・マリオットのステータスマッチ をするか悩んでる人
・なんで見送ったか気になる人
・1個人の意見としてお考えください。
※ 今回は写真なしで文章9割です。
2020年9月13日追記 ★の部分
マリオットのステータスマッチ ★
マリオットへのステータスマッチ
— のりさん (@ana_mile2016) August 27, 2020
ヒルトン、IHG、アコー、ハイアットから申請可。IHGプラチナでマリオットプラチナ、、
90日間お試しで体験、15泊で維持可。やってみる価値はありそう。https://t.co/Vh951UNEfG
のりさんがこちらで言ってますが、8月28日頃からマリオットがステータスマッチ をやっています。
ちなみに、申し込みはこちらです。
ステータスマッチ って何? という人のために簡単に説明しますと、
「もし他のホテルの上級会員で今年の宿泊実績があれば、うち(マリオット)のゴールドかプラチナ会員の資格を90日間プレゼント!
更に、その間に15泊してくれたら2022年2月末まで会員資格を延長するよ!」
こういうサービスはヒルトンやベストウェスタンは常にやってますし、他のホテルグループも時々やってます。
しかし、マリオットの開催は大変レアです!
何せ、マリオットのプラチナは、
・16時までのチェックアウト延長。
・リッツ・カールトン以外ではラウンジアクセス権付与
と、ヒルトンダイヤモンドばりの効力を持ちます。
Go to travelで割引も効きますので、大変美味しいキャンペーンです。
すでにヒルトンゴールドやIHGプラチナからのマリオットプラチナへのステータスマッチ の報告が続々届いてます。
格下からでも楽々プラチナ昇格できる、驚異的な緩さ。
期限が設けられていないのでいつまで続くかわかりませんが、短期であってもこのサービスは破格です。
ですが・・・・当ブログの管理人である私は、
「マリオットのステータスマッチ は完全に見送る」
という方針で決定いたしました。
その理由を、次の項で説明します。
ステータスマッチ をやめたの要因 ★
私がステータスマッチ に挑むのをやめた最大の理由は、「あまりにも敷居が低い」ということ。
Go to travelもありますし、プラチナ会員資格を数万円(最安で7万円程度)で貰えるのは、あまりにもお得です。
それ故に、プラチナ会員の人口が増える。
かつて、ヒルトンのステータスマッチ が大幅緩和(3ヶ月以内に4滞在でダイヤモンド資格)された時。
あの時と全く同じ状況が起きるのではないかと、私は考えております。
当時、私はクレカの力でダイヤモンド会員でしたが、正直、大変アホくさく思ったことを覚えてます。
これは十分にあり得る未来です。
また、理由のもう一つも重要な点です。
それは「マリオットのステータスマッチ参加権が消失するため」です。
ステータスマッチは各ブランドで一人一回のみ許可される特典です。
今回の件は「明らかにサービスが劣化することがわかり」「資金投資する価値があるか微妙」と思っています。
なお、ツイッターで「退会して再登録したらよくね?」と言っている方がいたので、実際にマリオットに電話して聞いてみました。
「してもいいけど、こっちは記録残ってるし、ホテルチェックイン時とかに発覚したらポイント全額没収の上、ブラックリストに載せて再登録できなくするよ」
という回答でした。
個人の自由なので止めませんが、私はリスクが怖いのでやりません。
先が見えない昨今ですので、今回のステータスマッチ をすることは決して悪くないと思います。
ただ、しっかりと失うものだけは把握しておきましょう。
次から、実際に過去、どういうことがあったかを思い出しながら書いていきます。
スイートにアップグレードされない
これは、実際ヒルトンステータスマッチ緩和期によくあったことです。
スイートルームへのアップグレード資格を持つ会員が飽和した結果、スイートルームへのアップグレードが大幅に成立しにくくなりました。
元々、スイートルームへのアップグレード、という分野の競争率は決して高くありません。
しかし、その要因は「上級会員の人口が少ない」からであり、その要因が何らかの原因で覆れば、瞬く間に破綻します。
そして、その「何らかの原因」こそが、緩和されたステータスマッチ なのです。
閑散期ならまだしも、繁忙期であった場合、スイートはまず狙えません。
そして、忘れてはいけないのは、「ホテルでは有償宿泊でその部屋を予約した人が最優先」という点です。
我々は「有償宿泊者がいなかったスイートルーム」という狭いフィールドで泳ぐ魚です。
今までのマリオットでは魚が少ないので餌にありつけましたが、今後は戦略的に動かないと、餌にありつける保証はありませんよ。
特に繁忙期となれば家族づれでスイートを取る人もいますので、普通に埋まることもあります。
リッツ・カールトン??
