【宿泊記】ストリングス東京インターコンチネンタル クラシックツイン マンスリーステイ

フロント IHG

【この記事の対象者】
・ストリングス東京ICへの宿泊を検討している
・シナガワロングステイが気になる
・IHGの40泊修行を検討している

※第2節・ルームサービス制覇への道はこちら

※第3節・レストラン利用の感想はこちら

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前書・一場の春夢が如く

在りし日

 昔、こんな光景を見ながらぼんやりと「ここに長く滞在できたら夢のようだな」と思ったことを覚えています。

 コロナが蔓延した2020年以降の利用は一切ありませんでしたが、私と彼女にとってここはお気に入りのホテルでした。

 26階より切り取られたこの別世界のような不思議な街は、私にとってマンションのように思えます。

 もしここに1週間でも、1ヶ月でもいられるなら、それはなんと素敵なことだろうと思いました。






在りし日2

 最後に行ったのは、ラグビーW杯で日本中が盛り上がった頃。

 このホテルにクラブラウンジが出来上がった頃です。
 (この時の宿泊記はこちら

 大規模な改装を経て嘗てあった小川や木々の内装は消え去り、私たちの大好きなホテルはその形を潜めたように見えました。

 それに2020年以降のコロナが追い討ちをかけ、私たちの足は自然と品川から遠のいていきました。

 再びこのホテルを訪れようと思ったのは、嘗ての夢を叶えるためです。

 ストリングス東京インターコンチネンタルホテル、「1ヶ月利用の滞在記」をここにお送りします。






ホテル概要

ホテルの看板

名 称ストリングスホテル東京インターコンチネンタル
住 所〒108-8282 東京都港区港南2-16-1
品川イーストワンタワー26F-32F
アクセス品川駅直結
新幹線口⇄7分程度
JR⇄10分程度
京急⇄12分程度
開 業2003年5月20日
(2019年改装)
客室数206室
施設フィットネスルーム
クラブラウンジ
レストラン3
バー1

アクセス
※ホテルのウェブサイトより

 このホテルの最大の売りは、なんといってもこのアクセス性の良さです。

 新幹線の改札、JRの改札、京急の改札まで屋根のある陸橋で繋がっている為、雨の日も濡れずにどこにでも行けます。

 しかもホテル入り口横にセブンイレブン(気付けば24時間営業になっていた!)もあり、利便性も神です。

 欠点として、このルートは多くのサラリーマンが使うために平日は激混みです。

 ここは付近に薬局、スーパー、レストランたくさん。

 徒歩10分少し、自転車3分程度で北品川商店街があるので意外に住みやすい感じでした。

 客室数はこのレベルのホテルにしては少し少なめの206室ですが、6階建てのビルと考えれば妥当の範囲ですね。






今回のプランについて

お部屋

名 称シナガワロングステイSUPREME
宿泊期間2022年12月30日チェックアウトまで
料 金7泊以上  19,000円/泊
30泊31日 39万円(1.3万円/泊)
部 屋プレミアルーム
(現デラックスルーム)
特 典フィットネスルーム利用可
WIFI付属
ランドリー3割引
ホテル館内の飲食2割引(7泊)
ホテル館内の飲食半額(30泊)
(対象外あり)
契 約契約書に準ずる
料 金全額先払

