【この記事の対象者】
・スプリングスサイドの予約と巡り会えた人
→特に、どうリクエストするかで悩んでる人
・いずれこの部屋に泊まりたい人
・いつか、そこに辿り着くすべてのひとへ
著者について
スプリングスサイドに1年4滞在した魔法の泉大好き夫婦(夫)。
前書

ファンタジースプリングスホテル、スプリングスサイド。
予約難易度こそミラコスタのテラスルーム上位よりかは劣る印象ですが、それでもなおファンタジースプリングスホテルにおける最大の激戦区であり、予約難易度は間違いなく「難」と断定して間違いないでしょう。
このサイトで、その部屋を予約するテクは記載しておりません。
予約をする際に必要な情報や、攻略法の傾向は常に変化しています。
それに・・・色々な人に教えてもらったり自分で情報収集して獲得した予約のほうが、わくわくしますよ。
この記事はあくまで、「あなたがその部屋と出会えてから」真価を発揮するものです。
あなたがその予約と出会えた時、もしくはいつか出会える日のために参考にしてください。
「あなたはそこそこ苦労して予約に立ち向かい、色々な人からアドバイスをもらい、なんとか無事にスプリングスサイドの部屋を確保できました」
今回の本編は、そこから始まります。
スプリングスサイドの概要

部屋数 | 15部屋 / 475部屋 |
カテゴリ | デラックスアクセシブルルーム パーシャルビュー(2部屋・5階) デラックスアルコーヴルーム パーシャルビュー(3部屋・5階) パークグランドビュー(6部屋・6階7階) デラックスバルコニールーム (2部屋・6階7階) デラックスバルコニー&アルコーヴルーム (2部屋・6階7階) |
共通の部屋の特色 | ・5名まで宿泊可能な広々とした客室 ・トイレが二つあり、機能面でも充実 ・階段からは結構遠い、製氷室は近い |
客室数は、475部屋。そのうちのわずか15部屋がスプリングスサイドです。
特にパークグランドビュー・・・俗にいう、「魔法の泉がバッチリ見える眺めのいい部屋」は更にその中の10部屋しか存在しません。
我々はその10部屋を、日夜奪い合っているのです。
また、一つこれだけは言わせていただきますが、ファンタジーシャトーの眺めはどう足掻いてもグランドシャトーには敵いません。
理由は後で明記しますが、「とにかく魔法の泉を眺めながら最高の滞在がしたいのじゃ!」という人は変にケチらず、コツコツ30万円貯めてグランドシャトーに泊まりましょう。
一方、スプリングスサイドにはスプリングスサイドの良さがしっかりありますよ。
それでは、次は部屋の紹介を混ぜながらそこを解説していきましょう。
スプリングスサイドへの行き方

あなたは今回予約を頑張り、しっかりとお金も用意して魔法の泉を旅しに来ました。
スプリングスサイドがあるのは5〜7階ですので、「いい部屋なら最上階の9階でしょ!」と間違えないように気をつけましょう。
高層階がないことも、またグランドシャトーとの差別化を図っていたんですかねぇ・・・
部屋はエレベーターホールの向かいにある「右がエントランスサイド、左がローズコート」の廊下を渡った先にあるので、そちらにてくてく歩いていきましょう。

製氷室の前も通過して一番奥まで行くと、5〜7階に関してのみ廊下は途切れておらずT字路になっています。
ここの左に2部屋、右に3部屋あるのがスプリングスサイドです。
ここまでの説明でわかっていただけると思いますが・・・
エレベーターからは地味に離れてます。
(グランドシャトーから移動したこともありますが、普通に遠かったです・・・)
また、客室係さんの詰め所かエレベーターが近くにあるみたいで客室係さんとの遭遇率が凄く高いです。
ちなみに防音性がしっかりしているので部屋にいるときは気になりませんでした。

また、6、7階の部屋の構成としては
左側・・・デラックスアルコーヴルーム2部屋
右側・・・デラックスアルコーヴ、デラックスアルコーヴバルコニー、デラックスバルコニーの順
という形になります。
魔法の泉の中心は右側なので、魔法の泉を見たいなら右側、ローズコートも魔法の泉も見たいなら左側と思います。

部屋番号は「○317〜○321(丸には回数が入ります)」となります。
部屋番号は左から右に行くほど高くなり、写真に写っているこの部屋は「7階のバルコニーデラックスルーム」となります。
長旅お疲れ様でした。それでは、お部屋に入りましょう。
部屋紹介

部屋に入ると、ローズコートなどと同様の廊下・・・ではありません。
左手は他の部屋と同じ、このホテル系列ではお馴染みのウェットエリア。
入ってすぐの右手に置いてあったクローゼットはなくなり、謎の扉があります。

