マリオットプラチナチャレンジとは?
マリオットプラチナチャレンジとは、
「申込み月+三ヶ月(最大110日強)の間にマリオット系列に16泊してくれた人には、マリオットプラチナステータスをプレゼントするよ!」
というものです。
ゴールド以上しか不可といっているサイトもあります。
しかし、私が平会員時代に電話した時は、平会員でも普通に申し込めたので、別に平会員でも大丈夫そうです。
やり方は結構簡単で、
- 0120-92-5659(会員用) か 03-5423-6726(一般)に電話。
- 電話口で「プラチナチャレンジ参加と開始日を宣言」する。
- 開始の翌月から3ヶ月後までに有償で16泊する。
- 達成できたらプラチナステータスがもらえる。
という感じです。
電話で宣言する際、だいたい2週間後までなら開始日を指定できるので、スケジューリングをして計画的に実行しましょう。
3ヶ月半程度で16泊っていうと、1週間に1回以上はマリオットホテルに泊まるっていう計算です。
かなりな旅行好きでも少し無理かな、と思います。
そのため、このプラチナチャレンジに挑むには、以下の二つの作戦をうまく組み合わせると効果的です。
作戦1.真面目に全泊する必要はない
前提を覆しますが、実はこのプラチナチャレンジ、真面目に16泊する必要はないです。
実は、チェックインの時に顔を出して、そのまま外出する旨を告げて家に帰り、チェックアウトの日にまた来てチェックアウトという作戦や、
俗にいう聖地と言われるホテルなどではホテルの人も慣れたもので、電話で実際に来るか来ないかを確認するところもある状況です。
プレチャレする人が多いためか、「ああ、またこのタイプの人か・・・」って感じで済むので、ホテル側も普通に対応してくれますよ。
ですが、何せ高級ホテル分類のマリオットホテル。
国内最安値のホテルに泊まっても8,500円〜10,000円以上。
16泊で10万〜15万くらいの出費と交通費がかかり、投資と考えても勇気がいります。
【投資スタイルのメリット】
・レートが国内最安値でほぼ固定可能
・実際に泊まらないため、宿泊費以外のランニングコストは無い
【投資スタイルのデメリット】
ホテルの宿泊記録がたまらない
このルートは一見正解のように見えますが、「ホテルの宿泊記録(実績)」が貯まらないという欠点があります。
そのことについてご説明します。
実際に泊まらない場合の欠点
あなたが実際に泊まった場合、高級ホテルであればあるほど様々な情報が記録されます。
高層階が好きか、静かな部屋が好きか、エレベーターが近い部屋が好きか。
枕の種類や頼んだアメニティ、ルームサービスなど。
そして一番重要な、「このホテルに過去に○回泊まったという記録」です。
「ルームアップグレードで他の会員と競う際の最後の決め手は結局これだな」と思ったことは多々あります。
確かにプラチナ会員はスイートルームへのアップグレード権を持ちますが、それは他のチタン会員やアンバサダー会員も持っています。
ただでさえ2倍キャンペーンで増えたそれらの上級会員たちを押しのけて、お目当ての部屋に泊まるのは至難の業でしょう。
私は、この武器を極力、修行期間中にも構築しておくことをお勧めします。
では、次はコストを考えず、その武器を極力まで磨く作戦です。
作戦2.一番多く泊まるホテルに泊まり続ける
これは実際にハイアット修行で私が取った作戦です。
会員資格を失効するまでの1年〜1年半の間、あなたが一番泊まるであろうホテルに泊まり続けます。
これはホテルによっては費用も多くかかるので、最初に「一番よく泊まるホテルを資金的に無理のないホテルにする」ことが重要です。
これをする場合、十中八九、作戦一の費用の倍以上かかるケースがほとんどと思われます。
それでもそれをする利点は、主に二つです。
・そのホテルの閑散日の傾向を知る ・そのホテルに泊まった実績を作る
不思議なものでホテルに一週間もいると、
「今日は空いてるな・・・」
「客層はこんな感じか・・・」
「このスタッフさん、前も見たな・・・」
とか色々とわかってきます。
アップグレード戦略を組む上で、ホテルの閑散日を把握することはとても重要です。
チタンやアンバサダー会員と戦っても絶対に勝てない以上、プラチナ会員に重要なのは彼らと戦わない環境を作ることです。
ここまでこの作戦の重要性を説明しましたが、先ほど言ったようにコストがネックとなります。
そこで、当ブログで考案するのは次の作戦3です。
作戦3.上の二つを合わせる(おすすめ)
互いにメリットとデメリットがある作戦ですので、二つを合わせるといい塩梅になります。
具体的には、投資の期間を決め、半々くらいで区切って泊まることをお勧めします。
具体的な例を記載します。
一番よく泊まるであろうホテルは横浜ベイシェラトンです。