 正直、私にとって39万円は大金です。

 ぶっちゃけますが、概ね1ボーナスくらいの金額。自分で稼いだ金は命と同じくらい重いです。

 ですが・・・「普段1泊3万円のストリングスに泊まれてルームサービスも半額ならむしろ安くね!?」と思いました。

 それに、このプランは観光客が戻りつつある現状を見る限り、来年への延長はないと見て間違い無いでしょう。

 これはもう、あれですよ。乗るしか無い、このビックウェーブに!ってやつですね。




予約時の注意事項

 このプランは少し普通の予約と毛色が違います。

 普通の宿泊は「宿泊予約係」の方々が管理していますが、このプランは「営業」の方々が管理しています

 その結果何が起こるかと申しますと・・・営業課が休みだったり担当者さんが不在だと話が一歩も進みません

 かくいう私も決行を決めてから4日ほど担当さんが不在だった関係でその間は話が止まっていました。

 後、このプランはウィークリーマンションを借りる時のような契約書を記載する必要があります。

 料金の支払いと契約書の提出を合わせて予約となるので、その点は気をつけましょう。

 では、実際の宿泊記の話に移ります。






到着、チェックイン、お部屋へ

入り口

2階入り口

 2階、セブンイレブン横にある入り口を入ると長い廊下がお出迎え。

 ここのホテルは1階・2階が入り口ではありますが、基本的にスタッフさんは常駐しておりません。






2階エレベーターホール

 2階のエレベーターホール。

 エレベーターは3台、ソファーには時々人が座っています。

 ここは基本的に空調が効いておらず、まだ少し暑い感じがしますよ。






1階車よせ

入り口のレリーフ

 1階の入り口。

 ホテルの入り口は1枚目の写真の一番奥の自動扉です。

 横にホテルのレリーフがあるのでわかりやすいと言えばわかりやすい。






一階

 1階入ってすぐの場所。2階へは階段でもアクセスできます。

 タクシー待ちも想定しているのか、こちらのが若干広いですね。






1階エレベーターホール

 平日に品川駅から来るときや、北品川から歩く場合、車はこちらが便利。

 もちろん、登るときは1階のエレベーターホールが一番優先されるから間違いなし。

 エレベーターは2階を過ぎれば26階まで直通ですよ。






フロント1

フロント2

 エレベーターで26階に登ると、目の前がフロントです。

 窓辺のソファースペースは15時のチェックイン時間とかだと混雑している時もあります。

 アンバサダー会員用?の座る席はありますが、高確率で人が座っていますね。

 マンスリープランでもここでチェックインを済ませ、お部屋に向かいます。

 こういう特殊なプランはパークハイアットみたいにお部屋でチェックインできるようにすると面白いですね。






昼のロビー

 昼のロビー。天蓋から降り注ぐ朝日が眩く、とても綺麗です。

 7階分の突き抜けはまさに圧巻!

 26階にあるメロディアでティータイムか朝ごはんを食べるだけでも価値があると思いますよ。






夜のロビー

 夜のロビー。夜は照明が落ち、ぼんやりとレストランの明かりに照らされます。

 昔のように水の流れや幻想的な景色は楽しめませんが、その代わりにモダンな雰囲気がとても美しいです。






客室エリアへ

 地上からのエレベーターの横には客室エリアへの入り口があります。

 こちらはカードキーがないと入れないのでセキュリティ性も高いですね!






エレベーターホール

 26階のエレベーターは少し広めになっています。

 エレベーターは3台。それに対して椅子は二つ。

 26−32階のエレベーターなので、よくある高層ホテルみたいに待ちすぎることはありません。

 この辺のデザインに、このホテルより数年早く開業しているパークハイアット東京と似た感じがありますね。






エレベーターホール(上)

 客室エリア、各階のエレベーターホール。

 エレベーターの横にロックアイスマシーンがあります。

 ここまで来たら客室まで後少し。廊下を歩き、客室に向かいます。






デラックスツイン 部屋紹介

玄関

ドア

 お部屋に着くと、2枚目の写真のようなタグがかかっています。

 ヒルトンクリーンプロミスのような対応と思われますが、「消毒清掃したよ」というお知らせのようです。

 こちらは初日だけドアノブにかかっており、以後の清掃でこちらが付けられることはありません。







入り口

 入り口を振り返るとこんな感じです。

 左手にクローゼットとでかい姿見。

 右手にはバスルームがあります。






クローゼット

 クローゼットには金庫、空気清浄機、アイロン、スリッパ、バスローブがあります。




寝巻き

ランドリー

 寝巻きとランドリーサービスの袋はここの棚に置いてあります。

 クローゼットは広すぎず狭すぎず。

 1ヶ月生活するには少しハンガーが少ないので持っていくかランドリーサービスで補充するといいです。






バスルーム

 バスルームは嬉しい洗い場付きバスルームです。

 トイレもついてますが非常にコンパクトな作りです。






洗面台

 洗面台です。

 ここにタオル、ドライヤー、アメニティ、ボディミルクなどがあります。

 30日ステイプランでは3日に1度清掃が行われ、アメニティとタオルが補充されました。






バスルーム1

バスルーム2

 バスルームは広すぎず、狭すぎず。

 在庫があれば、お風呂用のバスピローやお椅子を借りることは可能です。

 シャンプーなどのアメニティはすでにボトルタイプの備え付きになっています。

 アグアリアではありませんでした・・・






ベッドルーム

ベッドルーム2

 昔の感じは忘れましたが、2019年改装の割には古い感じはしません。

 ベッドの質は結構良さげで、照明も何箇所かに別れていて使いやすい。

 窓際のソファーも大変使いやすく、ご飯を食べたり軽く休んだりとか色々と使えました。






アマゾンプライム

 テレビの横にはコンセントがあり、Fire Tv Stickを延長コードなしで直結できます。

 これが地味に嬉しいですね。ホテルによっては延長コード必須なので、手間が省けます。

 これがあるだけで部屋での滞在の満足度が段違いに高まりますよ!