中はトイレです。洗面台もついていて利便性もバッチリ。
そう、お分かりですね? この部屋、先ほど申し上げたようにトイレが二つあります。
つまり、「左のウェットエリアにはいつも通りのトイレ」「右手には新手のトイレ」とトイレに挟まれる構図になっているのです。
そして、入って左手にあるのはもはや説明不足とさえ思えるいつものウェットエリア。
このホテル系列って、デラックスタイプ以上は大体この構図だから慣れてきましたね・・・
デラックスだからってお風呂は広くなってません・・・少し違ってたらより嬉しかったんですけどね。

右手のトイレの隣には、冷蔵庫やポットのスペース。
これって冷静に考えたら・・・手前にあった鏡とかの化粧エリアがトイレになったってことなんですよねぇ。
どちらがいいかは家族次第って感じでしょうか。
そして、デラックスアルコーヴルームはこう言った形になります。
バルコニーなしの部屋はアルコーヴ確定なので、それはそれで地味に嬉しいですね。
もはや我が家では当たり前のことになってしまいましたが、ベッドルームに着いた瞬間、窓を全開にしてパークBGMを部屋に取り入れます。
これだけで凄く癒されるんですよね・・・
また、時報としてアレンデール城の鐘も鳴ります。
これは凄く便利で、チェックアウト時間が近い時に聞こえると時計を見ていなくても「あー、時間だ。帰らなきゃ」となるので便利ですよ。
こちらがデラックスバルコニールームの室内です。
見ての通り、アルコーヴがなくなってソファーが一つ増えますよ。
とはいえ、2人だと窓際のソファーに2人とも集まるから手前のソファーが地味にいらない・・・
また、どちらの客室も化粧台が部屋の奥の方に移動していますよ。
この部屋のもやっとポイントであるクローゼット。
入り口にあったクローゼットが一番奥にあるのがデラックスルームクオリティ。
クローゼットは2人でもそれなりにいっぱいになるんですが、これはなんとかならなかったのだろうか・・・
バルコニー
部屋によっては、このようにバルコニーがついています。
室内から見ると、景色がまるで切り抜かれた一枚の絵みたいで綺麗ですね・・・
バルコニーは2人でのんびりしてても広すぎるくらいでした。
柵はそこそこの高さまでありますが、ミラコスタのような落下防止がありませんのでお子さん連れのご家族はご注意ください。
我が家は1時間くらい普通にぼんやりしていたこともありましたけど、隣から話声とかは聞こえませんでしたね。

事前にキャストさんに相談の上、許可が得られれば折りたたみの椅子を持ち込むこともできます。
ただし、飛んで行ったりしたら大迷惑をかけてしまうので取り扱いには細心の注意を払いましょう!!

夜、灯を灯して夜景を眺めるのもこのバルコニーの楽しみ方の一つです。
部屋の明かりがあるのであまり使うことはないでしょうが、暗いと思ったら使えますので覚えておくと楽ですよ。

バルコニールームを予約したけど、寒いし椅子や机がないから部屋の中でお酒を楽しむ筆者の図。
後述しますが、このバルコニーは夏も冬もきついので部屋から眺めることもそこそこあります・・・
でも、いざという時は外に出れるっていうのは大きなアドバンテージですよね。
では、皆様お待ちかね。部屋の景色を見ていきましょう。
スプリングスサイドの景色
景色。下の踊り場みたいなところが少し邪魔しており、ここで好き嫌いが分かれると思います。
一方、遠目には火山やシンデレラ城も見えますし、魔法の泉の主要建造物はバッチリと見えます。
こちらはグランドシャトー中央塔7階の眺め。一泊三十万円は伊達ではない。
こちらは足元に変な踊り場もなく、足元までしっかりと魔法の泉の景色が広がってます。
個人的な感想ではありますが、
・グランドシャトー
→ミラコスタのポルトパラディーゾサイド好きな人に向いてそう!
→パークがバッチリ見えて、いつでもお祭り騒ぎでワクワクする
・スプリングスサイド
→ミラコスタのヴェネツィアサイド好きな人に向いてそう!
→ひっそりと隠れてパークの雰囲気を楽しみたい人はハマる
こんな感じです。
我が家は元々、「部屋でゆっくりしている時にパークのゲストから見えると恥ずかしいし・・・」ってタイプなので、ひっそりと暮らせるスプリングスサイドの方が好みです。
グランドシャトーもまた忘れられない思い出ですが、最終的には好みの問題だと思いますよ。
夜、色づいた景色。
この時間になると魔法の泉の光量が少ないこともあり、部屋からゲストの姿はほぼ見えなくなります。
まるで、みんなが遊んでる魔法の泉のほとりで隠れてひっそりと暮らしているような特別感に浸る。
パークから見えないからこそ感じる特別感にハマって、気づけば1年で4滞在もしてました。
さすがに自重します。
もしもあなたがバルコニールームに泊まっているなら、見える画角は普通の部屋の比ではありません!
柵に少し身を乗り出せば、グランドシャトーまでバッチリと見渡すことができます。
ここの位置はバルコニールームでも外からはまず見えませんので、ご安心してのんびりとしてくださいね。
(嫁さんが1人でパークに行った時に探しましたけど、見つからなかったそうです・・・)

