上級会員資格不要! ハイアット会員資格の特徴と、楽しい遊び方・予約の仕方4選

ハイアット横浜 ハイアット

【 この記事の対象者 】
・ハイアットに興味はあるが、まだ利用したことがない
・ハイアットに宿泊実績がなく、平会員である
・有料会員など、継続的な資金の支払いが嫌い
・年に一度の旅行で息子や嫁にドヤ顔したい





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ハイアットホテルズの特徴と利点、欠点

設立年1957年
売り上げ世界13位
日本国内のホテル
赤字はパークハイアットあり
北海道
東京

神奈川
金沢
大阪
京都
福岡
沖縄
接客傾向(リージェンシー)
接客傾向(それ以上)
接客傾向(パーク)
手厚いが少しビジネス
手厚い
頂点の一角
ポイント単価2円

 ハイアットホテルアンドリゾーツは世界13位の外資系ホテルグループです。

 当ブログで紹介しているIHG、ヒルトン、マリオットより価格帯は高めであり、最高級のパークハイアットはもちろん、中ランクのリージェンシーブランドでも高めのホテルが多いですね。

 特に特筆すべきは、スイートルームの種類の多さでしょうか。

 IHGやヒルトンと違ってスイートルームも「スタンダード」「プレミアム」に別れ、アップグレード規約もしっかり決められています。

 ホテルにもよりますが、グランドハイアット東京やパークハイアット東京など、スイートルームだけで数種類もあるホテルも。

 特に一番高い部屋となると一泊百万円を超えるなど、ちょっとどうやって泊まれるのか想像もつかない部屋もあります。


 日本国内ですと、東京・神奈川に6つあるのに反して大阪と福岡には1つだけ。

 一方、京都・北海道・沖縄・金沢には二つずつと、国内の有名な観光地に点在しているイメージです。

 国内のハイアットはアメリカにあるような低価格帯はなく、最低でも「ハウス」や「リージェンシー」ブランド

 また、「アンダーズ東京」と3箇所のパークハイアットは文句なしの最高級ホテルです。

 一方、箱根や沖縄瀬良垣などリゾートホテルも展開しており、様々な様相を見せています。


 ポイント単価は2円とマリオットの倍、IHG・ヒルトンの4倍です。

 その代わり、無料宿泊で必要なポイントは他ブランドより遥かに少なくできています。

 では、その辺を踏まえて利点と欠点を見てみましょう。





ハイアットの利点・欠点

利 点・ハード、接客レベルの高さ
・ポイント泊でクラブフロア、スイートを予約可能
・予算があれば、ポイントUGを狙える
・最上級会員の待遇がとても良い
欠 点・国内のホテルが少ない
・レストランの料金が全体的に高め
・ポイント泊はあまり得じゃない
・宿泊費が全体的に高くなりがち

 こちらの記事でも紹介しましたが、なんだかんだ15泊くらいウロウロしたり、色々なホテルを調べたりしてましたが・・・

 ハイアットホテルは高いです。

 ハイアット横浜はヨコハマグランドインターコンチネンタルの倍くらいするし。

 ハイアット東京は大昔に行きましたが、安いけど設備は少し古いイメージです。

 ハイアット箱根は安くて4万円台後半パークハイアット東京は6万円程度パークハイアット京都に置いては10万円を超えます

 普段インターコンチに泊まってる著者は、度々目玉が飛び出る値段でした。

 その代わり、部屋の設備はもちろん、劣化したなんて言われながらも接客レベルも高いと思ってます。

 クラブラウンジもティータイムこそ簡素ですがバータイムは結構豪勢だし、ウイスキーはともかくワインやシャンパンは凄いのが出ることも・・・

 また、国内のホテル数が少ないです。

 マリオットやIHGから見たらかなり少なく感じるし、ヒルトンから見てすらも「ちょっと少ないな・・・」と感じてしまいます。

 かくいう私も、「横浜にできなかったら利用しなかっただろうな」と思います。

 特にハイアットは最上級会員のグローバリストがとても優遇されます。

 これに関しては実際にグローバリストとして宿泊した後にアップしますね。



 さて、ここまで読むと、ハイアットは「一見さんは優遇されないし、上級会員でないなら避けたほうがいいのかな?」と思う方もいると思います。

 実は逆なんです。

 ハイアットほど「上級会員でなくても遊べるホテル」は他にありません。

 特にお勧めしたいのは、年に1〜3回程度の利用の方です。

 そのポイントは、以下の三つです。

・ポイントだけでクラブフロアスイートに泊まれる。
・通常料金にポイントを追加すればクラブフロアやスイートに泊まれる
・提携してるSLHに泊まれば、平会員でも上級会員ばりの特典

