフさんは大真面目に「業者さんが同じなのではないかと!」って答えてくれました。

 なるほど!!






お酒

 ベッドの横にあるお酒の棚。

 水がインディゴ箱根の水だ・・・これ、缶切りをうっかりルームサービスに返すとえらいことになるんですよね。

 好きなウイスキーがあり、ダイヤ特典で無料だやったーって思っていたら彼女に禁酒を言い渡されました。

 前日にたくさんシャンパンとか飲んだし仕方ないか・・・






冷蔵庫

 最近どこ行っても冷蔵庫これだな、これ本当に持ち込みはいらないんですよこんちくしょうガー!!!

 って思いながら使ってました。

 インルームバー飲んでもよかったけど、うちの人が午後ティーしか飲まないんですよね・・・





リビングエリア

 リビングエリアとお風呂が一緒って斬新よね・・・

 リビングエリアはこのようにベッドルームと分けることも可能です。

 本当に連泊向きなホテルだな・・・随所に使いやすさが滲み出る。






ウェルカムフルーツ

 ウェルカムフルーツよりウェルカムお花のが嬉しい件。

 食卓にお花があると華やかになりますよね。

 フルーツは高位ブランドだけあってどれも美味しかったです。






お風呂

お風呂

 お風呂。

 シャワーとかはついてなくて、バスタブのみ。

 このガーデンデラックスっていうタイプだけ、客室でも温泉が楽しめます!!

 ただ、この温泉が微妙に曲者。詳しくは後述します。





お庭

 外の景色は部屋の名前通り、お庭。

 塀の後ろから雄大な小山が見えて気分がいいです。

 ただ、左手には客室が見えるので、場所によっては結構怖いかも・・・

 少なくとも私たちの部屋は半露天風呂とか絶対無理って感じでした。






ウェットエリア1

 お風呂横のベッドエリア。

 うん、ここまではよかったんですけどねぇ・・・






ウェットエリア全景

 なぜかこの部屋、洗面台→シャワーブース→洗面台という謎の作りなんですよね。






シャワーブース

 シャワーブース(仕切りなし)

 見た瞬間、思わず「( ゚д゚ )」な顔になりましたわ。

 もし私がこんな設計やったら社長の蹴りが飛んできますね。(確信)

 皆様、「これ、シャワー使ったら洗面所も水浸しにならない?」と疑問にお思いかと思います。

 しっかりと水浸しになりますのでご安心ください。






ウェットエリア2

アメニティ

 トイレ側の洗面台とアメニティ。

 持ち帰れるシャンプー類でうちの彼女が持ち帰らないとか、逆に凄いわ。

 なんていうか・・・高いのはわかるんだけど、絶妙にちゃっちいんですよね。

 お部屋の紹介は以上です。

 では、ルームサービス紹介の前に惜しいポイントを上げていきます。






4つの惜しいポイント

1. 貸し出しの充電器と環境が合っていない
2. なぜか洗面台に水が貯められない
3. 冬の朝は温泉があまり暖かくない
4. シャワーブースなんとかして
5. 部所間の連携が微妙に悪い