あそこは時々、繁忙期は高い部屋から埋まっていきますので完全に除外。
15泊のコストに見合わない
正直、「平時のプラチナチャレンジ」に関してはコストに見合った良いサービスだと思います。
Go to travelもステータスマッチ もないので平会員かゴールドで16泊。
値段的にも10万〜15万程度ですが、平時であればスイートへのアップグレード率も悪くありませんし、ラウンジも快適です。
満足度も高いし、2年でマリオット系列に7〜10泊以上する人は受けておいて損はないでしょう。
ですが、そのコストが35%引きされたことで一気にプラチナ会員の人口が増えたことにより、費用対効果が下がってます。
そう、値段こそ最安で7万円台まで下がってますが、同時にサービスの質も同じくらい下がっていると私は考えています。
先ほど申し上げたスイートルームへのアップグレードの競争率が上がることは、大きな要因の一つです。
15泊もしてプラチナ会員になったのに、中々スイートにはアップグレードできない・・・・ラウンジも混んでて快適じゃない。
うん、全部ヒルトンステータスマッチ緩和期によく聞いた話ですね。
7万円=大体0.5〜1リッツ・カールトン。
私のような庶民には大金と言って差し支えありません。
それだけの大金を「投資」のような感じでつぎ込んで、「今日もラウンジ混んでた」「今日もスイートじゃない・・・」とか思いたくないですからね。
では、次で昔実際にあったラウンジ激混み時期を軽く説明します。
ラウンジが激混みする
私は高級ホテルに着いてるラウンジが大好きです。
ヒルトンも、マリオットも、ハイアットも、IHGも全部大好きです。
でも、一番好きなのはIHGで次はハイアットです。
その理由は一つ、この二つのブランドは有償以外でのラウンジアクセスが非常に難しいからです。
クラブラウンジやエグゼクティブラウンジは、当然それぞれの特別なフロアに泊まらないと利用することができません。
そのフロアの室数は限られており、ラウンジを利用する人数が制限されます。
IHGは、かつてこそ一人5000円追加という緩和策がありました。
しかし、今はロイヤルアンバサダー会員と称される天上人の皆さまだけがクラブフロア外でも使用できます。
ハイアットはグローバリストと呼ばれる極地に至ったツワモノだけが、その枠とは別にラウンジの利用権を持ちます。
ですので、この二つのブランドは「常にラウンジが混みすぎない」ように調整されてます。
プライベートチェックインも、ティータイムも、バータイムも、朝食も、チェックアウトも。
混みすぎないラウンジで、快適に過ごしながら行えるのが最大の魅力です。
ここまで長々語って何が言いたいかというと、
「今回のステータスマッチでプラチナ会員がたくさん生まれたから、マリオット系列のラウンジが激混みして質が下がるよ」
ということです。
そりゃあ、スタッフさんからしたらクラブフロア以外にもアクセス券を持っているお客さんがたくさんいる状況です。
満足におもてなしできるだけでもすごいと思います。
これは極端な話ですが、ヒルトンステータスマッチ緩和期に「実際に滞在中、ラウンジには入れなかった」ことがあります。
理由はもちろん、アクセス権持ちが多すぎてラウンジが飽和した為です。
まあ、繁忙期の東京某所でしたが、チェックイン時の1時間待ちは心折れた。
なんでフロントの方が早いの? なんで?
しかも、私はクレカのおかげでダイヤモンドでしたので、本気で継続しようか悩みました。
実際、ヒルトン仲間の一人がこれを機にヒルトンやめて、今は元気にハイアットグローバリスト一本に絞ってやってます。
このおばか記事に出た人です。
まあ、ラウンジの件が今回見送りを決意した最大の理由ですね。
我儘ですが、せめてラウンジの人には宿泊時だけでも顔を覚えていて欲しいのです。
不思議なものですが、チェックアウト時の「◯◯様、いってらっしゃいませ」の一言だけで、「ああ、また来よう」と思えるものなんですよね。
最後に
今回は私の昔の経験をもとに、つらつら書かせていただきました。
まあ、正直マリオットプラチナにこんなに簡単になれるサービスはないと思うので、千載一遇のチャンスです。
「ラウンジの質とかスイートへのアップグレード成功率なんて関係ねえ!」
とお考えの方もいると思いますし、別にこのサービスを否定する気は毛頭ありません。
ただ、「過去に同じようなことがあってこんなことになった」ことだけは、ちゃんと覚えておいてください。
閑散期を狙えば普通にスイート狙えるでしょうし、使い方次第ですしね。
平日のクラブラウンジは本当にお客さんいなくていいと思いますよ。
かくいう私も、再来年にプラチナチャレンジできるなら3ヶ月使い潰すつもりです。
何せ、リッツ・カールトンではプラチナ会員以上は朝食無料のところもありますからね。
6,000円の朝食が二人分無料。最強ですね。
では、また違う記事でお会いできたら嬉しいです。
コメント
[…] こちらで過去の事例を書きましたが、この状況が延長されます。 […]
[…] こちらで過去の事例を書きましたが、この状況が延長されます。 […]