【宿泊記】ハイアットリージェンシー横浜 クラブラウンジとベイビュースイート

ハイアット横浜のロビー ハイアット

【 この記事の対象者 】
・ハイアットリージェンシー横浜に興味がある
・横浜で子連れで過ごしやすい高級ホテルを探している
・最新鋭のスイートルームに興味がある
・今暇!! って人




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ハイアットリージェンシー横浜とは

 ハイアットリージェンシー横浜は、2020年初夏に誕生した新しい「ハイアットリージェンシーブランド」のホテルです。

 立地は「日本大通り・関内」となり、横浜の代表的なエリアであるみなとみらいと元町中華街の中間に位置します。

 なお、他のみなとみらいにあるホテルと比べた場合の管理人の評価は以下の通りです。


景 観★★☆☆☆
朝 食★★★☆☆
ラウンジ★★★☆☆
コスパ★★★★☆
部屋の設備
(豪華さ)
(機能性)
★★★★☆
★★★★★

※あくまでみなとみらいエリアのほぼ全ホテルに泊まったことがある1個人の感想です。


 正直、立地が立地だけに眺めは良くありません

 この辺りはこのホテルと同じ20階くらいのビルならたくさん立ってますし、そもそも18階以上じゃないとほとんど海が見えない状況です。

 朝食、ラウンジはリージェンシーブランドということもあって、「並」という印象です。pier8のような感動はありませんでした。

 一方、部屋の設備は素晴らしいです。

 豪華さよりも「機能性」に重点を置いたレイアウトで、連泊向きですね。

 値段も2万円からと国内のリージェンシーにしては高めですが、部屋の設備がかなり上回ってるのでコスパもそこそこいいと思います。




このホテルをお勧めできる人

・神奈川県民、もしくは横浜には何度も来たことがある。
・別に窓から観覧車や海が見える必要はない
・子連れ(3人)旅行で過ごしやすい宿を探している
・中華街もみなとみらいも楽に楽しみたい
・2泊以上する