貸し出し充電器

 まず、枕元の携帯充電用電源はCタイプです。

 なのに、上の充電器が貸し出されます。

 ばっちり普通のUSB充電器なので、思わず「???」ってなりました。

 開業仕立てということもあってか、絶妙に噛み合っていないんですよね、このホテル。


 次に洗面台に水を溜めることができません。

 これ、地味に困りましたけど、まあ仕様なら仕方ないって感じです。


 3番目に、朝温泉を入れたのですが、お湯だけで入れてもあまり暖かくなくて困りました。

 インディゴ箱根は朝でも夜でもお湯単体でやると熱湯ですけど、こちらは違う感じ・・・

 源泉がぬるくて沸かしてるのか、たまたまなのか・・・

 詳細はよくわからず。


 シャワーブース。

 もう作ってしまったものは仕方ないですけど、洗面所が水浸しになって「Oh」ってなりますね。

 これ、ユニットバスによくあるシャワーカーテンを上から垂れ下げるだけでかなり効果あると思うんですよねぇ・・・


 後、これは純粋に気になった点ですが。

 部署内での連携は素晴らしいです。

 ルームサービスはソースの件で3回電話して3回とも違う人が出ましたが、皆さんしっかり情報共有されてました。

 最初の繁忙期でこれをできるホテルは中々ないので、感心してしまいました。

 逆に、ルームサービス⇄客室係や、客室係⇄フロントなど。

 こちらの連絡は普通に伝わってないってケースが2件ほどありました。

 まあ、新規開業ホテルとしてはもう十分完成してますし、これは時間が経てば自然と克服するだろうなと思います。


 サービスも料理も美味しく、色々素晴らしいところが多いホテル。

 一方、開業まもないためかまだ「惜しい点」もあるホテルだなと思いました。

 今後、改善されていく点もあるでしょうし、期待したいです。






ルームサービス

 ルームサービスは夕飯と朝ごはんをいただきました。

 ゴールド会員以上の朝ごはん無料は原則としてTENJINですが、この時は運よくルームサービスに変更できました。

 この変更について私の所管を述べますが・・・

 ぶっちゃけ、他のスタッフさんの反応を見る限り客室係さんの通達ミスかルームサービスの人がこの対応を知らなかったと思います。

 時期によってルームサービスやランチに振替できるホテルは時々ありますが、そういう場合、当然レストラン側も仕様を理解しています。

 ですが、この時はルームサービス係の人はそれを知らず、代金を請求される寸前まで行きました。

 (ルームサービスで渡されるビルにサインをすると、どんな口約束があっても料金の支払い義務が発生します)

 (無料である場合、そもそも「これにサインしてください」などと言われません)

 私はサインを求められたときにピンときて問い合わせたので事なきを得ましたが、慣れていない人だと危なかったと思います。

 ただ・・・もしホテルが

「勘違いだったよ、ごめんね。ルームサービス有料だったよ。料金払って欲しいな」

 こう言われた場合、私は「ヒルトンだし仕方ねえな!」って感じで料金を支払います。

 その後、負けた気がするのでTENJINにダッシュして少しだけご飯を食べる予定でした。

 例外対応に挑むときは、「ホテルがごめんなちゃいしてきても泣かない、ごねないのが一番重要だと思います。

 紛らわしくしてるのはこっちですしね。

 今回はこれをやらなかったので、流石はヒルトン最上位クラスだなと思います。

 閑話休題。では、まずは夕飯の画像からです。






夕食

 お夕飯は彼女がステーキで私はハンバーガーです。

 ルームサービス係さんはこちらの要望を最大限叶えようとしてくれました。

 特にステーキソースの件で電話した際の対応は素晴らしいの一言に尽きます。






ステーキ

 彼女のステーキ様。

 ウェルダンなのに柔らかくてうまうまでした。

 ソースはわざわざ和風ソースを作ってくれました。感謝。






ハンバーガー

 ホテルのハンバーガーはあちこちで食べますが、久々に開眼するレベル

 うわ、2泊してルームサービス食べ漁ればよかった・・・!!

 って少し後悔しました。






朝ごはん

 朝ごはん。

 少しゴタゴタしたけど、クオリティ自体は普通によかった・・・






和食

和食2

 和食は2段箱。

 おかずも味噌汁もうまうまと彼女が食べてました。






洋食

 洋食はこれに加え、カスケイドカフェサイズのコーヒーポットがつきます。

 クロワッサンもソーセージも野菜グリルもうまうまと食べてました。

 オムレツは思ったより小さかったけど十分。

 とても美味しいお食事でした。ごちそうさまでした。






最後に

最後に

 最後にホテルをフラフラして、新幹線の時間もあるので13時くらいにはチェックアウトしました。

 色々とざっくばらんに容赦なく書きましたけど、何が驚いたって・・・

 開業してから3ヶ月足らずでこのクオリティを維持してること。

 開業してるホテルが混沌してるのは当たり前です。

 改善点が多いのも当たり前のことです。

 でも、そんなものを気にさせない素晴らしいサービスと連携の良さ・・・

 これはまた恐ろしいホテルが京都にできたもんだなと思いつつ、タクシーでホテルを後にしました。

 次に来る時は普通の部屋に泊まって、TENJINで食事したいですね。

 では、今日はここまでです。

 また違う記事でもお会いできたら嬉しいです。

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