この部屋からは、バルコニーがあってもなくても花火を楽しめます。
また、お正月の時期はこの部屋からも見える位置からの日の出を観測しましたので、是非とも年越しで狙っちゃいましょう!
(多分、私でもほぼ無理なレベルではありますが、いつか行ってみたいです!)
バッチリ見えるもの
・花火 ・初日の出
少し見えるもの
・リーチフォーザスターズ(部屋による)
・ビリーヴ
なお、我が家はいまだに一回も花火を部屋から見ていません・・・
なんか、毎回パークにいたり、部屋にいる時は上がらなかったりで縁がないんですよね・・・
皆さんは是非ともお部屋で楽しんでくださいね。
部屋の比較 テラス有無、それぞれの利点
部屋 | 利点 | 欠点 |
デラックスアルコーヴ | ・部屋の中から景色が楽しめる ・アルコーヴがある部屋確定 | ・外に出れない |
デラックスバルコニー | ・外に出て魔法の泉を堪能 ・画角が普通の部屋より広い ・部屋からの景色も味がある | ・夏は特にキツイ ・部屋からの眺めはイマイチ ・アルコーヴなしの部屋もあり |

どうしても皆さんバルコニー付きが気になるかと存じますが、バルコニーなしの利点はこの写真に全てが詰まっています。
窓を全開にし、椅子にどかっと座り、足を投げ出してだらーんと寝ながらの景色がこちらです。
お酒を飲み、半分寝そべるような形でこの景色はもう優勝ですよ。
聞こえてくるパークBGM、遠目に見えるゲスト、時間が経てば夜景に変わっていく・・・
2回目の誕生日でここの部屋だったんですが、もうこの時点で最高の気分でしたね。

バルコニーの利点も欠点も、だいたいこの1枚の写真に詰まっています。
部屋内から写真でも結構乙なものですし、結構楽しめますが・・・景色をガッツリ楽しむためには、どうしてもバルコニーに出る必要があります。
ここがこの部屋の最大の利点であり、同時に欠点です。
要は、先ほどの普通の部屋のように部屋で酒を飲みながらのんびりと眺めるというより、「よし、魔法の泉に浸るぜ〜!」って気合いを入れて外に出ないと、枠が邪魔して景色がろくに見れません。

また、当然ですけれども屋外ですので冬は寒いし夏は暑いです。
特に注意しないといけないのは夏で、魔法の泉からの飛沫で湿気がとんでもないことになって熱中症になりかけた・・・なんて思い出もあります。
夏にこちらの部屋に泊まる方は、悪いこと言わないので窓を全開にして冷房の風を浴びながら楽しみましょうね。
階層比較 6階と7階、それぞれの良さ
階層 | 長所 | 短所 |
6階 | ・パークが近く感じる | ・同じ階のローズコートから見える |
7階 | ・外からはより見えないくい ・少し眺めがいい | ・パークが少し遠く感じる |
※踊り場の邪魔さはどっちもあまり変わらないっすよ。
6階の場合、アレンデール城やネバーランドの山などが同じくらいの高さで結構近く感じます。
一方、下の踊り場が近くなる分に少しだけ景色が狭まり・・・
加えて、同じ階の一部のローズコートと目線が合うというデメリットがあります。
このデメリットはバルコニー付きの部屋ではあまり気になりませんが、普通のデラックスアルコーヴの場合、部屋の中も少し見えるので気になる時があります。
一方、7階はそういったデメリットはありませんが、やはりパークからは少し遠く感じます。
我が家は7階→6階で体感したのですが、初めて6階に来たときは魔法の泉が近く感じられ、「おっ!」ってなりました。
一方、バルコニーの時は気にならなかった他の客室からの視線が普通の部屋で気になり、そこでしょんぼりしました。
この辺の利点と欠点は人それぞれですが、自分の好みの部屋をリクエストしてみるのもいいかもしれません。
もちろん確定はできないですが、言うだけなら無料ですので、試してみる価値はあると思いますよ。
最後に
この記事は、今後随時更新をしていく記事です。
まだ泊まったことがないバルコニーアルコーヴやパーシャルビューにも泊まれた場合、随時記事はアップデートしていきます。
スプリングスサイドは予約難易度も高めなのでなかなか泊まれる部屋ではありませんが、我が家みたいにハマる人はハマるので是非挑戦してください。
では、今日はこの辺で。
また違う記事でもお会いできたら嬉しいです。