【この記事の対象者】
・ハイアットリージェンシー箱根への滞在を計画している
・リージェンシー箱根の温泉の書簡が知りたい
・リージェンシースイートツインに興味がある
ハイアットリージェンシー箱根について
正式名称 | ハイアットリージェンシー箱根 リゾート&スパ |
カテゴリー | カテゴリー6 |
住所 | 〒250-0408 神奈川県足柄下郡箱根町強羅1320 |
電話番号 | 0460-82-2000 |
レストラン | ダイニングルーム (ウェスタンキュイジーヌ) (鮨) リビングルーム プライベートダイニング |
値段 | 44,000円〜 |
温泉 | 源泉未確認。循環型?? |
客室数 | 全79室 (ドッグフレンドリールームは6室) |
創業 | 2006年 |
ハイアットリージェンシー箱根 リゾート&スパは日本で8番目にできたハイアットホテルであり、日本で唯一のハイアットリゾートに属するホテルです。
客室数は80室未満と少ない割にホテルの敷地は結構広く、部屋も全て50m2以上と広々とした空間の使い方をしています。
このホテルの最大の特徴は、国内のハイアットブランドの中で唯一温泉があるという点です。
ホテルインディゴ箱根のように部屋に温泉があるわけではありませんが、男女別の温泉大浴場があります。
実は、ここが家から一番近いハイアットなのですが、値段が最安で44,000円からと比較的高価なこともあり、なかなか行く機会がありませんでした。
ですが、珍しく半休が取れたので思い切って決行。
家から車で30分の距離ではありますが、のんびりと滞在してきました。
1.予約〜チェックイン
予約はいつも通りにハイアットのアプリで行いました。
事前にお寿司屋さんやルームサービスに関する質問を投げかけ、チェックイン時に伝えてもらうよう頼んでおきます。
当日の朝になり、いつも通りにアプリでウェブチェックインすると、一番安い部屋で予約していたのにも関わらずリージェンシースイートツインにアップグレードされていました。
この部屋は泊まってみたかったので、純粋に嬉しかったです。
その後、当日はお昼に小田原駅で彼女が乗る車に乗り込み、今度は私が運転をしてホテルに向かいました。
あまりにもジモティーな道でしたので写真は撮りませんでしたが、金曜日ということもあってか湯本の渋滞エリアすらもガラガラでした。
少し迷いつつ、時間のせいもあってか駐車場満車のコンビニを泣く泣くスルーして車を走らせると、道端に見慣れたマークの看板がありました。
この看板、強羅側からだと少しみにくいですけど、大丈夫なんでしょうか??
エントランスはそこそこ広めで、正面玄関に車をつけると、すぐに数名のスタッフさんが近寄ってきます。
「本日の宿泊で予約したあらじふです」と伝えると荷物をお持ちして良いですか?といった確認をされ、彼女はそこで車を降りてロビーへ。
私は正面玄関の真向かいにある駐車場に車を走らせます。
流石に車のナンバーがたくさんあるので写真は撮りませんでしたが、こじんまりとした駐車場でした。
車を停めて写真を数枚撮ったのち、正面玄関に戻るとスタッフさんに案内されつつも館内に入ります。
入ってすぐのところに検温と消毒のエリアがあり、済ませると中に入れます。
入ってすぐ左手にはトイレ。まっすぐ歩いていくとエレベーターがあり、左手少し奥の開けた空間がフロントです。
フロントにはそこそこスペースが広く、デスクには常に1〜2人ほど常駐していました。
早朝散歩はしなかったので早朝にいるかは不明です。
横浜では見ないハイアット会員専用デスクもあります。
横のソファーでは彼女が座敷童みたいに座っていました。
スタッフさんの名札には(研修中)の文字があるので、いつもよりも柔らかい言い方にして、ゆっくり話すよう心がけました。
「・・・・・・ん? 質問の回答が一切ないまま終わってしまった」
チェックインは滞りなく終了しましたが、事前に電話とメールで依頼した件の回答が一切ありません。
仕方ないので、そこで再度質問をしました。(なお、今度は30分で回答がありました)
この件がこの滞在唯一のマイナスポイントでしたが・・・他のプラスが多すぎて、全く悪印象になりません。
チェックインを済ませると客室係さんに連れられ、部屋に向かいます。
このホテルはロビーのある棟と温泉のある棟の二つに分かれますが、我々の部屋はロビーのある方でした。
こちらのエレベーターを上り、さっさと部屋に向かいます。
客室階の廊下。
ハイアットらしいシンプルだけど綺麗なレイアウト。
荷物はすでに部屋にあるみたいなので、のんびりと客室係さんについて部屋に向かいます。
2.お部屋レビュー(リージェンシースイートツイン)
お部屋に着くとやけに広い玄関スペースがありました。
向かいには下駄箱があり、靴を中に入れることも可能です。
館内は雪駄で移動できるので、靴は下駄箱にしまってスリッパに履き替えました。
玄関を抜けると、かなり大きなリビングが広がっています。
3枚目位の写真の左奥が玄関。立っている場所のすぐ左がウェットスペースですね。
ハイアットのホテルはスイートだとテレビ2台が普通ですが、ここの部屋はリビングにしかないので注意です。
ソファーの座り心地はまずまず。
スイートルームのアメニティでシャンパンと葡萄付きでした。
少し得した気分になりますが、あまりお酒を飲む性質ではないので量が多かった・・・
テレビにはアプリもついてましたが、起動しなかったですね。
玄関横にあるデスクスペース。ルームサービスの紙とかがずらり!