トレインビュー

 トレインビューは品川駅、プリンスホテルなどが見えます。

 電車好きの人にはたまらない景色かと思いますが、すぐ横のビル(窓屋さん?)から見えるので注意が必要です。

 こちらのビューは電車の音がしっかりと聞こえるので注意しましょう。

 天下の大ターミナル品川駅は昼夜問わず電車がたくさん来ますよ。






海側

 港南口ビューです。朝日が上がるので朝は眩しいですよ。

 こちらは品川駅前の景色やお台場の海、お隣のインターシティが見えます。

 音はトレインビューよりも静かで、とても過ごしやすいですよ。

 では、次は30日間の滞在を追っていきましょう。






30日間滞在記

1〜3日目

昼のロビー2

 2年半ぶりの到着。

 これから始まる30日の滞在にワクワクしつつお部屋に向かう。

 3連休ということもありお客さんは多い。

 多種多様なルームサービスに舌鼓をうちつつ、快適に滞在する。






4〜8日目

ロビー

 平日は一人で滞在。洗面台での下着の選択にも慣れる。

 シェアサイクルでランドリーに行ったり北品川商店街まで活動範囲が延びる。

 フィットネスクラブの利用、ルームサービスを食べ漁ったりと生活をめいいっぱい楽しむ。

 この辺から、依頼したサービスが出来ていないなどの問題がちょこちょこ出てくる。

 長期滞在すると、この辺から徐々にホテルの悪いところや欠点が見えてくる。

 メロディアで朝食を食べたのもこの時期です。






9〜10日目

朝ごはん

 徐々に好きなご飯や定番の過ごし方が決まってくる。

 同時に、この辺から環境の変化に伴う身体の疲労が出てきました。

 私の場合、疲労は胃腸から来るので胃薬とヤクルトをしっかりと飲むようにしました。

 週末は彼女を迎えに行って、週末が終わる頃には彼女を送りに行く。

 こういう生活も久しぶりで、逆に新鮮でした。






11日目〜14日目

トレインビュー

 この辺から下のレストランが空いている時に突撃して限定メニューを頂いたりし始める。

 環境の変化に伴う体調の悪さはここら辺がピークを迎え、胃薬とヤクルトを一週間ほど続けて飲んでいました。

 ルームサービスメニューも順調に制覇していき、徐々に持っているメニュー表のチェック項目が増えていく。

 ここでトレインビューからの部屋移動を交渉。運よく空きがあったので、他の部屋へ移動となりました。

 体がベッドに慣れてしまったからか、最初ほどの快眠感を得られなくなる。
 (後で分かったことだが、これは部屋の温度も大きな要因の一つだった)

 家が近い方は無理せず、この辺で一度家に帰って休むのも手だと思います。






15日目〜17日目

景色

 週末に彼女もきたので、そのタイミングで港南口ビューへ移動。

 こちらは今は高層ビルが増えましたけど、過去は東京タワーやスカイツリーも見えたのかな?

