【この記事の対象者】 ・ストリングス東京インターコンチネンタルのレストラン利用を考えている。 ・宿泊を検討しているが、レストランかルームサービスか決まっていない
※第1節・ストリングス東京ICのマンスリーステイはこちら
※第2節・ルームサービスを制覇した時の話はこちら
前書・ストリングス東京ICのレストランに関する所感
レストランの位置はホテルによりまちまちですが、ストリングス東京インターコンチネンタルの場合はロビー階である26階に集中しています。
27階より上は完全に宿泊者の専用エリアとなっておりカードキーがないと入れませんが、この階に限ってはホテルに泊まっていない方でも利用することができます。
このホテルは2つのエリアに4つのレストランが存在します。
【チャイナシャドーエリア】
チャイナシャドー(中華)
【旧ダイニングルームエリア】
メロディア(イタリアン)
リュトモス(カフェ・バー)
風音(鉄板)
上の写真右手にあるのは旧ダイニングルームエリアです。
メロディア、リュトモス、風音の三つが一つのエリアにうまいこと点在しています。
朝食時はメロディア・リュトモスの両エリアと風音のカウンターエリアが開放されており、広々と利用できます。
こちらのエリアは窓こそありませんが、32階まで7階分もある圧巻の突き抜けが非日常を演出します。
大抵レストランに行くと「窓辺」など開放感の席を選びがちですが、ここはどの席でも開放感が抜群なので席を選ばなくて済むのが利点ですね。
チャイナシャドーは改装前からここにある中華レストランで、コロナ禍のためか席数は改装前よりも少なくなっている印象でした。
個室も一部屋あり、ビジネス利用のお客さんもそこそこいました。
こちらは席によってはお台場まで見通せる夜景を楽しむことができます。
場所もクラブラウンジの横ですので、バータイムの後に夕飯を食べることができてかなり使いやすいですね。
では、各レストランの特色を見ていきましょう。
メロディア(イタリアン)
種 類 | イタリアン、朝食 |
営業時間 | 朝:6時30分〜11時00分 昼:11時30分〜15時00分 夜:18時00分〜21時00分 ラストオーダーは閉店30分前 (ディナーのみ1時間前) |
ルームサービス | 一部あり |
メロディアはこのホテルのメインレストランであり、朝食もこちらで食べることになります。
席のエリアはリュトモス、ビュッフェエリアは風音の一部を含んでいますが、全て含んで「メロディア」という認識でもいいと思います。
朝と昼の間、昼と夜の間、夜の営業時間後もリュトモスが営業しているため、閉店時間後ものんびりしていても意外に何も言われません。
この辺は一体型レストランの強みだと思います。
朝食
IHGダイヤモンド会員:チョイス特典で二人まで無料 それ以外:3960円+サービス料15% アラカルトあり
ストリングス東京のモーニングは基本的にビュッフェ形式ですが、アラカルトを注文することもできます。
ただ、このアラカルトはルームサービスと値段が変わらないので、あまり使うメリットはないですね。
逆に子連れの方はご両親のどちらかがダイヤモンド会員なら無料朝食+モーニングキッズプレートなら朝ごはんを2000円くらいに済ませることが可能です。
ランチやディナーではスタッフさんのエリアとなっている場所がビュフェテーブルになっています。
こちらは冷菜やサラダにフルーツ、ジュースなどのエリア。
冷菜、サラダ、フルーツとバランスの良いラインナップ。
スモークサーモンとか見るとテンション上がりますよね。
温菜のエリア。風音のカウンター席も写真のように開放されています。
点心もありましたけど、チャイナシャドーで食べたやつの方が断然美味しかったです・・・作ってる場所が違うのかな?
こちらはエッグステーションもあり、オムレツなどを調理してくれますよ。
この朝食のハイライトは、なんと言ってもここの「今日のスペシャルメニュー」です!
この時は彼女がいない土曜日だったので一人でのんびりと食べてみました。
とりあえず私が好きなものだけたくさん取って、基本的にお代わりしないスタイルです。
朝食のハイライトはこちらのメロンジュースでした。
メロンを直しぼりしているとしか思えないような喉越しで、あまりの美味しさにうっかりと開眼しそうになりました。
朝食は大変混むため、朝早くても抵抗がない方は素直に6時30分に来ることをお勧めします。
平日と土曜日はビジネスの人がそこそこいますが、日曜日はビジネス客が消えるのでかなりお勧めですよ。
ランチ/ディナー
【ランチ】
コース:4290円〜
アラカルト:3000円〜
【ディナー】
コース:8800円〜
アラカルト:3000円〜
(サービス料別)
ランチは天蓋より降り注ぐ光を浴びながらご飯を楽しみ。
夜の帷が降りてきて18時になると、ホテルも上の写真のようにパッと灯が消えて夜の雰囲気へと移ろいます。
嘗てはそれと同時に右手の白い壁にローマの休日の白黒映画が移されましたが、今はもうやっていません。
プロジェクトマッピングにアップグレードした上での復活、はよ。
26階は小さな町です。嘗てのように小川も林もありませんが、品川上空で切り取られたこの街にも静かに夜が訪れました。
天蓋はすでに役目を終え、レストランの明かりがぼんやりとホテル全体を照らしはじめます。
昼と夜は朝ごはんの時と打って変わってイタリアン特化に変わります。
アラカルトで注文する場合は3000円〜5000円くらい用意しましょう。
お酒も飲むならもう少し用意した方がいいですね。
レストランで食べるメリットはサービスでついてくるこのフォカッチャでしょうか。
これはコースでもアラカルトでも付属します。
この時はレストランでしか食べられないパスタが食べたかったのでこちらにしました。
アサリのボンゴレビアンコです。スタッフさんの薦めで注文した白ワインともバッチリ合いました。
これとサラダを注文して7500円くらい・・・これにマンスリープラン特典で50%割引だったかな?