1〜10泊・フェアフィールド大阪難波(投資) 3,000Pボーナスプラン 11〜16泊・横浜ベイシェラトン ベストフレックスか事前予約
まず、16泊全てをベイシェラトンで泊まると予算オーバーなので却下。
そこで次に重要なのは、安さを求めるかポイントを求めるかです。
安さを求めるなら聖地・函館で即ファイナルアンサー&電話ですが、それは味気ないので好きではありません。
丁度夏にリッツカールトン日光に行くためのポイントが足りないので、フェアフィールド難波一泊3000Pプランに決定。
電話ですめば良好ですが、無理ならしっかりチェックイン・アウト日はホテルに赴きます。
それが終わりましたら、次は作戦2です。
一番泊まるホテルに定めた横浜ベイシェラトンには実際に泊まり続け、ホテルでの宿泊実績を貯め続けます。
横浜ベイシェラトンは数回目まではプラチナ会員でもわりかし塩対応(諸説あります)ですので、その変化を楽しめます。
あとは、投資方面の泊数を調整したり、安さ重視で違うホテルを選んだりすれば、コストをうまく調整可能です。
では、次はプラチナ会員特典の詳細についてです。
プラチナ特典とゴールド特典の比較
ゴールド | プラチナ | |
ボーナスポイント | 25% | 50% |
レイトチェックアウト | 最大14時 | 最大16時 |
ウェルカムギフト | ポイント | ポイントか朝食 |
ルームアップグレード | あり | あり (スイート含む) |
クラブラウンジ | なし | 使用無料 (リッツカールトン以外) |
違いでも特に重点を置くところをまとめました。
最大の特徴は、普段ならクラブフロアに泊まらないと使えないクラブラウンジを無料で使用できるという点です。
これは「リッツ・カールトン以外」という条件はつくものの、絶大な効果を発揮します。
一番安い部屋に泊まっても、ラウンジがホテルにあれば「おやつ、お酒、朝食が無料」ってことです。
これだけで価値は10,000円以上。渋く見積もっても8000円以上はします。
次に見るべきはルームアップグレードです。
ハイアット、シャングリラほどの強制力はありませんが、「スイートを含む無償アップグレード」が可能となります。
この特典はアップグレード先が空いていないと効果を発揮できないので、自然と繁忙期以外の使用がメインです。
成功すれば、20,000円以上の利益も夢ではありません。
しかもこれ、リッツ・カールトンでも空いていればスイートになります。
ホテル会員特典の夢ですね。
最後に朝食とレイトチェックアウト無料。
朝食はラウンジがないホテルや、リッツ・カールトン京都、リッツ・カールトン日光で力を発揮します。
リッツ・カールトンで朝食無料となると、1人6000円が無料ですよ、奥さん!
一方、チェックアウトも空きがあれば16時まで延長可能です。
アンバサダーと同格ですが、ホテル側に拒否権ありますので、お忘れなく。
さて、それでは本記事の主題にうつります。
これからの時期の最安値プランを見ていきましょう。
プラチナチャレンジ実行編
まず、マリオット系列はIHGやヒルトンみたいに部屋単位で売り出してません。
同じ部屋でも、1人で泊まる時と2人で泊まる時の料金は違うのです。
だから、「パートナーと長旅行くぜ!」という場合でもない限りは1人で挑みましょう。
これだけで数万円浮きます。
最後に、Go to Travel は政府が中止したらおしまいです。
なくなった場合は素直に全額払うか、失敗するか。
その覚悟とリスクは考えて行動しましょう。
実際のプラン
とりあえず国内全ホテルを軽く比較しましたが、大前提として狙うべきはフォーポイント 系列です。
フェアフィールド岐阜なども比較的安いですが、出来立てということもあり最安値ラインには至っていません。
モクシー東京は安いですが、東京都のホテルなのでGo to は使用不可。
モクシー大阪は少し高めですが、住所次第で応相談です。
最後に
マリオットプラチナはラウンジアクセスがつくこともあり、1泊だけで最低でも10,000程度。
スイートにアップグレードすれば一泊でさらに数万円のベネフィットがあります。
もしプラチナチャレンジを7〜8万円程度で済ませれば、スイートのアップグレードなしでも6回程度。
ありなら2〜3回程度で元が取れます。
せっかくの大チャンスなので、もしチャンスのある人はどうぞおのぞみください。
この時期に挑むメリットは料金の安さ。Go to はいつなくなるかわかりませんよ。
デメリットは期間の短さ。1月末締めなので、2月に挑んだ人よりプラチナ会員の期間が六ヶ月短いですよ。
では、他の記事でお会いできたら嬉しいです。
当然ですけど、SPGアメックスで決済すればポイントモリッとたまりますよ。
最後に宣伝ですが、よければどうぞ。