 港南口ビューは電車の音がせず、廊下をあまり人が歩かないので静かに滞在できておすすめです。

 ここら辺でこのホテルとの付き合い方がわかってくる。






18日目〜21日目

アウトバック

 ここら辺でルームサービスを大体食べ漁ってしまい、ついに終わりが見えてしまう。

「マジかー」と内心驚きつつ、テイクアウトで食べれる品などを模索し始める。

 飲んでいた薬やヤクルトの甲斐もあってか、この辺から体調は再び良くなる。

 その反面、長期にわたるホテル暮らしで疲れが溜まっているのか仕事が終わる頃には疲れるようになる。

 長期をホテルで暮らしているせいか、徐々に家が恋しくなる。






22日〜24日

風音

 彼女もきた週末に大事件が発生。

 なんと、チャイナシャドーが結婚式の影響でクローズするという事態に。

 これの何が問題かというと・・・このホテル、実はレストラン限定メニューもデリバリー料(代金の20%)を払えば部屋に配達できます。

 チャイナシャドーがクローズすることでまだ注文していない店舗のアラカルトメニューが注文できず、偏食な彼女のご飯事情に支障が発生。

 仕方ないので風音に初挑戦。これで館内の全レストランを制覇しました。

 ここから先はついに滞在も終盤となっていきます。






25日〜27日

景色

 最後の週に突入。

 私はお盆休み中を最終日として設定していたために後顧の憂なく、ここから先は自重なしで挑めました。

 北品川温泉や回転寿司、とんこつラーメンも楽しむ。

 働きながら滞在する人が多いと思いますが、最後は連休を挟むなどすると自由度が上がると思いますよ。






28日〜31日

1階車よせ

 光陰矢の如し、全ては春の夜の夢の如く。

 長いようで短かったようでやっぱり長かった30日間は終わりを告げました。

 いつもはホテルを去る際に「嫌じゃ! 帰りとうない! わし、ここの家の子になるもん!」と騒ぐのが我が家の常ですが、この時ばかりはすごくさっぱりと「よし、帰るか」と部屋を後にしました。

 ホテルが嫌になったわけではないし。

 もちろんいつも通りにホテルが恋しい気持ちもありますが。

 今まで当たり前のようだった「日常」が1ヶ月だけ「非日常」になる体験は中々ないものだと思います。

 後ろ髪は引かれず、なんとも形容し難いけど晴れやかな気持ちのままホテルを後にしました。






このホテルの長期滞在でのポイント

・シェアバイクを登録する。
・フロント→客室係など係を跨がずに済むよう依頼する。
 お部屋のことは客室係さんに直接依頼するが吉。
・ルームサービスメニューを印刷してもらっておくと便利
・チャイナシャドーは閉まる日もあることを心得る。
・地下のカーシェアは数日前に予約しないとダメ
・疲れたら無理せず一時帰宅!(実際大事)

 このホテルに限らず、長期のホテル修行で疲れたら無理せず一時帰宅しましょう!

 体調に問題があるならば、戦略的撤退は決して悪いことではないと思います。

 ここは宿泊プランなどのことはフロント、部屋のことは客室係、レストランのことはレストランと部署を挟まず依頼したほうが間違えがないですよ。





長所

・立地が最強。品川駅の機能性、雨に濡れず行ける立地が凄い!
・値段の割に部屋のスペックが高い。(洗い場付きバス)
・ルームサービスの50%OFF特典が優秀(30泊プラン)
・ルームサービスの品数が多い

 何よりもここのホテルの長所は立地と部屋です!

 品川駅直結で東京にも大阪にも羽田空港にも電車一本で行ける機能性が抜群です。

 IHG系列で風呂トイレ別の部屋は珍しく、首都圏では普通の部屋のランクで洗い場付きの部屋があるのはキンプトン、Pier8、ここくらいです。

 私は長期滞在でユニットバスだと疲れが取れないタチなので非常に助かりました。






短所

・インルームやレストランは和食や日本系の洋食が好きな人には向かない
・清掃が安定しない

 こちらのホテルによく見る洋食(ハンバーグ、オムライスなど)や和食レストランはありません。

 そのため、私の彼女みたいに「和食とよくある安い洋食があれば幸せ」というタイプの人だと選択肢が限られてきます。

 幸い品川駅前でレストランはたくさんありますので、外での飲食でも良ければこの短所は問題ないと思いますよ。

 ファミレスから一流レストランまで揃い踏みですので。


 これはガチの短所ですが、清掃が安定しません・・・

 タオルが足りなかったり、リモコンが行方不明になっていたり、空気清浄機が謎に移動していたりとか。

 あと、何故か毎回やり方が変わり、前回やっていたことがやっていなかったりやっていなかったことを急にやるようになったり。

「なんでこのレベルのホテルでマニュアルないの???」と首を傾げていました。

 正直、これがなければかなりいいホテルなんですよね・・・






付近のオススメ施設

 ここでは滞在していて便利だったなと思う施設を紹介していきます。

 あくまでも個人の見解ですので、それを踏まえた上でご覧ください。





タイムズカーシェアポート

タイムズカーシェア

 ここのホテルの地下2階と近くの駐車場にタイムズカーシェアポートがあります。

 地下2階のポートは特に便利で、カーシェアを登録しておけば気軽に車を利用できます。

 こちらのポートは何故か当日や土日などだと寸前に予約したりできないことが多かったです。

 カーシェアを利用する場合は必ず数日前に予約しておくようにしましょう。






バイクシェアポート

バイクシェア

 1階の品川駅側にはバイクシェアが備え付けられています。

 こちらもドコモバイクシェアに登録しておくと気軽に使えて便利ですよ。旅は機動力だよ、兄貴!