リュトモス
種 類 | カフェ&バー |
営業時間 | 6時30分〜22時(週末23時) カフェ:11時30分〜17時00分 (アフタヌーンティー14時〜) バー:17時〜閉店まで |
ルームサービス | あり(軽食、お酒) |
リュトモスはメロディアに入る入り口付近のエリアのことを指します。
こちらではアフタヌーンティー、バー、軽食などを楽しむことができ、非常に使いやすい印象です。
特にここは軽食に力を入れており、ルームサービスにあるサンドイッチやハンバーガーなども食べることができます。
アフタヌーンティーだと6000円超えのため、予算がない方はケーキや軽食とお茶で雰囲気を楽しむというのもお勧めです。
私はレストラン割引特典でステーキサンドイッチとお酒を飲みにいきました。
ルームサービスだとわりかし冷めているフライドポテトも熱々で、お酒も美味しくて大満足だったのを覚えています。
ただ、こちらは結構常に混んでいるイメージですので、コロナが心配な人は利用時間を早めか遅めにすることをお勧めします。
風音
種 類 | 鉄板焼き |
営業時間 | 昼:12時〜15時(LO30分前) 夜:18時〜22時(LO1時間前) 木曜日〜日曜日の営業 |
ルームサービス | なし |
ランチ:4180円〜(平日)
6600円〜(週末)
ディナー:13200円〜
(サービス料別)
朝食が終わりお昼になると、ビュッフェ台の一角に不思議なテーブル席が出現します。
このアイディアは私としても舌を巻く見事なものでした。
ずっと「どこにあるんだろう??」と思っていましたが、まさかこのスペースを鉄板焼き屋さんとして活用するとは!
上から見下ろすと、風音はまさにこの位置にあります。
リュトモスとメロディアの間をビュッフェ台側に入り、右手ですね。
ここにはカウンター以外の半個室もあり、6人くらいの大家族の方は固執しての活用もできそうでした。
二人くらいだと、同じ半個室にもう1グループ来るので独占的な使い方をすることは難しいです。
ですが、私は彼女と利用した時に二人でしたが一つの部屋を独占できました。
コツは20時など遅い時間に伺うことです。
コース料理・風琴(夏)
本当なら正式名称で書くべきなのですが、既に秋メニューに変わっているため所感で書かせていただきます。
ウニの入ったお蕎麦。彼女はウニが嫌いなのでキャビアに変更。
さっぱりして美味しい。
パッションフルーツのサラダ。
プチプチして面白い味。少し酸っぱい。
このソースの使い方はイタリア料理っぽいですね。
メインの和牛フィレステーキ。
ここは少し脂身多めなので、年取っている方にはきついかもしれません・・・
かくいう私も少しゲプっとなりました。
ガーリックライスとお吸い物。おこげが結構でかいですね。
彼女は白飯にしましたが、私もそちらでお肉と一緒に食べたかったかも・・・もうこの時はお腹いっぱい。
デザートはさっぱりと楽しんで満足満足。
リュトモスがやっていたので誰もいない個室で一休憩しながらお茶を飲み、その後部屋に戻りました。
チャイナシャドー
種 類 | 中 華 |
営業時間 | 昼:11時30分〜15時 (LO30分前) 夜:18時〜22時 (LO1時間前) 夜は水〜日曜日の営業 |
ルームサービス | あり(料金20%増し) |
チャイナシャドーは改装前からこのホテルにある唯一のレストランであり、ずっとこの場所で商売をしています。
現在では隣にクラブラウンジがあるため、バータイムで飲んだ後に夕飯を食べる場所としては非常にいい立地ですね。
ここはコース料理も素敵ですが、私が特にお勧めしたいのはランチのアラカルトメニューとルームサービスです!
ここのルームサービスメニューはホテル内でも唯一割増料金となります。
しかし、シェフの方々が「お客さんに美味しい状態で料理を提供することをプライドにしている」ことが感じられ、色々相談にも乗ってくれるのでかなり良いですよ!
また、ランチのアラカルトはラーメンやチャーハン、牛肉あんかけご飯などの一品メニューが多いので非常に選びやすいです。
(夜もそういうメニューはありますが数が少なく、昼よりも縮小しています)
汁麺、焼きそばからチャーハン、麻婆豆腐などの一品料理まで幅広く食べましたけど、どれも美味しかったですよ!
最後に
ストリングス東京インターコンチネンタルは完全に改装が終わってからは初めての利用でしたが、ここに1ヶ月泊まるという貴重な体験は得難いものだったと思っています。
もちろんその分お金は使いましたが、帰り際に感じた達成感ともなんとも言い難い気持ちを抱いたことをよく覚えています。
ここのレストランは全体的に外国人向けの印象ではありますが相変わらずどこも素晴らしく、滞在をサポートしてくれました。
品川駅前にはホテルだけではなく魅力的なお店がたくさんありますが、きたからには是非ホテルのレストランも利用してみてはいかがでしょうか?
では、今回の記事はここまで。
また別の記事でもお会いできたら嬉しいです。