 それでは、実際の遊び方を踏まえながら一つずつ確認していきましょう。






まとめ・ハイアットで遊ぶのに向いている人

  1. 年に1〜3回程度利用する
  2. 一回の宿泊で3万円〜5万円程度は負担できる
  3. 10万円超えのスイートルームに安く泊まってみたい
  4. 繁忙期(長期休暇)より、平日や普通の土日に泊まる







楽しいハイアットの遊び方

グランドハイアット東京

 それでは、ここから実際にどう予約するかとか、どういう方法がお得なのかという話になります。

 今まであまりハイアットを使ったことがなかった人も、前章で「もやっ」とどういうホテルグループかわかったと思います。

 では、一つずつ部屋の取り方を見ていきましょう。




面白いプランを見つけて予約する(有償宿泊)

 すっっごい当たり前のことを一番最初に書いておきます。

 これを書くと、「いやいや、面白いプランって何よ」とお思いの読者賢君もいらっしゃると思います。

 これを具体的に「実在するプラン」で説明すると、

・お年玉プランがポップし、館内利用券1万円が着いてきた
・限定ルームサービスディナーが食べれる2食付きのプラン
・ダイナーズクラブ経由で申し込んだら特典がたくさんついた

 こんな感じのプランがサラッと出てくることがあります。

 最後のやつは私もTwitterで聞き齧っただけなので詳しくありません。

 普通にベストフレックスや最安値で予約するのはもちろんいいですが、ちょっとスクロールしてプランを探してみると、思いの外お得なやつもあるかもしれませんよ。





SLHに泊まる

東京ステーションホテル

 ハイアットが提携している small luxury hotels に泊まるのも、平会員で出来る贅沢の一つです。

 日本だと馴染みがないホテルグループですが、2021年でもなお予約できるホテルはこちらにある通りです。

 ただ、今はハイアットからだと予約できないホテルも多く、今実際に予約できるのは、

  1. 東京ステーションホテル
  2. ホテル雅叙園東京
  3. 志摩観光ホテル
  4. サンカラホテル屋久島
  5. テラスホテル ブセナ
  6. ヒノデヒルズニセコビレッジ
  7. 登大路ホテル奈良

 あたりです。ポイント泊はお得度が低いので、普通に泊まることをお勧めします。

 あなたがハイアットの平会員でもこれらのホテルに泊まれば、

・14時までのレイトチェックアウト
・正午のアーリーチェックイン
・ルームアップグレード
・朝食が2名分無料

 と、「どこの上級会員サービス様ですか?」と思える特典が目白押しです。

 どこも素晴らしいホテルですが、特にお勧めしたいホテルは・・・

 なんといっても「東京駅に泊まる(物理)」という夢のようなことを実現できる東京ステーションホテル

 後、少し意外かもしれませんが「登大路ホテル奈良」です。

 わずか14室のお宿なので予約を取るのは困難ですが、もし予約できたら凄い幸せなステイが実現しますよ!

 SLHをハイアット経由で予約すると高いですが、特典が魅力的なので選択肢の一つになると思います。

 ちなみに、東京ステーションホテルの最安値はじゃらん、楽天などがお勧め

 特典は一切つきませんが、ハイアット経由では選択できない「嘗て文豪たちが泊まったガチでマッチ箱みたいな部屋」に泊まりましょう!