 こちらは大人気で、よく予約数が0になっていましたから予約はお早めに。時には一瞬の判断が重要です。

 自動車がなくてもこれさえ使えれば、大体生活圏内の主要エリアには気軽に移動できますよ。






マンマチャオ北品川

コインランドリー

 北品川商店街のそばにあるコインランドリー。ホテルからは最寄り。

 洗濯機は400円〜で利用でき、乾燥機もあります。

 こちらは平日の夕方や土日の早朝(6時くらい)がオススメですね。空いてますよ。

 滞在中、とてもお世話になりました。

 お向かいがスーパーなので、ここで洗濯→向かいで買い物が基本コースでした。






北品川商店街

北品川商店街

 飲食店、小さいイオン、お弁当屋さんから始まり、お肉屋さんやお魚屋さんもある昔ながらの商店街。

 コインランドリーから少し坂を登ればすぐにあり、ここまで来れば食材系は大体なんとかなります。

 京急線北品川もすぐ近くにあり、混雑を避けたい人はこちらからホテルへのアクセスがオススメです。

 自転車5分以内、徒歩15分以内くらいの距離ですね。






北品川温泉 天神湯

北品川温泉

 ホテルから流石に自転車での移動をお勧めします。

 一言で言えば、北品川源泉の温泉もついている銭湯です。

 ここの温泉は黒湯でタオルに色がつきますので、ホテルのタオルを持ってくるのはやめたほうがいいと思いますよ。

 タオルセットは150円、入浴料は500円でさっぱりと入浴できます。

 温泉はこじんまりとした浴槽なので、感染症対策が気になる人は空いている時間を考えて訪れましょうね。






トモズ(品川インターシティ)

トモズ

 ホテル向かいのインターシティ2階にあるこちらの薬局がホテル最寄りの薬局となります。

 ドリンク類は少なめですが、薬関係はしっかりと揃ってますよ。

 ここを逃すと品川駅中のキヨスク+しかないので、薬が必要になったらお店が閉まる前にこちらにいきましょう。






品川港南口 駅前エリア

駅前飲み屋

 品川港南口を降りて真向かいのエリアは、古き良き東京の飲み屋街です。

 こちらはコロナ禍ということもありテイクアウト可能なお店も見受けられました。

 コンビニも何軒かありますし、一休食堂や吉野家、富士そばなど安価に食べれるお店もありますよ。






品川駅中 エキュート

つばめぐりる

 JR品川駅から通勤する人、ホテルに行く人の強い味方、エキュート。

 立ち食い蕎麦やレストラン、ユニクロに本屋、お惣菜屋さんまで多種多様なお店があります。

 正直、アトレまで行かなくても大体ここでことが足ります・・・

 JR品川駅からならここ、京急北品川駅なら商店街利用でいいと思いますよ。






セブンイレブン

入り口

 このホテルに泊まる際の最重要施設、ホテル入り口横のセブンイレブンです。

 かつては平日のみの営業でしたが、気づけぬうちに土日も普通に営業し24時間営業になっていました。

 滞在中に最も訪れる施設は間違いなくここになると思われます。

 例え帰り道に買い忘れても、「まあ、最悪セブンあるし」は大きなアドバンテージですね。






最後に

30日目の景色

 今回の長期滞在はとても不思議なものでした。

 好きなホテルに来て浮かれ、ホテルの嫌なところやダメなところが見えて嫌いになり、それでもまたホテルが好きになっていく。

 恋愛に似ているのが面白いですね。

 いつも通りの滞在や、5泊程度の滞在では中々体験できないことだと思います。

「ホテルに滞在する」「ホテルに住む」は違います。

 普段必要なかったはずなのに必要になることがたくさんあります。

 それは、書ける限り記事の中に書かせていただきました。


 滞在する際の満足度と、住む際の満足度のポイントも異なります。

 それが理解できた今回の滞在は、ホテルステイを趣味としている私にとって得難い経験となりました。

 正直、30泊は環境が変わるために体調不調になったりもして辛い面もあります。

 ですが、最後まで走り切った時、「達成感」とも言えるポジティブな気持ちを覚えました。

 当初の目的であった宿泊実績やステータスは、二の次になっています。

 後、私は幸いなんとかなりましたが、本格的にお腹の調子や体力が落ちてきたら、素直に一時帰宅する戦略的撤退もありだと思いますよ。
 (部屋代がかなり勿体無いですけどね)


 最後に、ツイッターで応援してくれたり見守ってくれていた皆様方。

 私の我儘を聞いてくれたり、快適な滞在の手助けをしてくれたホテルスタッフの皆様。

 興味があってこの記事を除いてくれた読者賢君の皆様にお礼を申し上げて、この記事を終えようと思います。

 ありがとうございました。

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