ここで仕事しながら一週間くらい泊まれたら幸せだろうなぁ・・・
リビング横の衣装エリア。左がトイレで右がウェットエリア。
こういうふうにちゃんとしたエリアがあると、「ここで着替えるか」と思えて楽ですね。
トイレスペース。
てっきり自動で開くと思ってしばらく待っていましたが、あきませんでした。
思わず「なん・・・だと・・・」って呟きつつ、手動で開けます。
何気にこれがこの部屋に泊まっての最大の衝撃でした。
ウェットエリアはシンクが1台。
このホテルはホテルを乾かす奴があるので、濡れたタオルでも翌日にはホコホコになってます。
我が家は温泉宿でも普通に部屋風呂に使う派なので使いましたが、バスタブは普通の広さです。
まあ、ここは温泉があるからここは普通のお風呂でも問題ないと思います。
リビングまで戻り、今度はベッドルームへ。
2枚目の写真は少しベッドでゆっくりしてから撮りましたよ。
リビングは広かったですが、ベッドルームはこじんまりとした作りです。
私たちも基本的に寝る時だけ使った感じですね。
ベッドルームの横には、この部屋のハイライトであるサンテラス様があります。
ここは居心地がとても良くて、昼間は彼女とここでご飯を食べたりのんびりしたりしていました。
その日は雨模様でしたが、おかげさまで天気に恵まれました。
2階でこの眺めだし、高層階になれば木々を超えてもっと良い景色が見えるんでしょうね・・・
なお、2階でも大文字焼きの跡もくっきり見えるし、とても良い眺めでした。
サンテラスの横には冷蔵庫とインルームバーや、軽食の類があります。
なお、もちろん有料ですので食べたり飲んだりすれば料金を請求されますよ。
こんな感じの部屋で、16時までのレイトチェックアウト特典を活かして夕方までゴロゴロダラダラしていました。
リゾートはレイトチェックアウト確約できないので、運が良かったです。
では、次はスパやレストランなど館内施設のレビューです。
3.レストラン、スパのレビュー
私たちは温泉とダイニングルーム(朝食)、リビングルームのカクテルタイムを利用しました。
また、この項で食べたルームサービスの写真などもアップします。
まずはこのホテルのハイライトである温泉です。
Izumi Spa&Onsen
私たちが泊まったロビー棟からスパ棟へは、リビングルームの横にあるこの廊下を通ります。
2階からいく場合は一度外に出る必要があるので、それが嫌ならこのルートをお勧めします。
一階まで降りてリビングルームでカクテルタイムを楽しんだあと、のんびりと廊下を歩きます。
廊下を抜けると、そこそこ広めのエレベーターホールに着きます。
謎の藁を尻目にエレベーターに乗り、2階へ。
温泉好きでし、次回はこちらにも泊まってみたいですね。
エレベーターを降りると、向かいに看板が現れます。
写真を撮ったりうろうろしてると、右手からお姉さんに「温泉こちらでーす」と呼び止められました。
浴衣を着ていたこともあってかすぐに宿泊客とわかってくれたらしく、名前の確認などをせずにそのまま温泉へと向かいます。
最後まで寄りませんでしたが、お土産屋さんでしょうか?
私たちが行った時間は丁度他の利用者もいなかったので、そのまま入浴させていただきました。
ロッカールーム、スパ内は写真厳禁でしたので、公式サイトより写真を拝借いたしました。
この写真を見て思うことは・・・実物のが断然良いです!
洗い場の感覚やライトアップの仕方、温泉の広さに空間の使い方、全てにおいてシンプルながらも美しい空間でした。
温泉は多分循環式かな?