ポイント泊でスイートルームに泊まる

 実は、これができる外資系ホテルって私が知る限り、他にはありません

 普通、ホテルのポイントで無償宿泊をすると一番安い部屋が充てがわれます

 だからみんなこぞって、大晦日とか高くなる日にちを狙うのです。

 一方、ハイアットは大晦日はあまり旨味がありません

 その代わり、ハイアットは枠さえ空いていれば「一番安い部屋」だけでなく、「クラブフロア」「スイートルーム」さえも予約可能です。

 もちろん、スイートルームを予約したホテルにクラブラウンジがあれば、クラブラウンジも利用可能ですよ。

 他の外資系だと、大晦日のアップグレードは有償でも、かなり運がないと不可能です。

 ですが、ハイアットは空いてさえいれば可能です。その代わり、旨味は低いです。




 こちらの記事で紹介しましたが、私はポイントで大晦日のハイアットリージェンシー横浜に宿泊してきました

 最高に機能性のある部屋で、ラウンジサービスもついて最高の年越しでした。

 リッツ・カールトン日光に行けなかったのは心底残念ですが、これはこれで良い年越しだったと心の底から思っています。

 さて、例としてハイアットリージェンシー横浜でのポイント泊のレートは以下の通りです。


普通の部屋12,000p
クラブフロア3,000p + 通常料金
プレミアムスイート24,000p

 見ての通り、スイートルームは普通の部屋の倍のポイントが必要です。

 自分が泊まりたいホテルのカテゴリーを調べたのち、こちらで穴が開くまで見て必要なポイント数を調べましょう。

 なお、大晦日などの超特定日でも空いてるのは瀬良垣くらいで、横浜でさえも今年はクローズ。

 アンダーズは2泊からで普通の部屋が出るって感じです。

 さて、次はハイアットが提供するゲーム盤のハイライト。

 Upgrade by point を解説します。






Upgrade by point

 なんという言い方をするか悩みましたが、ハイアットコンシェルジュがよく使うこちらのフレーズで決定しました。

 嘗て、今はなきSPGで似たようなシステムがありましたね。

 ハイアット系列のホテルは、「枠が空いてれば、通常料金で一番安い部屋を予約してもポイントでアップグレード可能」です。

 例えば、グランドハイアット東京で一番部屋を予約し、後ほど6000p使ってスタンダードスイートにアップグレードする。

 こういうことが可能です。

 もちろん何も予約がない状態でも手続き可能ですが、あらかじめ予約しておいたほうがスムーズですね。


クラブフロア3,000p
スタンダードスイート6,000p
プレミアムスイート9,000p

 上が通常料金に加えてアップグレードに必要なポイント数です。

 はっきり申し上げて・・・クラブフロアにUGするくらいならスイートの方が遥かに得だと思いますよ。

 ポイントの価値で6千円しか変わらないのに、クラブフロアとスイートは数万円の差がつきます。




修行最終泊

 一番いい例として、修行最終泊で泊まったグランドハイアット東京のグランドエグゼクティブスイートキングです。

 通常料金は一番安い部屋で37,950円でした。

 もちろんアサインは一番安い部屋でしたが、そこに6000ポイント上乗せしてスイートにアップグレードしてもらいました。やったぜ。

 さて、この日のこちらのお部屋ですが・・・





ある日のグランドハイアット

 なんと、お値段126,500円でした・・・

 6,000pが88,550円に化けました。

 こうなると、まあまあの還元率ですね。



 

 このUpgrade by point ですが、もちろん好きなスイートにアップグレードできるわけではないです。

 基本的にはホテルの裁量に従います。

 ホテルによっては

「うちはプレミアムスイートはダメだよ。スタンダードスイートならアップグレードしてあげる」

 とか、

「空いてればスタンダードでもプレミアムでも、そのカテゴリの一番安い部屋に泊めてあげる」

 とか、

「悪いけど、うちは今それは受け付けてないよ」

 とか、色々あるので必ずホテルに確認しましょう。

 また、このアップグレード方法は、

「Twitterのハイアットコンシェルジュに問い合わせる」

「ホテルかハイアットリザベーションに電話する」

 この二通りでしか対応できません。

 慣れてきたらTwitterも使いやすいですが、慣れないうちは素直に電話が一番いいと思いますよ。

 その代わり、「空いてないよ」とか「無理だよ」って断られたらごねずに即時撤退

 ルールを守って楽しく遊びましょうね!






最後に・ルールを守って楽しく遊びましょう

 さて、今回はハイアットの遊び方に関してつらつら書かせていただきました。

 私はグローバリスト内定済ですが、元々平会員だった理由は「それでも十分楽しいから」です。

 もちろん、「いい部屋に泊まるだけじゃなくてレイトチェックアウトもしたい・・・」と思ったなら、例年は10泊(今年は5泊)してディスカバリストになれば14時のレイトチェックアウトも可能かもしれませんよ。

 私も最初はディスカバリストで十分と思いましたが、気づけば足が沼にハマってたんです。

 なんでですかね?

 年末にリッツ行けなかった時点でこの未来は決まっていたようにも思えますけど。

 閑話休題。

 記事を読了くださり、誠にありがとうございます。

 また別の記事でもお会いできたら嬉しいです。




ハイアット関係の記事はこちら

コメント

  1. […] 上級会員資格不要! 楽しいハイアットの遊び方 […]

  2. […]  詳しくはこちらで解説してましたが、一言で言うと「一番安い部屋の通常料金+6000ポイントでスイートルームに泊まれる」っていうレートです。 […]

  3. […] […]

  4. […] […]

  5. […]  こちらで詳しい使い道を解説してますが、無償宿泊で泊まってもあまり旨味はないですよ。 […]

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