 こういった人にお勧めです。

 なお、このホテルと同一レベルかそれ以上の設備を要するホテルとなると、自然と横浜pier8一択となります。

 値段も一気に倍以上になりますし、子連れだと泊まれない部屋も多いので、そこはお財布と相談してください。

 また、レストランはホテルのものを除くと、間近には少ないです。

 一方、中華街や万国橋まで徒歩圏内なので、少し歩けば美味しいお店が多いですよ。

 では、実際の宿泊記に移りましょう。





ベイビュースイート宿泊記

ハイアット横浜の駐車場

 Twitterを見ていた人はご存知でしょうが、後ろ髪をひかれながらも前泊していたpier8を後にし、車で5分程度走ってホテルに向かいます。

 到着時間は16時半。

 大晦日ということもあり、立体駐車場はすでに列ができておりました。

 ハイアットリージェンシー横浜はホテル備え付けの立体駐車場と、提携しているタイムズの二通りから駐車場を選べます

 さて、この駐車場のどちらがいいかというと・・・それはあなたのステータス次第です。

レイトチェックアウト、アーリーチェックイン可能、もしくは閑散日
→ 立体駐車場

ステータスがメンバーかOTA予約、もしくは繁忙期
→ タイムズ

 私は後者の状態にもかかわらず立体駐車場を選択した結果、帰りに出庫まで30分待ちになりました。

 ここは結構レストラン利用者も多いので、車で行く場合は混んでる日ならタイムズのがいいですよ。少し歩くそうですけど。

 さて、何はともあれ車も預け終わり、入り口へと戻ります。





ハイアットリージェンシー横浜、入り口

ホテルの名盤

 大晦日ということもあり、pier8に続いてこちらでも門松が飾ってありました。

 これは人のいない時間に撮ったもので、実際のチェックイン時間は検温する人やお客さんでごった返してましたよ。

 フロントで「スイートに宿泊すること」を伝え、スタッフさんにクラブラウンジへ案内してもらいます。






ロビー1

ロビー2

ロビーのシャンデリア

 ロビーもチェックイン時は混んでましたが、夜は無人でした。

「おお、これが噂のシャンデリアか」

 と思いながら大迫力のシャンデリアを横目にエレベーターに乗り込み、3階へ。






クラブラウンジ入り口

 クラブラウンジの入り口豪華さがなく、よく見ないと気づかないような作りになってます。

 隠れ家っぽくて、個人的には好きですね。

 もちろん、クラブフロア宿泊者のキーカードがないと開かない仕組みです。





クラブフロアのエントランス

チェックインエリア1

チェックインエリア2

 ラウンジ自体はグランドよりも広いでしょうが、pier8ほどの広さは感じませんでした。

 まあ、実際細長い感じなのでどちらが広いかは分かりませんけど・・・

 このラウンジは「チェックイン手続きできるエリア」が決まっており、チェックインするときは必ず入って左の部屋に通されます。

 ・・・なぜ一つの部屋に押し込むのか。

 普通のラウンジだとどこに座ってもいいから少し驚きました。

 ハイアットのティータイムはちょっとしたお菓子とセルフドリンクくらいと分かっていたので、コーヒーをいただいてさっさとチェックインします。

 部屋は18階にアサインしていただきましたが、なぜかアプリに表示されていたレイトチェックアウトは不可・・・

 スクショ撮っておけばよかったと後悔しつつも、部屋に向かいます。






部屋の設備

玄関から見たリビング

 スイートというだけあって簡易的な玄関があり、そこを抜けるとすぐにリビングが見えます。





クローゼット

クローゼット2、金庫

 左手にはクローゼットと金庫が入っている棚。






更衣室

洗面台

 右手には、更衣室となるスペースと洗面所。

 この更衣室のスペースがあるので、服を脱ぐ時に一々カーテンを閉めずに済んで楽チンでした。

 洗面台も、思ったより大きくて使いやすかったです。

 我が家は連泊だと下着を洗ったりしますが、他のホテルより洗いやすかったですね。





リビング、ソファーがわ

入り口から見たリビング

 リビングは広すぎず、狭すぎず。

 二人でも少し広いですが、小さいのが一人増えても快適に過ごせそう。

 なぜか北斎の画集とかがテーブルに置いてありました。もちろん読んだ。





冷蔵庫、コーヒーメーカー

 窓際の棚には冷蔵庫やコーヒーメーカー。

 冷蔵庫にあまりインルームバーが入っていないのは好印象。買ってきたものをたくさん詰め詰めします。

 コーヒーや紅茶はフリーだったのでいただきました。





リビングの設備

 Boseのスピーカーもついてました。

 インディゴのは使いましたけど、こちらは使いませんでしたね。




ソファーからの眺め

 ソファーに座るとこんな感じでした。

 大晦日特典かスイート特典か知りませんが、ワインがついてきました。

 幾らするか知りませんが、美味しかったです。(小並)





リビングから見たベッドルーム

風呂場から見たベッドルーム

ベッドから見たテレビ

 ベッドの寝心地は好きな部類でした。

 スヤァと熟睡できたので、私には合ってるベッドですね。ふかふかしすぎない感じ。

 ライト、カーテン共に枕元のスイッチでオンオフ・開閉できます。

 また、扉を閉めるとしっかり隣の部屋のテレビの音とかも聞こえなくなるので防音性もバッチリです。





窓際の椅子

 ベッドルームの窓際にあったこの椅子も、かなり座り心地良かったです。

 座りながら本気でうとうときてました・・・





トイレ1

 トイレは風呂と別で、自動で開くタイプでした。

 やはり、高級ホテルの基準はトイレにあり・・・!!





バスルーム、シャワー類

バスルーム、バスタブ

バスタブ拡大

 この部屋のハイライトは、なんといってもこのバスルームだと思います。

 写真だと分かりにくいですが、このバスタブと洗い場が普通にでかいです。

 具体的にいうと、彼女と私が肩を並べても普通に入れました。

 温泉でこそありませんけど、このバスルームは脅威ですね。

 みなとみらいのスイートルームはシャワールーム付きのユニットバスや、よくて少し狭い独立バス、pier8は何故か浅いコンラッド型とバスルームに恵まれてません。

 ですから、このバスルームは脅威でした。

 ビューバスとかそんなの関係ないんです。とにかく居心地がいい。

 ビューバスが凌ぎを削るみなとみらいでこのバスルームは、私たちみたいにみなとみらい慣れした層に凄く刺さりました

 ビューバスもユニットバスも飽きてるし、むしろここの方が快適でいいわ!って心境です。

 部屋の設備は以上です。次に、部屋からの眺めを見てみましょう。





部屋の景観

ベイブリッジの黄昏時

 リビングに二つ窓がありますが、片方は「隣のビルビュー」でほとんど役に立ちません。

 それでも、窓の端っこやもう一つの窓からはベイブリッジが見えます。

 ちなみに、リビングの窓は「ベイブリッジ&関内ビュー」ですよ。





夜のベイブリッジ

朝焼け

昼のベイブリッジ

 眺めも悪くはないんですけど・・・王者であるロイヤルパークホテルはもちろん、インタコにも劣りますね。

 もっとみなとみらいみたいな眺めを見たいなら、ご近所の老舗ホテルニューグランドの方がいいですよ。

 なお、この眺めで18階です。

 つまり、これ以下の階となると眺めはほとんど「山下町・関内ビュー」ってことです。





部屋の設備まとめ

景 観  :ベイブリッジと山下町ビュー。正直微妙
部屋の設備:リゾート感はない。快適性は凄い。
風呂の設備:快適性ならみなとみらい屈指
アメニティ:ボディークリームの香りが凄く好き
寝心地  :あらじふにはマッチ