湯質は普通でしたが、それでも大満足です。
私はカクテルタイム直後・夕食時間帯・翌朝早朝・12時過ぎの4回利用しましたが、他の利用者もいたのは最後の回のみで後は貸切状態。
露天風呂こそはありませんでしたが、大満足な滞在となりました。
リビングルームとアペリティフアワー
2回のリビングやエレベーターから下を見下ろすと、こんな感じのモダンな空間が広がっております。
リビングルームはいわゆる喫茶店のような立ち位置で、ティータイムやお茶を楽しむことができます。
なお、私が行った時はここでルームサービスを注文することもできました。今度はここで夕飯を食べたいものです・・・
人気の暖炉は避け、我々は窓際にいさせていただきました。
ここのラウンジは宿泊者だと朝は7時〜10時までフリードリンク、夜16時半〜19時半はアペリティフアワーということでカクテルタイムみたいなことをやっています。
このラウンジを利用して感じたのは、居心地の良さとレストランへのアクセスの良さです。
ここにはレストランのスタッフさんも常駐しているので、気軽にディナーの相談が可能です。
滞在時は緊急事態宣言下でしたので、ノンアルコールメニューでした。
マンゴービネガーとモクテルを頂きましたが、やっぱりノンアルコールはあまり好きじゃない・・・
グローバリストの特典で選択式でおつまみがついてきたので、私はフライドポテトにしました。
デカくて暑くてホフホフでしたが、何故か全く塩気がなかった・・・
次回はしっかりとお塩をかけてもらおうと思います。
彼女はここでルームサービスのオニオングラタンスープを食べました。
お風呂上がりにここでルームサービスを注文して夕飯を食べて帰る・・・っていうのもいいかもしれませんね。
レストラン朝食
グローバリスト特典で朝食が無料だったので、朝食を食べにきました。
ルームサービスかレストラン食ということでしたが、「せっかくだし、空いてたらレストランにしよう」と言ってオープンしてすぐにダイニングルームに向かいます。
入った時は幸いにもほとんど人がいなかったので、利用を決めました。
レストランは真ん中に大きな調理スペースがあり、その周りに席が点在しているスタイルです。
我々はちょっと奥の方で陣取りました。
パン類と洋食。まあ、普通のビュッフェですね。
特に物珍しいものはなかった印象。
写真写りが悪いですが、和食スペース。品数は多過ぎず少なすぎず。
ハイアット横浜にもある黒豆納豆があって嬉しくなって食べましたが、カレーはなかった・・・少ししょんぼりです。
味噌汁は結構美味しかったけど、「ハイアットの味噌汁」って感じの味ですね。
卵料理のオムレツが最初から普通についてくるのはよかったです。
横浜だとオーダーしないと来ないですしね、オムレツ。
ルームサービス
最後にルームサービス。
ここはお寿司屋さんが評判いいので、私は奮発してお寿司に。彼女はステーキ丼にしました。
お寿司は上品な味付けで美味しかったですが、少し量が少なかった印象・・・やっぱりコース料理が一番ですね。
ここのルームサービスは少し割高ではありますが、味はちゃんとしたものが出てくるので私的には好印象。
翌日のランチ。彼女はボロネーゼスパゲッティ。
私は結構好きなやつ。
ハンバーガー。
そうそう、こういうのでいいんだよ!!!って感じの私の好みにドンピシャなハンバーガーでした。
私的には今回の滞在で一番美味しかったのはこれです。
朝は少し雨も降りましたが昼には雨が上がり、テラスで食べた昼食はこんな感じでした。
このサンテラスが本当に神すぎて凄いです・・・昼間はずっとここで二人でテレビも見ずにぐだぐだしてました。
次はもっと晴れた日に来たいですね。
4.滞在を終えての感想
約束の16時になると、非常に残念ですが今回の滞在は終了です。
彼女と一緒に荷物をしまい、24時間ほど滞在した部屋を後にしました。
後ろ髪をひかれながらも部屋を後にしますが、車で30分程度の距離でも「帰りたくないでござる!」って感じです。
ここに次来るときは是非とも2泊したいですね。それでも最後が寂しいのは変わりありませんが、満足が違うでしょう。
あくまでも私の所感にはなりますが、ここのホテルの最大の特徴は「接客」だと思います。
滞在中、スタッフの皆様は「お客様」ではなく「あらじふ様」と名前で呼んでくださりました。
他にも、「快適に滞在できておりますでしょうか?」とか「雨が上がり、山がはっきり見えるようになりましたよ」とか端端に私たちの滞在をより良くしようとしてくれているのがわかりました。
それが非常に心地よかったです。
このハイアットリージェンシー箱根はリピーターが多く、帰り際に予約をして帰る人も言うのも頷けます。
ホテルのハードは綺麗であるとはいえ若干古く、温泉は他の箱根旅館と異なり露天風呂がなくても。
みんな人に会いに来るんだなと思いました。
心地よい接客と、それなりに美味しいご飯と温泉。
ああ、うん。これはリピートするよね。って感じです。
かく言う私も、年内こそはまだ行くべき場所がいくつかあるので行けませんが、グローバリストのうちに後数回は行きたいと思いました。
最後に
最近箱根はインディゴ強羅ばかりでしたが、インディゴとは全く毛色が違うホテルで良い意味で期待を裏切られる滞在でした。
強羅駅から少し遠く、夕飯をホテルで食べない場合は車必須と位置は少し不便ですが、そう言うデメリットを全く感じさせない滞在でした。
次回はここに滞在してタクシーでItoh diningでも行ってみようかな・・・
もっと色々な部屋に泊まりたいという思いより、また人に会いに行きたいと思う不思議なホテルでした。
では、また違う記事でもお会いできたら嬉しいです。
私のハイアット畑における滞在の記録はこちら