 さて、この部屋って過去に紹介した部屋と間取りがよく似ています。

 これに気づいたのは彼女ですけど、間取りがほとんど一緒なのですよね・・・


 pier8のコーナースイートと。

 なんて言いますか・・・リゾート感と景観の良さを排除した代わりに快適性を追求したコーナースイートってイメージです。

 pier8は連泊する場合、どうしても風呂の問題がありますけど、こっちは連泊しても快適に過ごせますね。

 その代わり、リゾート感・内装の良さはダントツでpier8です。

 あの素晴らしいベッドルームに敵う者なしって印象ですね。

 個人的には、連泊するならハイアット、一泊ならpier8のコーナースイートかなと思います。

 まあ、pier8には快適性と良い景観と神奈川屈指のラウンジサービスを誇るクラブシティビュー(ベイビュー)ルームがあるんですけどね。

 スイートルームだけに絞ると、それぞれ特徴があって面白いです。







ラウンジサービス

ラウンジの案内

 上は実際にもらったラウンジサービスの案内です。

 軽めのお菓子とソフトドリンクの楽しめるティータイム。

 オードブルとお酒がラウンジか一階のバーで楽しめるバータイム。

 ラウンジで朝ごはんを食べれるサービスがあります。



混雑見えるくん

 なお、ラウンジの混雑状況はQRコードからアクセスしたら見ることができますよ。

 ちなみに朝8時の画面です。

(多くは語りません。これだけで察してください)





バータイム(一階での提供)

夜のシャンデリア

 クラブラウンジが激混みだったので、素直に一階に逃げてきました。

 ちょっとこのシャンデリア美しすぎない???

 ラウンジはお代わり可能なビュッフェですが、1階はオードブル一皿でおかわりは不可、お酒はお代わり可能です。

 我が家は夕飯も控えていたので、これで十分と判断して一階に来ました。





机全景

お酒とか紅茶

ソフトドリンク、ビール

 どうせワインとジュースを少し飲むだけのカップルなので、これぐらいで申し分なし。






オードブル

 こういうことってあまり言いたくないですけど・・・

 この盛り付けはもう少しなんとかならんかったのか??(マジレス)

 と、思いましたけど無料だし、リージェンシークラスなので文句は言わない。

 味は普通に美味しかったですよ。満足でした。

 これで二人分だけど、彼女があまり食べないこともあってボリュームも良かったです。






朝食

ラウンジ朝食

 ラウンジは、現在など珍しい完全なるビュッフェ形式です。

 メニューは洋食が多く、和食はちょびっと。

 少し前のヨコハマグランドのラウンジみたいな感じですね。

 クロワッサンが美味しい点も同じ。




 ホットミール。映ってないけどスクランブルエッグもありました。

 エッグステーションはないみたいですね。




コールドミール

サーモン!

 コールドミール。もちろんサラダもあったよ。

 スモークサーモンも、生ハムもおいしかったです。




クロワッサン

 パンコーナー。奥が和食。

 クロワッサンが結構美味しかった。





おせちの特設

 正月だから、おせちの特設コーナーもありました。

 個人的には結構好きな朝食ですね。あまり食べる方じゃないし、空いてればレストランなくてもこっちで良い感じがします。

 でも、次回はレストランでも食べてみたいですね。






チェックアウト

 チェックアウトもラウンジで行いました。

 ここのラウンジは外国人の方が多いこともあって、「要望はバンバン口に出すのが正解」と思いました。

 言わないっていうのはイコールでやらなくてもいいことになりますからね。

 もう少し要望を伝えておけば良かったと思ってます。

 駐車券を渡して、「ここで待つから出庫したら教えて」とか言えば良かったよ。





最後に

 コロナの影響で行くのが遅れましたが、ハイアットリージェンシー横浜は我々の期待を上回る良いホテルでした。

 惜しむべきはルームサービスがないことですが、それは今後に期待と思っております。

 今年はこのホテルと少し長い付き合いになるかもしれないので、またレビューをあげるかもしれません。

 では、今日はこの辺で。また別の記事でもお会いできたら嬉しいです。

 なお、この後に挑んだハイアット沼に関する記事はこちらです。

 

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